表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
39/105

第11話 戦い開始

 翌朝、俺たち「帰らずの森」と「銀翼の剣」は冒険者ギルドの前に集まる。ギルド長のクレールが俺たちに言う。

 「アークドラゴンは強敵だが、君たちなら討伐できると信じている。無事に帰ってきてくれ。」「「「おう」」」

フルートが転移魔法の魔法陣を描き、全員が魔法陣に飛び込む。魔法陣は岩山のふもとに繋がっていた。俺はすぐに魔力探知を始める。

 大きな反応がある。アークドラゴンだ。昨日と場所はほとんど同じだ。どうもあそこが奴のねぐららしい。ライマーが指示を出す。討伐隊のリーダーはライマーだ。

 「隊列を作って進むぞ。物音を立てるな。」

俺、エルマー、ライマー、ロルフが前衛で、フルート、アリーセが援護、カルラが後衛である。俺たちは物陰に隠れながら移動して、アークドラゴンに近づいて行く。

 そして、森が途切れて隠れる物が無い所まで接近する。ライマーが俺に指示する。

 「俺たちが突っ込んで奴にブレスを使わせるから、あとは頼むぞ。」「任せてくれ。」

エルマー、ライマー、ロルフが飛び出してアークドラゴンに迫る。エルマー、ライマーが左右に分かれて、ロルフが正面から行く。

 ロルフの戦斧がアークドラゴンの右前足に叩きつけられるがはじき返される。エルマーは左前足へ剣を打ち込み切る。エルマーの剣はうろこを切り裂いていくがキズは浅い。

 ライマーが腹を狙って切りつける。こちらもうろこを切り裂くが傷は浅い。

 アークドラゴンは、体を震わせ、尾でエルマーたちを狙う。エルマーたちは距離をとってかわしていく。彼らの動きは早い。

 その時、俺は魔力が膨れ上がるのを感じる。これはフルートだ。魔力の隠ぺいを解除して解放したのだ。アリーセが後ずさりしながらフルートのステータスを見る。

   職種 魔法使い HP5000 MP100000 力500 敏捷性500 知力1000 魔力30000 剣技40 スキル神の加護

 アリーセはけた違いのステータスに腰が抜けそうになる。最古の魔女は化け物だ。どんな恐ろしい魔法を使うのだろうか。目が離せない。

 フルートは無詠唱でエアカッターを放つ。初級魔法だが、フルートが使うと別物だった。エアカッターはコントロールされ、アークドラゴンの片翼を根元から切り裂く。

 魔法を寄せ付けないはずのアークドラゴンの体をエアカッターで切り裂いたのだ。アークドラゴンは片翼を失い、飛べなくなる。

 アリーセは震えながら質問する。

 「さ、最古の魔女様、何の魔法を使ったのですか。」「エアカッターだ。威力を高めるとドラゴンを切り裂くこともできるぞ。」

 「エアカッター?初級魔法ではありませんか。」「十分であろう。それより援護を忘れているぞ。」「は、はい、すみません。」

アリーセは慌ててファイヤーアローで援護を始める。

 翼を奪われたアークドラゴンは怒りの唸り声を上げる。そして、首を高く持ち上げる。

 俺はアークドラゴンがブレスを吐く瞬間を今かと待ち続ける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ