第11話 ドゴール王国とコルトバ王国の動き
フロイス王は会議でコルトバに侵攻した勇者パーティと第三騎士団が全滅したと報告を受ける。フロイス王は不機嫌になっていう。
「チェンバロはどうした。次の勇者を召喚するように言ってあるぞ。」「そ、それが数日前から城内で見た者がおりません。剣士夷隅もいません。」
「逃げたな。殺せ。」「異世界召喚はどうなさるのですか。」
「最古の魔女を雇い入れよう。彼女は絶世の美女だからな失礼の無いようにな。」「は・・・はっ。」
宰相エメリは疑問が浮かぶ。最古の魔女フルートは幼女の姿をしていたはずだ。調べさせたので間違いない。
フロイス王は何を言っているのだろう。幼女が絶世の美女、王はロリコンになってしまったのだろうか。
フロイス王はフルートが勇者パーティにいたころの姿を覚えていて手に入れたくなったのである。
エメリはフルートをスカウトするため使者を送り出す。だが、場所はコルトバ王国の帰らずの森の中である。使者が無事にたどり着けることを祈った。
ドゴール王国では、新たな兵を募集して軍を強化している。全滅した第三騎士団も冒険者を中心に集めて新たに作りだしている。
さらに第一騎士団と第二騎士団をコルトバ王国内のエルトに駐留させている。さらに国境には第五騎士団が進軍している。
コルトバ王国のルイス王も黙ってはいなかったが、先の戦いに参加した第一騎士団、第二騎士団、第五騎士団の消耗が激しかった。
それだけ、井上たち勇者パーティと第三騎士団は手強かったのである。特に第一騎士団は騎士団長を失っている。
ルイス王は冒険者を中心に兵を募る。好待遇に軍に入る者も多いが、戦争を嫌う者はコルトバ王国、ドゴール王国から去っていった。




