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森勝蔵長可 転生者は家族を守りたいが為、狂い笑う。  作者: 確かな嘘
第4章 上洛と畿内と・・・
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閑話 与太話 仙石の工作①

仙石の上洛後の後日談です。

仙石は京をから戻ると、羽柴秀吉に呼ばれた。


「仙石、お前にうちの隊での居場所はない。」

そりゃそうだ。規律違反した者を残したら、隊がおかしくなる。

長島の時もそうだった。


「勝蔵殿のところに挨拶してこい。迷惑をかけただろう。」

「はっ」


勝蔵の家へ急ぎ向かう。

仙石は勝蔵に、彼らになんと言えば良いか悩んだ。


藤堂や可児、慶次殿、竹中様にヨーゼさんたち。皆いい人たちだ。

きっと「しょうがねぇなあ」と言われる。


でも、そんな言葉をかけてもらえる立場じゃない。


「やぁ、ゴンさん来たねぇ。」

勝蔵様は変わらない。

「この度は申し訳ありません。」

「ゴンさん、謝られても嬉しくない。それより工作部隊の現場主任が一人足りないんだよねだよね。」


俺が惚けた顔をすると。


慶次殿「バカのゴン、勘が悪いなぁ」

ヨーゼさんとマッシュさん

「ゴンよ、勝蔵様が言っていることわかるか?」

「ゴン、わからんねえなら、死ぬか?」

「マッシュ、簡単に殺すな。わからんで死んでたら世の中は死体だらけだ。」

勝蔵様はそう言う。


涙が出た。居てもいいのか。

そう聞きたい?

「居てもいいが、居候だ。勝蔵様とうちの家事を頼むよ」

竹中様が言った。

「あっ、狡ぃ」

慶次殿だ。

「お主は、ほぼ勝蔵様の家にいるだろう?」

各務様だ。

「本当、そうだよ。もう俺の家に住む?ゴンさんも住むし、家デカイし。でも慶次にぃも掃除してね。」

「うーん」

「掃除で悩むとこ?」一太が笑う。


皆が笑った。ほんとにこの隊の役職付きは勝蔵様の家にいる。各務様の家族も大抵いる。

ここに居たい。

「居させてください。」

「じゃあ、これ付けて。」頭巾をつけらさせられた。



「一応、公には身分バレはダメだからね。お屋形様は結果出せば戻しても良いって言ってたから。」

「似合わない」可児が言う。普段喋らんくせに。

皆が笑った。


「普段喋んねえのに、こんなときだけ喋った。」

「一太、いい度胸だ。槍の研ぎが必要だ。」

「血で錆びるだろう。勝蔵様〜」

「急に乙女になられても」

皆が笑う。

「ゴン、私の部下だ。守りなさい。」

「いつ、お前はそんなに偉くなった?」

マッシュさんのドスの効いた声。

変わらないこの隊は。人と人が殺しあう、皆が暗いこの時代に。



仙石さん、工作始めます。

ゴンさんが好きなので作った話です。

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