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第5話 再会

 弓里が俺に声をかける。

 「私たちを助けてくれたのね。」「そうだよ。あのままだと戦争の道具になっていたかもしれない。」

 「やっぱり、お礼が必要ね。膝枕してあげる。」「どうしたんだ。急に・・・」

 「私がそうしたいのよ。」「じゃあ、甘えさせてもらうよ。」

高志が俺に感想を言う。

 「いつから、もてお君になったんだ。」「モテていないよ。ふられたんだ。」

雪島が俺に謝る。

 「ごめんなさい。ルイス様のことが好きになっちゃった。」「いいよ。雪島さんは自分に正直なんだ。」

谷垣が言う。

 「お前にはフルートちゃんがいるじゃないか。うらやましいぞ。」「俺は幼女に興味はない。」

弓里がみんなに言う。

 「静かにして、萩原君が休めないわ。」「「「は~い」」」

フルートは自分の家に戻ると王城へ転移する。フルートは玉座の間に現れる。

 「最古の魔女よ。いかがなされた。」「ルイス様、翼が異世界転移に巻き込まれました。逃げるならここへ来るかと思い。参じました。」

 「私に会いに来てくれなかったのか。寂しいのう。」「翼はすでに来たのですね。」

 「なぜそう思う。」「ルイス様が驚いていないからです。」

 「さすがだ。私に力を貸してはくれぬか。」「お断りします。」

 「まあ、聞いてくれ。今回、異世界召喚したのはドゴール王国だ。」「おそらく鮮血の魔女チェンバロですね。」

 「我が国の勇者エドガーが死んで、侵攻する好機と見ているのだろう。」「国を守るのは国王の仕事ですよ。」

 「勇者パーティにも国を守る責任があると思わないか。」「我は勇者パーティを抜けている。」

 「仕方ないですね。翼たちは客室です、案内させましょう。」「ありがたい。」

フルートは案内されて翼のいる客室に入る。そして、頭に血が上る。

 「翼、何をしている起きないか!」「萩原君は寝ています。」

弓里が答える。翼は弓里の膝で気持ち良さそうに寝ている。フルートの矛先は雪島に向く。

 「お前の彼氏が膝枕で寝ているぞいいのか。」「はい、別れましたから、今はルイス様一筋です。」

フルートは理解する。翼は初恋を終えて、新しい恋を始めたのだ。翼のステータスを見る。

   職種 魔法剣士 HP1500 MP5500 力400 敏捷性350 知力500 魔力2600 剣技250 スキル 初恋童貞レベル2

やはり、初恋童貞がレベル2になっている。今度の相手は弓里奈々か。

 「谷垣、翼をたたき起こせ。」「はっ、フルートちゃんの仰せのままに。」

谷垣が寝ている翼に近づく。すると谷垣は弓里にビンタされる。

 「痛いよ~」「萩原君を起こさないで。」

 「フルートちゃんの命令は絶対だ。起きろ!萩原!」

翼は反応しない。

 「フルートちゃん、失敗しました。」「役立たずのゴミムシめ。」

 「ご褒美、ありがとうございます。」

谷垣は涙を流す。フルートは心底、谷垣を気持ち悪いと思う。

 フルートは仕方なく、右手を上げてサンダーボルトを放つ。

 「きゃっ」「ぐげ~」

俺と弓里は電撃にしびれる。

 「酷いよ。寝ていたのに。」「寝たいのなら、我が膝枕をしてやろう。」

 「幼女に膝枕はちょっとねー」「文句があるのか。」

 「いえ、目が覚めました。」

やっとフルートはホッとした顔になる。俺はそれを見て、フルートがどんなに心配したか察する。

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