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Illegal Race  作者: 白雪の気(三狂)
ルーラ地方
25/28

たまには和みたい

注意!!

この作品はR15です。

グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。

ビラノ「ちくしょォォォッッ!!」

(ガンッ ガンッ)

ビラノは悔しさのあまり、辺りが血まみれになるほど壁に頭突きを繰り返していた。

ビラノ「これが第3レース……?ふざけんなよ俺ッ!!1位以外はゴミなんじゃねぇのか俺ッ!!父さんのバイクに乗って…他の奴負かすために、父さんを超えるためにレースに来たんじゃねぇのか俺ッッ!!」

(ガンガンガンガンッッ)

頭突きは次第に激しさを増していった。

フィラ「なあ、」

(ガンガンガンッ)

フィラ「おいッッ!!」

ビラノ「あぁ…!?なんでいんだよ……」

フィラ「俺はもう君を負かした、目標は1つ達成した。」

ビラノ「あらそう、だったらこれからご自分で行くつもりか?」

フィラ「だが、ビラノから教わることはまだまだある。」

フィラはダイアル銃を見せた。

フィラ「螺旋のやり方を俺が覚えるまで、一緒にいて貰おう。」

ビラノ「俺が教えるとは言ってな…」

フィラ「チャスティは、ビルから君の事を盗み聞いたらしいけどォ?」

ビラノ「!?」

フィラ「もうここまで来た、ビラノを追いかけて、第3レース2位になった。だがッ!!ここまで来て追い越したぐらいで満足する気は無いね。」

ビラノ「……なぁフィラ」

ビラノは少し本調子な声になる。

フィラ「なんだ」

ビラノ「次のレース、負けた方パスタ奢りね。」

フィラ「…そう来なくっちゃな!!」

〜〜〜

ジャルト(あの鍵は太陽光に晒さなければ3日は持つ密度だ。母が3日以内に出てくれればいいが……)

すると、ジャルトはとある人を見る。

ジャルト(あいつは、「サンウ・ナィナゥ」)

サンウ「やあ、君がジャルト?凄いなぁ、サインくれない?」

ジャルト「の割には、君も中々の順位取ってたじゃあないか。僕への媚び売りか?」

サンウ「そ、そんなまさかッ!!ただ君の大大大ファンってだけだよッ!!」

ジャルト「(嘘じゃない)わかった」

ジャルトは、サンウの馬の鞍に慣れた手つきで名前を書いた。

サンウ「や、やった!!あの天才ジョッキーにサインを……!!うわぁぁ!!」

サンウはまるで子供のように走りまくった。

ジャルト「あいつ、僕と同じバリルリ人だ…媚び売りではないが、妙だな……」

一物の不安を抱え、ジャルトは宿に戻った。

〜ルーラ宿屋〜

ビラノ「次のレースは100キロのほぼ2日のフルコース、かいしは7月30日からだ。休みも短いし、バロちゃんと先に戯れてた方がいいぜ。」

フィラ「あ、そろそろ日が暮れる頃だな。宿屋の居間に行こう。」

ルーラ地方は一言で言えば「和風」、トベルなどのパスタ大好き地方とはだいぶ違う、ジャルトが好む地方だった。

ジャルト「この木の匂い、この雰囲気、故郷に帰ってきた感じだぁ…」

サンウ「そうですねぇ」

ジャルト「あぁ、ってえ?」

すると、いつの間にかサンウが隣にいた。

ジャルト「なんの用だ…?この地方はしり尽くしてるからガイドなら要らないが…」

サンウ「い、いえ!!あのぉ、偶像!!偶像なんですよッ!!」

ジャルト「じゃあ、一人で和みたいんだ、どっか行ってくれ。」

サンウ「わ、分かりました……」

サンウは少しがっくりしながらジャルトから離れた。

ジャルト(やっぱ妙だ……)

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