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第17話 エルマーの戦い

 エルマーに井上と小塚が向かって行く。エルマーはコルトバ王国一の剣士として名高い。余裕で井上の相手をする。小塚は後ろに回り込み隙をうかがう。

 エルマーは小塚に背を見せているが、小塚は打ち込めない。このままでは井上が疲弊してしまう。小塚は耐える。

 井上は打ち込みの全てをエルマーにいなされてしまう。実力差を感じるこのままでは勝てない。井上はSランク剣士のすごさはカールと戦って身に染みていたが、カールとは次元が違っている。

 井上はとにかくエルマーの剣を抑えることに集中する。剣を使えなくすれば、後は小塚が勝負をつけてくれるはずだ。

 井上は片手剣で上段から打ちこむ。エルマーは予想道理剣をすりあげて剣筋の軌道を変えてかわす。その時、井上は剣を持っていない左手のひらをエルマーの剣に押し当てる。

 剣は手のひらを串刺しにする。井上が笑う「やったー剣を封じたぞ」井上の捨て身の行動に小塚が動く。

 小塚は剣を腰だめにしてエルマーに後ろから襲いかかる。

 「はあーあああぁぁぁぁーーーー」

剣がエルマーの背中に突き入れられる寸前、エルマーは後ろを見ないまま蹴りを放つ。蹴りは小塚のわき腹を直撃して小塚を弾き飛ばす。

 小塚は飛ばされ地面を転がり、カールが倒れている近くで止まる。小塚は気を失っていた。

 小室が援護のファイヤーアローを打ち込むが、全て雪島の防御に阻まれる。

 そして、小室と神谷には第二騎士団と第五騎士団が迫っている。小室はエアスクリーンを展開して防御し、第二騎士団と第五騎士団にファイヤーアローの雨を降らせる。

 雪島がエルマーに指示を出す。

 「エルマー、戻って倒れている剣士を拘束して、勇者の相手は谷垣にしてもらいます。」

エルマーは井上からゆっくり距離をとり下がると谷垣が井上の前に出てくる。

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