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森勝蔵長可 転生者は家族を守りたいが為、狂い笑う。  作者: 確かな嘘
第4章 上洛と畿内と・・・
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閑話 与太話 仙石の工作②

短い話ですが、お読みいただければ。

今日は、宇佐山近辺の道の慣らし。坂本の先に城と砦の間のようなものができた。

そこから京へと続く道と北近江や伊勢に続く道。比叡山の下には街と比叡山側に関所を作り、人を通さないらしい。比叡山には物流(物の運搬のことらしい。)を通さないようにするんだそうだ。


木槌と土を掘る道具で、ひたすら石をどかし、固める。

その繰り返し。壊の一族が楽しそうに土を掘り起こす。

一太たちの号令で木槌を叩きつける。そして数人隊列で叩いて行く。

そして道を作り、ものが運ばれ、道が良くなる。


生活のため、商売のための道でもある。

勝蔵様は戦上手だ。

同時に人の笑顔を作るのが上手い。領土も新人たちがいいところにするため頑張っている。ヨーゼさんやマッシュさん、藤堂たちが指示している。


俺は体がデカイから目立つ。

他の隊の連中が通る時には、気づいたようにこっちを見る。ちらほらと噂話をしている。

気にしない。ここに居るためなら、どんなことも耐えられる。寧ろ気持ちいくらい。

勝蔵様はうちの隊が妖怪隊と罵られていた時におっしゃられていた。

「笑われようと、悪口言われようと、大事なものを守ったもん勝ち」と。


そうだこれを守りたいんだ。守りたいものを、それらを守る人を、

人が喜ぶものを作る人を。

これらを守りたい。だから武士になった。武士を捨てなかった。

彼女に誇れる仕事をする。

それでいい。俺にはそれしかできない。


夕日が沈みかける。

「よし、野郎ども、今日は終わりだ。うさ耳城に戻るぞ。」

宇佐山にある城未満砦以上のものを一太はうさ耳城と呼ぶ。

皆は乙女の一太とからかう。

ちゃんと呼べば、からかわれない。だが彼女はそれすら楽しむ。

勝蔵様の隊は笑顔の隊だ。



ゴンさん、決意しました。

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