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Illegal Race  作者: 白雪の気(三狂)
第2レース トベルからルブルブルまで
10/22

油断した

注意!!

この作品はR15です。

グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。

ビラノ「ここをこうやって…できた!!」

なんと、ビラノのパラシェルがテントに変形したのだ。

ビラノ「フィラ、入るか〜?」

フィラ「いや、僕はバロに乗って寝てるよ、あいつが変な動きした時に、すぐ起きれるようにね。」

ビラノ「頑張り屋なことぉ」

ビラノは寝袋を羽織ってすぐ寝てしまった。

ヤプィ「クゥー…かァー……」

フィラ「寝たか……」

フィラ自身も、いつの間にか寝ていた。

次に起きたのは、日を跨ぐくらいの時間帯だった。

バロ「バロォォンッ!!」

フィラ「ん…?あッ、なんだ!?」

ヤプィ「え?あ……」

フィラ「そこを止まれぇッ!!俺はここに入るなと言ったよな?」

ヤプィ「ち…違うッ!!小腹が空いて、缶ずめを開けようとしたらそっちに転がって行ったんだッ!!取ってくれないか?」

フィラ「こんなんで起こさないでくれよなァ…」

(ポイッ)

フィラ「ホラッ!!確かにそっちに投げたからなァッ!!……って、え?」

衝撃、投げたはずの缶が手から離れないのだ。

フィラ「あら……?」

ヤプィ「はははッ!!接着剤だっ!!」

フィラ「はぁッ!?」

ヤプィ「そしてその中には……」

ヤプィは自身が持っている火薬をチラッと見せた。

フィラ「まさか……ッ!?」

ヤプィ「そこの帽子が言ってたことが正しかったなァ??さぁッ!!そこにいるロバと一緒に焼け死ねぇッ!!そしてお前らという奴らをドンドン殺しッ、俺は1位になってやるぅっ!!」

すでにヤプィからバロにかけて油が敷かれていたのだっ!!

フィラ「クソォッ!!」

しかしッ!!

(パァンッパァンッッ)

ビラノ「起こされたのはお前だけじゃねぇよ……フワァー……」

ヤプィ「あ…あ……」

(ポタ…ポタ……)

ヤプィ「ヒエェェェッッ!!血ッ!!血がぁぁぁッッ!!血ィィィィッッ!!」

ビラノ「馬鹿が、頬かすめただけで叫ぶんじゃねぇッ!!」

(ベリッ)

フィラ「イッテェェェッッ!?」

ビラノ「なぁんだ、元気モリモリじゃねぇか。手の皮が裂けたんなら唾でも付けとけ。

そして…」

ビラノはヤプィに銃口を向けた。

ビラノ「死なねぇうちにこっから離れるんだな、油もふけ、ぬるぬるは嫌だ。」

ヤプィ「はいィィィッッ!!」

油をふいた後、ヤプィは全速力で木々を駆け抜けて行った。

(ドガァーーーンッッ!!)

フィラ「この音って……」

ビラノ「こんな暗い中森でバイクかっ飛ばしたらそりゃ事故るわな。」

フィラ「うわぉ…」

ビラノ「さ、お眠りの続きだ。」

それから数時間が立ち、夜が明けた。

フィラは自身が招いた危機が二度と怒らぬようにと、一睡もしていなかった。

ビラノ「おっはよー、今日も元気に……あ?」

フィラ「おはよう……」

ビラノ「なんだあ?気力のない返事だなァ。今日の夜は元気モリモリだったのに…」

フィラ「寝起きでそんなテンション出せんのかよ……」

(ブィィィィンッ)

ビラノ「さあて、そろそろここの森から出れるはずだが……おッ」

フィラ「ようやくこの景色からおさらばだッ!!」

森から抜けるだけで、もう雪で真っ白な山が見えた。

しかし、それと同時に時間も押し、山々の中から夕日が頭を覗かせ、沈もうとしていた。

ビラノ「おい、気づいたか…?」

フィラ「え?」

ビラノ「おってくる奴らだよ」

フィラ「そういえば…」

ビラノ「後ろを向くと気づかれる、山場で上をとれば俺の方が有利だ、山に誘い込むぞッ!!」

山場に着く頃には、またまた日が暮れていた。

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