表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
49/99

第7話 新しい彼女

 異世界召喚があってから、弓里の俺に対する態度が変わる。膝枕もしてくれたし、あれはふられた俺を憐れんでしてくれたんだ。

 最近はフルートが学校へ来ることもないので、俺のロリコン疑惑が解消されたのだろうか。

 朝、教室に入ると高志と弓里が話しかけてくる。

 「おはよう、一人の登校は慣れたか。」「寂しかったら、私が付き合ってあげようか。」「ありがとう。冗談でもうれしいよ。」

雪島がいなくなって、クラスのみんなは気を使っているのか、雪島の話をしない。

 異世界での出来事は俺たち三人の秘密になっている。当然、俺が雪島に振られたことをみんなは知らない。

 弓里が俺に話しかけてくる。

 「放課後、図書室に来てくれる。」「どうしたの。試験勉強かな。」

 「教えて欲しところがあるのよ。」「分かった。」

俺はこれでも学校の成績を学年上位にしている。親に口出しされないためだ。

 放課後、図書室に行くと弓里は既に来ていた。

 「待たせたかな。」「いえ、来たばかりです。」

 「どこを教えればいい。」「私、嘘を言いました。」

 「勉強じゃないの。」「私、惚れてしまったの。」

 「誰に。」「分からないの。鈍いわ。」

えっ・・・俺に話すと言うことは、俺か高志だよな。う~ん、女心は分からないなー

 「考え込んでいるけど、結論は出た?」「俺か高志のどちらかだと思う。」

 「好きなのは、萩原君のことだよ。」「俺・・・どうして。」

 「どういうこと。」「俺、この前まで雪島と付き合っていたし、フルートのことでロリコン疑惑もあっただろ。かっこ悪いだろ。」

 「そんなことないわ。異世界で萩原君が転移魔法を使った時、かっこよかったわ。」「そうかな。」

 「私と付き合ってください。好きです。」「俺はよくわからないけど、これから知るようにします。」

 「それってOKなの。」「はい、付き合ってください。」「うれしい、勇気出してよかったー」

弓里は赤くなりながら言い、涙ぐむ。そんなにうれしかったんだ。弓里はクラスをリードする存在である。これまで凛々しく感じていたが、今はかわいく見える。

 俺は弓里と付き合うことになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ