たまには和みたい
注意!!
この作品はR15です。
グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。
ビラノ「ちくしょォォォッッ!!」
(ガンッ ガンッ)
ビラノは悔しさのあまり、辺りが血まみれになるほど壁に頭突きを繰り返していた。
ビラノ「これが第3レース……?ふざけんなよ俺ッ!!1位以外はゴミなんじゃねぇのか俺ッ!!父さんのバイクに乗って…他の奴負かすために、父さんを超えるためにレースに来たんじゃねぇのか俺ッッ!!」
(ガンガンガンガンッッ)
頭突きは次第に激しさを増していった。
フィラ「なあ、」
(ガンガンガンッ)
フィラ「おいッッ!!」
ビラノ「あぁ…!?なんでいんだよ……」
フィラ「俺はもう君を負かした、目標は1つ達成した。」
ビラノ「あらそう、だったらこれからご自分で行くつもりか?」
フィラ「だが、ビラノから教わることはまだまだある。」
フィラはダイアル銃を見せた。
フィラ「螺旋のやり方を俺が覚えるまで、一緒にいて貰おう。」
ビラノ「俺が教えるとは言ってな…」
フィラ「チャスティは、ビルから君の事を盗み聞いたらしいけどォ?」
ビラノ「!?」
フィラ「もうここまで来た、ビラノを追いかけて、第3レース2位になった。だがッ!!ここまで来て追い越したぐらいで満足する気は無いね。」
ビラノ「……なぁフィラ」
ビラノは少し本調子な声になる。
フィラ「なんだ」
ビラノ「次のレース、負けた方パスタ奢りね。」
フィラ「…そう来なくっちゃな!!」
〜〜〜
ジャルト(あの鍵は太陽光に晒さなければ3日は持つ密度だ。母が3日以内に出てくれればいいが……)
すると、ジャルトはとある人を見る。
ジャルト(あいつは、「サンウ・ナィナゥ」)
サンウ「やあ、君がジャルト?凄いなぁ、サインくれない?」
ジャルト「の割には、君も中々の順位取ってたじゃあないか。僕への媚び売りか?」
サンウ「そ、そんなまさかッ!!ただ君の大大大ファンってだけだよッ!!」
ジャルト「(嘘じゃない)わかった」
ジャルトは、サンウの馬の鞍に慣れた手つきで名前を書いた。
サンウ「や、やった!!あの天才ジョッキーにサインを……!!うわぁぁ!!」
サンウはまるで子供のように走りまくった。
ジャルト「あいつ、僕と同じバリルリ人だ…媚び売りではないが、妙だな……」
一物の不安を抱え、ジャルトは宿に戻った。
〜ルーラ宿屋〜
ビラノ「次のレースは100キロのほぼ2日のフルコース、かいしは7月30日からだ。休みも短いし、バロちゃんと先に戯れてた方がいいぜ。」
フィラ「あ、そろそろ日が暮れる頃だな。宿屋の居間に行こう。」
ルーラ地方は一言で言えば「和風」、トベルなどのパスタ大好き地方とはだいぶ違う、ジャルトが好む地方だった。
ジャルト「この木の匂い、この雰囲気、故郷に帰ってきた感じだぁ…」
サンウ「そうですねぇ」
ジャルト「あぁ、ってえ?」
すると、いつの間にかサンウが隣にいた。
ジャルト「なんの用だ…?この地方はしり尽くしてるからガイドなら要らないが…」
サンウ「い、いえ!!あのぉ、偶像!!偶像なんですよッ!!」
ジャルト「じゃあ、一人で和みたいんだ、どっか行ってくれ。」
サンウ「わ、分かりました……」
サンウは少しがっくりしながらジャルトから離れた。
ジャルト(やっぱ妙だ……)




