第12話 勇者パーティの進軍
ルイス王は勇者パーティを招集する。
「諸君らの活躍でドゴールの侵攻は止められたが、いまだ国境の町エルトはドゴールの騎士団が駐留して支配している。」「しかし、我々も先の戦闘で騎士団に被害が出ています。」
谷垣に代わってライマーが答える。谷垣は心ここにあらずである。
「そこで第三騎士団と第四騎士団を引き連れてエルトからドゴールの騎士団を排除して欲しい。」「分かりました。」
「勇者谷垣殿もよろしいかな。」「俺、忙しいのだけど。」
「エルトには少女たちがドゴールの圧政に苦しんでいるのですぞ。」「それはいけない。すぐに助けに行こう。」
ルイス王の言葉に谷垣はやる気を出す。ルイス王はロリコン谷垣のコントロール方法を身に着けていた。
さらにルイス王は雪島に言う。
「そなたを危険にさらすことになって済まない。」「気になさることはありませんわ。」
筋肉フェチの雪島はルイス王の筋肉に惚れ込んでいる。ルイス王のためなら何でもできるのだ。
ライマー、エルマー、ロルフ、カルラは再び戦いの最前線に出ることになり緊張する。
勇者パーティと第三騎士団、第四騎士団は王都を出発するが沿道は民衆で埋め尽くされ声援がかけられる。またしても谷垣の周りには女の子が集まる。
雪島とカルラは、この変態のどこが良いのか理解に苦しむ。谷垣のスキル ロリッコハーレムはレベル10になっていた。
一行は、ひとまずルブリンを目指す。ここで補給部隊と合流するのだ。ルブリンでは谷垣が我が世の春を謳歌する。
部屋にひしめく女の子たちに騎士団長たちは谷垣にクレームをつける。
「勇者様、いい加減にしてください。士気にかかわります。」「僕は忙しいのだ。後にしてくれ。」
谷垣は取り合わない。矛先がライマーに向く。
「ライマー殿、何とかしてください。」「今の谷垣に何を言っても無駄です。あれでも剣の腕は勇者パーティ、一なんですから目をつむってください。」
「これでは部下に示しがつかない。」「分かりました。私がみんなに話しましょう。」
ライマーは第三騎士団、第四騎士団の前で話すことになる。
「みなさん、勇者の奇行については分かっていると思う。あれは病気だ。ロリコンという重い病にかかっている。」
騎士たちがざわつく。
「あれでも戦になればちゃんと戦える。生暖かい目で見守って欲しい。」
翌朝、勇者パーティと第三騎士団、第四騎士団はエルトに向かって進軍する。




