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第2話 初めての冒険

 2日目、俺はフルートの平手打ちで目を覚ます。

 「ようやく、目を覚ましたか。腹が減ったぞ。」「えっ、寝過ごした?」

 「安心しろ。まだ朝だ。」「良かった。時間を無駄にするところだった。」

 「我に感謝するがいい。」「ありがとうございます。」

俺は朝食を済ませると早速、出かける準備を始める。準備とはいっても登山用の靴とサバゲー用の迷彩服だけだ。

 「なんだ。その服装は。」「迷彩服だよ。」

 「魔法使いらしい服を着たらどうだ。」「俺には分からないよ。」

 「仕方ない。これをやろう。」

フルートは短剣とショルダーバックを渡してくれる。

 「これは何?」「短剣は獲物を血抜きする時に使え、バックはアイテムボックスだ。獲物を入れるといい。」

 「ありがとう。大切にするよ。」

俺はありがたく受け取る。

 「では、冒険に行って来るよ。」「午前中は、慣らしじゃ。家の敷地の周りから離れるなよ。そうすればいつでも結界の中に逃げ込めるからな。」「分かったよ。」

俺はフルートの指示に従うことにする。なにしろここは帰らずの森なのだから。

 森の中を歩いていくと茂みが揺れる。茂みから何か飛び出す。俺は反射的にダートウォールを使って防御する。防御を突き破って角が飛び出す。

 魔獣の角が刺さっているらしい。俺は表を見て確認する。ホーンラビットだ。俺は青くなる。もし防御していなかったら俺は腹を串刺しになっていただろう。

 フルートにもホーンラビットは動きが速いから気をつけるように教えられていた。俺は短剣でホーンラビットの首を切って血抜きをする。

 頭の角は高価なので折らないように注意して防御壁から抜いて、アイテムボックスに入れる。俺は家の敷地から離れないようにして森を探索する。

 魔獣は出てこないが見たこともない植物であふれているので飽きることはない。俺は昼近くになったので帰ることにする。

 すると遠くから「ドドドドドドドドド」と何かが走って近づいて来る音が聞こえる。俺は木の影に隠れて様子を見ると黒い影がものすごい勢いで向かってくる。

 魔獣に違いない大物だ。影はどんどん近づいて来る。ソードボアだ。この前のものより大きい。俺はファイヤーボールで仕留めることにする。

 俺は木の影から出て立ちはだかる。距離を測って30メートル位近づいたところでファイヤーボールを打ち込む。爆風が起きてソードボアを吹き飛ばす。

 ソードボアは近くの木に衝突して木をなぎ倒し、動かなくなる。俺は駆け寄ってソードボアを見ると絶命している。血抜きのため短剣で首を切る。

 ソードボアはかなり大きい。バックにどうやって入れようか考え、この小さなバックには入らないなと思いながらソードボアに鼻の部分だけかぶせるように入れるとソードボアは吸い込まれるようにバックの中に消える。どれだけはいるかわからないがこれは便利だ。

 俺は無事、午前中の冒険を終え帰るとフルートが出迎えてくれる。

 「冒険はどうだった。」「楽しかったよ。ホーンラビットとソードボアを仕留めたよ。」

 「よくやった。解体方法を教えてやろう。」「お願いします。」

俺はフルートの指示を受けながらホーンラビットとソードボアを解体する。

 ホーンラビットの肉は干し肉にする。残りは夕食にシチューにすることにする。

 ソードボアは肉を切り分けてバックに収納する。ソードボアはイノシシに似ているので後で調べて調理しようと考える。

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