第10話 チェンバロとの夜、二夜目
フルートは俺の部屋に戻ると早速テレビのスイッチを入れる。テレビはニュース番組だ。フルートは情報収集に余念がない。
チェンバロはテレビを見て、俺に質問する。
「あの魔道具はなんだ。この世界は魔法がないはずだぞ。」「あれは、テレビだよ。映像を映す機械だよ。」
「機械?魔法を使っていないのか。」「そうさ。これもそうだよ。」
俺はスマホをチェンバロに見せる。チェンバロはスマホを興味深そうに見ている。
フルートは次に土日の新聞を読み始める。俺はスマホでニュースを見るがフルートは新聞を重視しているようだ。
夜も遅くなり寝ることになる。布団がないのでシェラフを出してきてチェンバロに使ってもらうことにする。
俺とフルートは、ベットで一緒に寝る。フルートは俺の右腕に抱き着いて眠る。俺は昨晩のことが気になって寝付けずにいる。明日は学校なのにちょっとヤバい。
早く寝ないと・・・フルートが一人、フルートが二人・・・
フルートが100人になった時、チェンバロがシェラフから出てくる。まさか、今夜もかー
チェンバロは足音を立てずに俺のベットに潜り込んでくる。チェンバロは俺の左手を上に取ると温かくて柔らかいものに押し当てる。これって胸だよな。
俺は寝ているんだー気づいていないぞー落ち着け、落ち着けー
今夜も俺の自制心が試されることになる。俺のベットは一人用だ。当然、入って来たチェンバロは俺に密着することになる。昨夜より刺激が強い。
俺は一晩中、スケベ心と戦って一睡もできなかった。




