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第14話 ドラゴンスレイヤー

 俺たちは、アークドラゴンに勝ったが勝利の喜びはない。エルマーがライマーに指示する。

 「リーダーだろ。勝どきを上げてくれ。」「済まない。無理だ。」

 「仲間を失ったことは初めてか。」「二度目だが、アリーセとは長かったんだ。」

 「分かった。俺がやる。」

 「アークドラゴンに勝ったぞー、今日からドラゴンスレイヤーだ。」「「「おう」」」

声を上げたのは、俺とフルート、ロフトだけだった。ライマーとカルラは沈んでいる。

 アークドラゴンの死がいはフルートが回収する。そして、アリーセの死体を確認するが頭がアークドラゴンのうろこに潰されていた。即死だっただろう。

 フルートが杖で転移魔法の魔法陣を描き、俺たちは冒険者ギルド前に転移する。俺たちは、人々に囲まれる。

 「勝ったのか。」「アークドラゴンはどうした。」

人々は口々に声をかけてくる。エルマーが声を出す。

 「静かにしてくれ。俺たちはドラゴンスレイヤーだ。」

一瞬、静まり返るが歓声が沸き起こる。

 「「「「「「おーっ」」」」」

ギルド長のクレールが出てくる。

 「詳しくは私の執務室で効きます。アリーセは残念でした。」

クレールはアリーセの死体を見ると悲しそうな顔をする。アリーセはギルドの死体安置所へ運ばれる。

 俺たちはクーレルにアークドラゴンとの戦いの様子を話す。クレールは俺たちに言う。

 「全滅しなくてよかったです。アークドラゴンはギルドで買い取らせてください。」

それから、クレールは俺を見る。

 「翼、あなたはSランクの実力を持っていたのですね。本当のステータスを見せていただけませんか。」「断ります。」

 「まあ、いいでしょう。Sランクにランクを上げます。」「ステータスを見せなくていいのですか。」

 「翼の働きなら問題ありません。」

ちなみに俺のステータスは、アークドラゴンを倒したことでかなり上がっている。

   職種 魔法剣士 HP1200 MP5200 力350 敏捷性300 知力400 魔力2400 剣技200 スキル 初恋童貞レベル1

 異世界にいることが出来る時間は日曜分の2日間があったがアリーセの葬儀とアークドラゴンを倒した祝いで終ってしまった。

 アークドラゴンはギルドが金貨300枚、3億コルで買い取る。俺たちは6等分に分けて、金貨50枚、5000万コルを手にする。

 さらに国王のルイスに召喚される。フルートは嫌々行くことにする。

 ルイスは、俺とライマー、ロフト、カルラに士爵の位を授けて、一応貴族の仲間入りをする。フルートとエルマーはすでに淳男爵の位を持っていたので、男爵になる。

 ルイスは俺たちと話すことを楽しみにしていた。特に俺に興味があるようだったが時間がないので、俺とフルートはお暇して、魔法陣で転移する。

 フルートは俺の部屋に戻ると俺に質問する。

 「ドラゴン退治はどうだった。」「もうやりたくないよ。」

俺は、お気楽に異世界を楽しみたいのだ。

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