イキリカス
注意!!
この作品はR15です。
グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。
ジャルト「ふぅぅ…ふぅぅ…」
(ドンッッ)
カルル「痛ッッ!!っておいお前、なんか言うことあるんじゃないのか?」
ジャルト「ふぅぅ……」
(ガシッ)
カルル「言うことがあるんじゃねぇかって聞いてんだよッッ!!」
ジャルト「うるさい」
(ピシィッッッ)
カルル「ギャァァァァッッ!!」
フィラ「なんだ!?」
ジャルト「おぉやぁ、生意気なフィラ君じゃあないかぁ…」
その光景は、あまりにもありえない光景だった。
フリーロックで肥大化させた右腕で、ジャルトがカルルの頭を鷲掴みにしていたのだ。
(ギリギリギリ……)
カルル「あ……あ……」
(ドサァッ)
フィラ「お前ッッ!!」
ジャルト「気絶させただけだよ。そう慌てるな…こいつは肩がぶつかっただけで難癖つけて絡んできたんだ。そりゃムカつくだろ?」
フィラ「だからと言って…」
ジャルト「甘いねェェェ」
フィラは弱点を付かれた。
ジャルト「もうSパットの時点で知らされてると思うが、このレースは違法だ。今更何したって罰則なんざ与えられねぇよ。僕はこれから寝るんで、どっか行けよ。」
ジャルトはそのまま立ち去ろうとした。
が、
(ガシッ)
フィラ「まてよ…」
ジャルト「愚民がッッ!!気安く触ってんじゃ無いっ!!」
(ピシャァァンッッ)
フィラ「「モドロックッッ!!」凍りは戻るッッ!!」
ジャルト「なにッッ!?」
(ドガァーッッ)
フィラは我慢が出来なくなり、ジャルトを殴り飛ばした。
ジャルト「貴……様……」
妙な圧迫感がフィラの喉元を殴りつける。
ジャルト「良くもッッ!!俺よりも階級が下なドカスがァァァッッ!!」
フィラ「ッッ!?」
(ピキンッッ)
瞬く間にフィラは氷で囲われた。
フィラ(なんて能力の規模だッッ!!)
ジャルト「貴様ァァァッッ……」
(ピキピキピキ…)
フィラの体はドンドン体温が落ちていく。
フィラ「……!?」
ジャルト「君の相方にも言ったが、「人は喋らないと孤独死してしまう」んだ。つまり君は、誰とも喋れず、体温が落ちていく恐怖の感覚でいつ死ぬか待つしか無くなるのさッッ!!」
フィラ(氷のせいでSパットが操作できない。)
しかし、ここでまさかッッ!?と思うことが起こる。
カルル「うらァァッッ!!」
(バキィィィンッッ)
カルルがフィラを囲んでいる氷を叩き割ったのだ。
フィラ「プハァッ!!へ……?」
カルル「こんの金髪野郎ゥゥゥゥッッ!!!!」
ジャルト「まずいッ!!フリー…」
(ドガァァァッッ)
ジャルト「ヴエェェッッ!!!?」
(ぶしゃァ)
ジャルトは血を吐いて後方にぶっ飛ばされた。
カルル「あんの野郎ッ!!殴り足りねぇくらいだぜッッ!!なんなんだァ?あの氷はぁ!?」
フィラ「あのォ…ありがとうございますゥゥ……」
カルル「あ?勘違いすんじゃねぇよ。これで仮は返した、「スカプッシュ」のな。」
カルルは氷まみれになった頭を雑にパッパと振り払い、その場をさっていった。
フィラ(スカプッシュ渡しといて良かったぁぁぁ!!)
しばらくして、ジャルトが起き上がった。
ジャルト「愚民に……一日で……2回殴られるとはな……この仮はいつか、必ずぶち返してやるからなッッ!!」
フィラ「……めんどくせぇ仮作っちゃったなぁ〜……」
フィラは、ビラノが待つ部屋に帰っていった。
ビラノ(まだかなァ……)




