↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の部屋のクローゼットが異世界と繋がったことについて  作者: ぽとりひょん
第8章 コルトバ、ドゴール開戦前夜
PR
111/212

第3話 夷隅との再会

 俺たちは、町や村を通りぬけて森の中で1泊して王都に到着する。これまで戦争の影は感じられなかった。情報収集したが王都で兵士を募集している以外は分からなかった。

 王都に入る時、門兵に身分証として冒険者ライセンスを見せる。俺もフルートもSランクだ。門兵は急に愛想良くしていう。

 「Sランクの冒険者か。すごいなー、今、兵を募集しているから、Sランクだと優遇されるよ。どうだい。」「はあ。」

 「一度顔出してみてよ。」「分かりました。ありがとうございます。」

俺は適当に相手をして門を通る。王城には呼ばれなくても行く予定だ。俺とフルートは王城で兵の募集を受ける。

 フルートはSランク魔法使いで即採用される。俺はSランク魔法剣士で質問される。

 「魔法剣士とはどのようなものかね。」「魔法と剣が使えます。俺の場合、魔法使いと思ってもらえばいいです。」

 「そうか。魔法使いか。魔法使いは貴重だから助かるよ。」「はい。」

俺たちは同じ階級章を貰う。兵長の階級だそうが俺たちには関係ない。階級章をつけると城の中の探索を始める。派手に魔力探知をするわけにはいかない。

 城の中で魔力探知をすれば怪しまれるだろう。足で探すしかない。最初は浅く兵の訓練所を中心に探すことにする。これは時間がかかりそうだ。

 俺は気合を入れる。ところがあっさり見つけてしまう。剣の訓練所を見た時、知った顔がいた。夷隅先生だ。ステータスは

   職種 剣士 HP120 MP100 力20 敏捷性15 知力90 魔力20 剣技100 スキル我が道異空間レベル1

で実戦にはまだほど遠い。

 俺が見ていることに夷隅先生が気づく。

 「萩原君、おーい。」「・・・」

夷隅先生は状況に関係なく笑顔で声をかけてくる。夷隅先生に剣を教えていた騎士と見学していた騎士が、俺とフルートに気づいて近づいて来る。

 まずい。夷隅先生との関係を探られる。どうする。来るぞー、やばい、やばい。どーする。

 騎士二人が俺たちに声をかけようとした瞬間、糸が切れたように倒れる。

 「翼、何をしている。さっさと殺さないか。」「フルート。殺したの。」

 「当たり前だ。気づかれたのだからな。」「殺さなくても無力化できれば・・・」

 「甘いぞ。チェンバロに会うのだろ。覚悟しろ。」「分かったよ。」

 「萩原君、人殺しはだめですよ。」「お前は黙っていろ。口を開くな。」

 「あなた、子供なのだから・・・態度が大きいですよ。」「我は1000年生きておる。年上だ。」

 「1000年も生きられるわけないでしょ。嘘はいけません。」「翼、こいつを黙らせろ。」

 「夷隅先生、助けますから静かにしてください。」「私、元の世界に戻れないのでは・・・」

 「返しますから言うことを聞いてください。」「本当なのね。そのために私は萩原君の言うとおりにしなければならないのね。」

 「まあ、そうなります。」「萩原君は私にエッチなことを求めているのね。生徒だけど仕方ありません。脱ぎます。」

 「そんなこと求めていません。服は脱がないで。」「分かったわ。今はこうね。」

俺は夷隅先生に抱きしめられる。フルートが声を荒げる。

 「こら、離れんか。我の翼に何をする。」「私は萩原君のものになったのだから当然です。」

俺はいつからフルートのものになったのだ。それに夷隅先生は何を言っているのだ。俺は混乱する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。