松永さん
松永さんのお話です。閑話ではなく、本編にて話を展開します。
結婚の話と、その前に見つかった大きな話
松永さんが
「二人で話したいんや」って、俺の屋敷を訪ねて来た。
驚いたよ。松永さん、
「俺は前世の記憶があんねん。」
転生者だった。
うすうすおかしいなと思ったんだ。でもあんまり勉強しなかった人らしい。
「内政チートは知らん」
(でも、他の転生者にあって内政チートはとかは言われたらしい。この世界、転生者多いよね?)
しかも、転生する前は46で殺されたって。
時代はバブルの最後のとき1993年。ぎり戦後生まれ。いわゆる団塊の世代。前世の祖父よりは後の生まれだな。
大阪あたりのそっちの方だったらしい。もんもんを見せてくれた。
だからかぁ。鉄砲使うとうまいのよ。食い物に強いのよ、交渉も強いのよ。
商売なんかも上手いのよ。
「裏切りはしてないねん、自分からは」
周りに病死や事故死が続いて、裏切りのイメージだと。
むしろ長慶さんのために無茶したぐらい、尽くしたらしい。
そうね、史実でもそんな話があったよ。十河一存らの死だよ。。
確かに事故とか病死が多すぎて、そう疑われたみたいな。
策略上手だけど。
確かに、信長様以外は史実でも裏切りとは言えん。もし史実の松永がこの目の前にいる松永さん同じならね。
「仁義に背けない」
だって。
じゃあ俺のとこに来たのは、なんでって思うけど、
俺があんまり化け物だから、傅くしかなかったって。
しかも
「実休さんを救うのを許してくれた。これがデカイねん」って。
あぁ、確かに三好三人衆を潰す時に実休が捕まった。
松永さんが「実休の処刑は処刑しないほうがいい。殺さないでほしい」と言ったんだ。
よくわからないけど、あまりに真剣だったから。俺が信長様に上申したんだ。
で実休さん、弟じゃなく長慶さんの子供だって。えっ年齢は?
「ごまかしたんや」
3つくらい誤魔化したって、あと生まれは史実と違うんだ。
1527の生まれと思ったら、この世界では1531年生まれとしているんだ。実際は1534年なんだ。
長慶は1521年生まれだから十三の時に生まれたのか。
しかも妾だって。偉い人の子供と婚姻直前で生まれたから、数年隠した後に兄弟にしたとか。
驚いた。
マジで。
そうか。
だから実休だけ殺したくなかったのね。
だから実休さんの子を十河家の当主として残し、その後に三好のトップにしたと。
最初は三好三人衆がうるさく織田に喧嘩を振ると実休さんが危ないから畿内から排除しようとした。
でも、義継は長慶の子じゃないし、実休がいると、自分の存在が怪しくなるから、邪魔で殺そうとした。約束を破って。
それが嫌で三好を壊し、十河家を残した。で、義継は毒で殺した。その時に頼んだのが百地だと。
なんか納得。だから義継が都合よく死んだのか。
「実休様は十河に見送った。実休様が、実休様の子が、長慶様の子孫が生き残れるように」
涙ながらに語るとか、義に熱いわ。
そこまで思ってもらった長慶様はいいよね。
そんな家臣に愛される主君になれるかなと思うと
「いや、勝蔵様は愛されてるわ。
それに長慶様と見た夢を、勝蔵様に見た。
年下とかそんなの関係ないねん。ただ、漢として惚れたんや。」
あぁ。そうですかぁと。正直ビビった。
「でも、いつ俺が転生者と気づいたんです?」
「梅と素麺や、紀州の梅に、三輪そうめんって」
あぁ内政チートはやっぱりダメだ。
でも全てが得心を得た感じ。
大和が上手くいったのも、転生者で前世の出身地だったから。
にしても、はぁ、やっと、まともま転生者にあった。
他にも怪しいのいるんだよな。触れたくない。
あの人らはおかしいもん。
あんま関わらないようにしてるけど、絡んでくるのよ。
松永さんが転生者と言うことですが、気づいて方も多いかと。それっぽくはしてありましたがどうでしょうか?




