第4話 チェンバロとの再会
俺はとりあえずフルートと夷隅先生を落ち着かせる。頭の痛い問題は残ったがとりあえず放置する。俺は夷隅先生に質問する。
「先生、チェンバロの居場所を知りませんか。」「私のことは冴子と呼んで下さい。」
「先生ですからできません。」「分かりました。萩原君が高校を卒業したら冴子と呼んでもらいます。」
夷隅先生は俺が高校を卒業しても付きまとうつもりなのだろうか。俺は心配になって来る。いや、今はチェンバロが先だ。
「俺たちはチェンバロに会いたいのです。」「チェンバロさんは美人ですものね。もう浮気をするつもりですか。」
「何を言っているのです。俺はチェンバロに異世界召喚をやめさせたいのです。」「そうでしたか。私は、口説きに来たかと思ってしまいました。」
「で、知っているのですか。」「ええ、私はチェンバロさんの部屋に住んでいます。何でも一人にしておけないそうです。」
俺はチェンバロの判断は正しいと思う。夷隅先生を一人にしたら何をするか予想がつかない。
「先生の部屋を見てみたいな。」「萩原君はエッチですね。女の人の部屋を見たいなんて、でもうれしいです。」
夷隅先生は嬉々として部屋へ案内を始める。途中、兵士に会うが夷隅先生が挨拶をするとフリーパスだった。
「こんにちわ。」「ああ、こんにちわ。迷子にならないでくださいよ。」「えへへ。」
何か物騒なワードが聞こえたが無視することにする。
「ここが私とチェンバロの部屋です。」
夷隅先生はノックをしないでドアを開ける。チェンバロの怒った声がする。
「冴子、なぜノックできないの。何度も言っているでしょ。」「ごめんなさい。お客さんを連れてきたの。」
夷隅先生は悪びれずに言う。チェンバロは夷隅の言葉に少し驚いて振り向く。
「誰を連れて・・・あっ、お前は。」「お久しぶりです。」
俺はチェンバロに声をかける。チェンバロはうろたえる。
「なぜ、いる。何をしに来た。いや、捕えてやる。」「待ってください。話をするために来ました。」
「話などする必要はない。のこのこやってきおって、お前はおしまいだ。」「鮮血の魔女ごときが、我の前でそんな態度をとってよいのか。」
「子供は黙っていなさい。子供でも容赦しない・・・・・」
チェンバロが途中で固まる。そして、青くなる。
「ようやく立場が分かった様じゃな。」「お前は、いえ、あなたは何者ですか。ま、まさか最古の魔女様でしょうか。」
「我はフルート、最古の魔女と呼ばれている。」「その少年とはどういう関係ですか。」
「俺はフルートの弟子だよ。」「お前には聞いておらん。]
チェンバロのステータスは
職種 魔法使い HP2000 MP7000 力200 敏捷性200 知力400 魔力4000 剣技100 スキル 切り裂きの手刀
だ。俺はステータスの偽装をやめて、チェンバロにステータスを見せる。
職種 魔法剣士 HP2300 MP6800 力550 敏捷性550 知力720 魔力3500 剣技350 スキル お姉さんハーレムレベル1
チェンバロは目を見開く、俺のステータスはチェンバロに匹敵していた。
「偽装していたのか、見抜けなかったぞ。」「でも、フルートの偽装には気づいたんだ。」
「フルート様は数値が異常に低かったのさ。私の感は、かなり強力な魔法使いだと告げていたがステータスが低くすぎたからな。」「我のステータスが気になるか。」
「は、はい。」「教えてやろう。」
フルートはステータスの偽装を解く。
職種 魔法使い HP5000 MP100000 力500 敏捷性500 知力1000 魔力30000 剣技40 スキル神の加護
チェンバロはフルートの化け物のようなステータスに反抗する気を根こそぎ奪われる。




