第20話 コルトバ王国とドゴール王国
コルトバのルイス王はドゴール王国侵略に向けて騎士団長たちと会議を進める。新たな第一騎士団長が発言する。
「ドゴールは偽の勇者パーティを失っていますが騎士団は未だに健在です。彼らに一歩先んじるために最古の魔女を引き入れてはどうでしょうか。」「フルートか、奴は私の誘いを断っているぞ。」
「ドゴール壊滅の栄誉が手に入るのです。今一度、再考をお願いします。」「分かった。帰らずの森に使者を送ろう。」
「ありがとうございます。最古の魔女がいれば、勇者パーティは最強となるでしょう。」「貴君らは勇者パーティがいないと勝てないのかね。」
「そのようなことはありません。」「戦争は何が起きるかわからんぞ。勇者パーティがいなくても勝てるように訓練してくれ。」
ルイス王は会議を終えるとライマーを呼び出す。
「勇者の調子はどうだ。」「以前より腕を上げています。女の子のためなら、何でもする奴です。」
「そうだな。変態だが役に立つからな。」「はっ。」
谷垣は女の子にもてるために訓練も真剣に取り組んでいる。谷垣のステータスは
職種 勇者 HP2200 MP800 力400 敏捷性300 知力80 魔力200 剣技1200 スキル ロリッコハーレムレベル5
となって、かつての勇者エドガーを剣技で越えている。これでも谷垣は成長途中だ。
ルイスは、帰らずの森へ向かった使者たちの報告を待って、最古の魔女の参加の有無にかかわらずドゴール王国へ進軍すると決める。
ドゴールのフロイス王は戦争への勇者パーティ登用を諦める。コルトバが、勇者パーティを作り上げるまで待つとは考えられなかった。
フロイス王は国境にいる第五騎士団を除き、新設された第一騎士団、第二騎士団及び第三騎士団、第四騎士団、第六騎士団を招集する。
「我が国は、今まさに窮地に立たされようとしている。コルトバが我が分を理解せず、ドゴール王国に進軍しようとしているからだ。」
場は物音一つしない。だが、緊張と殺気が漂っている。フロイス王は続ける。
「神は、このような蛮行を許されるであろうか。」「「「否!」」」
「そうだ、これは神の御心を裏切る行為だ。我々はどうすればいい。」「「「殺せー、殺せー、殺せー」」」
「賢明な諸君らは理解している。愚かな侵略者を排除せよ。」「「「おーおおおおおおおぉぉぉーーーーーー」」」
「コルトバを消してしまえーーーーー」「「「おーおおおおおおおぉぉぉーーーーーー」」」
「おお、我は、諸君らが吉報を持ち帰ることを信じて待つとしよう。」「「「フロイス!フロイス!フロイス!」」」
「行けーーーーー、わが友よーーーーー」「「「おーおおおおおおおぉぉぉーーーーーー」」」
ドゴール軍は国境に向けて進軍を開始する。




