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スレンダーなのに色々でっかい地味で気弱な中田さんをクズ彼から救った俺は、全力で彼女を可愛くしてあげたい。  作者: ファッション捜査課のスカリー


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第30話 ストレッチのエッチの部分

俺たち3人はヨガマットの上で輪になるように向かい合って座り、麗奈の指示を静かに待っていた——


「まずトレーニングする前にストレッチからね!めっちゃ重要な工程だかんねこれ!……じゃあ、あーしがお手本を見せるから、ふたりともそれを見ながら真似てみて!」


明るく響く麗奈の声がジムの白い壁に反射するように響き渡る。

そんな中で、俺は今はどうでもいいはずのある違和感に気づいてしまい……つい、いつものノリで口を滑らせてしまった。


「あれっ?麗奈……お前今日どっか行く予定とかあったか?」

「はっ?どゆこと?」


明らかに今じゃないって自覚はあった。が、出たものは引っ込まない。

ポカンとした表情の麗奈に、俺は端的に言葉を返した。


「いや……化粧してるから……」


今日ここにきてから、ずっと感じていた小さな違和感。

それが、これだった。


切れ長の目元を引き締めるアイライン。整った眉を引き立てるアイブロー。

そして桜色の薄いリップが艶やかな唇をふわりと彩る。


普段はすっぴん主義なはずの麗奈が、なぜか今日は薄くメイクをしていた。

しかも、これから運動するってのに……


いつもと違うちょっと美人なその姿に、俺の幼なじみレーダーが盛大に反応していた。

そんな俺の指摘に、麗奈は珍しく顔を真っ赤にして言葉を詰まらせてしまう。


……あれ? もしかして俺、地雷を踏んだ……?


「……いっ……いやっ…べっ、別にいいでしょ!?なんもなくても化粧したって……!」

「まあ、そうだけど……」


「しかも化粧に気付いたらふつー可愛いねっとか言うべきじゃない!?そんなんだからいつまでも彼女できねぇんだよ!薫のバカッ……」


「おまっ……バカって!?」


でも、麗奈の言うことは一理ある。

女の子の変化には、とりあえず褒めるのが正解ってどこかで聞いたことあるし……


俺が内心反省している横で、麗奈はちょっとむすっとしながら場を仕切り直そうと声を上げた。


「ほらっ!バカやってないでストレッチ始めるよっ!!まずは……」


その掛け声で再び場の空気が引き締まり、いよいよストレッチが始まろうとした。


が、結局始まらなかった。


今度は栞の慌てた声がそれを遮ったのだ。


「あっ……!!ごっ、ごめんなさい片桐さん、ちょっと待って!」

「ん?どしたの中田さん?」


「わっ、私、下にトレーニングウェア着てきたの忘れててっ!すぐに脱ぐからちょっと待って!」

「あっ!おっけ!中田さん焦らなくてもいいよ!?」


麗奈の声が届いていないのか、栞は慌てた様子でTシャツの裾をつかむと、そのまま思い切りめくり上げて脱ごうとし始める。


その次の瞬間——



     ぷるるんっ♡ばるんっ♡



異次元の爆乳が俺の眼前で爆ぜた。


正確には栞がTシャツを一気に引き抜いたときに、その勢いで胸が大きく波打ったのだ。


しかもその下から現れたのは、まるでスポブラのような丈の短いヘソ出しトレーニングウェア。

大胆に開いた胸元からは真っ白で柔らかそうなおっぱいと深い谷間が顔を覗かせ、視線を下に動かせば、綺麗なラインを描くほどよい肉付きのウエストと、可愛らしいおへそ。


その圧倒的な躍動感に、俺はただ目を丸くすることしかできなかった。


ああ………でっ………でっかぁ……♡


隣の麗奈も俺と同じく栞のおっぱいに視線が釘付けになっている。


「え゛っ|………………………………《でっか………マジか……》!?」


驚きのあまり固まる麗奈。

喉の奥から搾り出すような小さな声が漏れて、沈黙が俺たちを包む。


そんな中、栞はTシャツをぽいっと床へ放ると、この空気にようやく気づいたのか不安そうに小さく声を漏らした。


「あっ、えっと……この格好……変かなぁ……?」


視線を落としてモジモジしながら放たれた栞の一言に、俺と麗奈の声がまるで雪崩のように重なって彼女に向かって飛んでいく。


「いやいやいや!めっちゃ似合ってるよ栞!凄くいいよ!?」


「そそそそっそうだよ!中田さんスゴイ似合ってるよ!………すごいっ………あはははっ…|…………………………………《あーしの3倍とかない?羨ましぃ…》」


……なんだこの空気。


そんな妙な空気をなんとか振り切って、ようやく俺たちはストレッチを始めるのだった——



————



「うう〜〜!あう〜〜!……ふにゅ〜〜………いったぁぁぁい……」


栞の悲痛な声がジムに響き渡る——


今は開脚からの前屈中。

俺ですら最近やっと慣れてきたくらい痛いのに、今日が初めての栞には地獄の時間に違いない。

そんな栞に優しく声を掛ける麗奈の面倒見の良さには、やっぱり頭が下がる。


「中田さん大丈夫そ?いけそ?」

「うう〜〜片桐さん……これキツいねぇ」

「う〜ん……そしたら補助ありでやってみよっか?それだとだいぶ変わるよ?」


麗奈の提案は的確だった。

俺も最初の頃は彼女に補助してもらっていたし、効果は確かだ。


でも、さすがに俺が栞に触るわけにはいかないから麗奈がいてくれて本当に助かる。

運動とはいえ、女の子……それも栞のスベスベの肌に触れようもんなら、童貞の理性なんてあっという間に崩壊するに決まってる。


しかも前屈は背中を押す関係で上から栞を見下ろすワケで……するとあのでっかいのを見下ろすことになるワケで……想像しただけでけしからん。


「じゃあ、あーしが補助したげるね!薫はひとりで出来るよね?」

「おう、大丈夫!」


麗奈は細やかな気遣いを見せながら栞の背後に回り、慣れた手つきで姿勢を整えてゆっくりと前屈させていく。


俺はその様子を、なんとなく視線の先に収めていた。

ほんとに、なんとなく……だが、それがいけなかった。


「こうやって背筋を伸ばしてゆっくりと……」

「いたたっ!………あっ♡………んっ♡」


じわじわと開いた足の間へと栞の上体が沈んでいく。

同時にトレーニングウェアの隙間から露わになるおっぱい。

そして、栞の口から妙にやらしい吐息が漏れ出してきた。


「いい感じだよ中田さん!じゃあもう少し深くいくね」

「あっ……まって……そんな急にっ……あっ♡……あんっ♡!!」


おっぱい露出面積5割突破。

更に激しくなる……栞の喘ぎ声……みたいな吐息。紅潮する顔。


「もう少し頑張れそう?だいぶよくなってきたよ?ほらっ!」

「あっ片桐さん激しっ♡……ダメッ!♡……あっあっ♡……んっんっんん゛っ♡あ゛ッう゛ッ♡……お゛っ♡♡」


おっぱい露出面積7割突破……俺の精神が危険水域に突入!


まるでアレの時のような激しい栞の喘ぎ声、そしてめちゃくちゃ可愛い顔がエロく歪む姿に俺の理性は崩壊した。


マジふたりとも何してんの!?ってか栞その声なにっ!?うっすらオホ声が……栞ってそういう事する時って……いけませんそんなの想像したら!


ストレッチどころじゃない。

これはただのエッチだ。


目の前で繰り広げられる百合的光景……そして栞のあまりのエロさから目が離せず思考が完全にイかれてしまった。

心臓が激しく脈打ち、どんどんと下半身に血液を送り始めているのを感じる。

下手したら新しい扉《性癖》を開けてしまいそうだ。


そんな状況の中、急にこちらを振り向いた麗奈と視線がぶつかる。


「………おい、薫?……あんたどこ見て……?」

「いやっ!?見てない!何も見てないぞっ!?」


「あやし〜……あ〜や〜し〜!」


「おっ……俺ちょっとトイレっ!!麗奈トイレ借りるなっ!!」

「あっ!?ちょっと薫!?」


麗奈から向けられたジットリとした視線。

それに耐えかね、しかも男性的なアレが起こる寸前だった俺はまたしてもトイレという救いの空間へ駆け出していた。


男とはなんと弱く、情けない生き物なんだろう。

でも最高に幸せだ……


ああ、ビバストレッチ。ビバトレーニング——



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