都合のいいお話
注意!!
この作品はR15です。
グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。
(ヒソヒソ…ヒソヒソ……)
フィラ「あいつら、マート・マーケットとプーレ・マーケットじゃないか?第1レースで上位の10位以内に入ってる。」
ビラノ「ほっとけ…てか苗字が同じだ……家族かなんかか?次のレースの作戦会議かなんかだろ。」
フィラ「そうか…てかそうじゃんッ!!作戦会議じゃんッ!!作戦会議しないとじゃんッ!?」
ビラノ「いいだろ別に、めんどくせえ。」
フィラ「正気か?次のレースは4日から5日かかるんだぞ!?しかも2日目地点で気温がルブルブルに近ずくから一気に下がる。丁度いい地帯で十分準備を整えてから……」
ビラノ「寒いから風邪を引かないようにッ!!これで決まりッ!!作戦会議終わりッ!!」
フィラ「大丈夫かァ…??」
ビラノ「そうゆうフィラこと大丈夫なのかよ。スカプッシュ、邪魔になるぜぇ?」
フィラ「確かに、あと1箱あるしなぁ……」
ビラノ「そうそう、あと1箱…1箱?」
フィラ「うん、1箱」
ビラノ「まさか…昨日の宴で……?」
フィラ「1箱消費した。」
ビラノ「バケモンかテメェ…」
フィラ「あと1箱かぁ…」
ビラノ「あ、いいこと思いついた。」
〜トベル宿屋〜
(ピーンポーン)
チャスティ「はーい…ってフィラさん?」
フィラ「スカプッシュ消費したいんだけど、3本くらい持ってってくんない?」
チャスティ「あ、ありがとうこざいます。頂きます。」
フィラ「ペル君も」
ペル「じゃあ、貰います」
(ピーンポーン)
カルル「あぁ?」
フィラ「スカプッシュいりますか…」
カルル「舐めてんのか」
フィラ「舐めてません、真剣です」
カルル「殴るぞ」
フィラ「飲ますぞ」
カルル「…そこ置いとけ」
フィラ「何本?」
カルル「5本……」
フィラ「あざしたー(馬鹿怖かったァァァッッ!!)」
(ピーンポーン)
フィラ「スイマセーン、スカプッシュいりますか?」
ジャルト「なんだ?媚びても売りに来たのか?」
フィラ「はいはいそうです〜(うぜぇー)」
ジャルト「ふん、ようやく僕に勝てないと気がついて降伏しに来たようだな。置いてって出てけ。」
フィラ「あざしたー(チッ、舐めやがって、ぶっ殺すぞ。)」
そんなこんなで、スカプッシュは残り5本となった。
フィラ「あとは俺が飲もう」
ビラノ「これで荷物が詰めるな。」
フィラ「あぁ、みんなにスカプッシュを渡すついでに荷造り用の荷物買ってきたんだ。これで準備バッチグーよ。」
ビラノ「はぁ〜ん…ちなみに、護身用とかは?」
フィラ「あぁ、幼い頃、ナイフ投げを習っててな。」
(ビュンッッ)
(ビタァンッッ)
ビラノ「へ……?」
ナイフは、ビラノの頬スレスレで壁にピタリと刺さった。
フィラ「中々上手いだろ?」
ビラノ「あぁ上手い、ただ騎乗戦闘だと回収できなくないか?」
フィラ「あ…」
ビラノ「馬鹿か…」
フィラ「そんなことを解決できる「能力」ないかなー…」
ビラノ「そんな都合のいいお話ある訳ねぇだろ。」
マート、プーレ『……』
なにか、嫌な気配がした。




