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友達と恋人の中間

「よっしゃ買い出し行こうぜ!」

四人が落ち着いた頃に坪井の号令をかけた。


受付に行くと坪井はオーナーに近くに店が無いかを聞いていた。


「バスしかないってよ。一時間に一本だってさ。」

三人がロビーで待っていると坪井が戻ってきた。

「まぁ良いんじゃね?どうせまだ三時だしゆっくり買い物しようぜ。」

坪井と桜庭がやり取りをして出発となった。


バス停までは近くちょうどバスが来たため乗り込んだ。

スーパーに到着すると飲み物お菓子を大量に買い込んだ。

由奈は桜庭について行動してた。

花火もたくさん買い込んだ。


大荷物を抱えてペンションに戻ると夕食の準備をしているようでいい匂いがしていた。


とりあえず四人は部屋に戻った。

「温泉でも行くか!」

桜庭は体が気持ち悪かった為早く風呂に入りたかった。

「そだねー。」

由奈が明るく答える。

「まさか混浴じゃ無いよね?」

楠は不審そうに坪井を見つめる。

「そっかー。その手があったかー!」

坪井は悔しそうな仕草をする。

一同大笑いをするが、楠は呆れた顔をしていた。


風呂の前で分かれる男女。

湯船浸かっていると坪井が話しかける。

「なぁお前どうすんだよ。告っちゃえよ!」

「んー。」

桜庭は顔の半分まで浸かる。

「絶対大丈夫だって。だってもうベッタリじゃん。」

顔を上げる桜庭。

「いやぁ正直怖えんだよなー。前の方がもっとベッタリだったし。それでいて振られたからさ。」

また顔をお湯に沈める桜庭。

「大丈夫だと思うんだよな〜。」

坪井は桜庭の顔を伺っていた。

ブクブクブクブク。

桜庭はもっと沈んだ。

そして水面から顔を出した。

「この旅は楽しく終えたい。余計なこと考えずに思い出作って帰ろうぜ。」

そう言うと体を洗いに出てしまった。



桜庭と坪井は風呂を上がり、二人を待つ。

「腹減ったなぁ。」

坪井が呟き桜庭を外に促す。

外で話していると由奈と楠が歩いていくのが見えた。


すぐに合流し晩ご飯はスペアリブだった。

坪井が桜庭をいじり、桜庭がリアクションして晩ご飯を楽しく過ごしていた。

「明日どうすんの?」

楠が坪井に聞く。

「河原でバーベキューしようぜ。コンロとかも借りてるし、肉も用意してもらった。」

坪井は準備が良いことを自慢げに語る。

「バーベキューなら任せとけ!」

桜庭が立ち上がる。

「わかったから!」

楠の冷たい突っ込みに全員が笑う。

「花火はいつするの?」

由奈が聞く。

「明日だな。今日はもう疲れただろう。」

坪井が答える。

食事を終えると四人は部屋に戻った。


「ところで桜庭なんか弾いてよ。」

楠が桜庭のギター指差す。

「聴きたーい。」

由奈が同調する。

「あぁそうだな。でもエレキだから響かないぜ。」

そう言うとピックを口にくわえギターの準備をする桜庭。

無難なところで「スタンドバイミー」を弾き語った。

そこから話をしながらギターを爪弾く桜庭。

外は風が強いのか、木々が揺れてガザガサ言っていた。

「今日は疲れたからもう寝るか…。」

坪井がおもむろに言う。

「そうだねー。」

楠も眠そうだ。

桜庭はギターをしまい、全員が歯を磨き寝る準備をしたあと、それぞれのベッドに横になり電気を消した。

「風がうるさくて寝れねー!」

坪井が叫ぶ。

楠はもう寝たようでスースー言ってる。

5分もないうちに坪井もいびきをかきはじめた。

桜庭は眠れないでいた。

「ゴォーーー。バサ!バサバサバサバサ。」

という風の音と木々の葉が揺れる音が外からずっと聞こえてくる。


部屋の中でギシっと音がなり誰かが動く影が見えた。

桜庭のベッドに由奈が入ってきた。

「一緒に寝ていい?」

由奈が甘えるように言う。

「いいよ。おいで。」

桜庭は腕枕をすると由奈は桜庭にくっ付いた。

「ごめんね。」

由奈が突然謝る。

「んー何が?」

桜庭は優しい声で答える。

「なんでもない。」

由奈は首を振りながら答えた。

桜庭は由奈と寝れる事が幸せでしかたなかった。

不思議とスーッと眠りについてしまった。


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