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グスタフ・ノヴァークによる回想3

 グスタフが次に目を覚ましたとき、そこが天国であることが直感的に分かった。

 

 目を覚ましてしばらくは花の香りに包まれたあたたかい場所でぼんやりしていたが、徐々に自分が死んだことを実感した。


 グスタフの両親やディアナの両親も、きっと天国にいるはずだ。

 会いたい。どこにいるだろうか。


 しかし、まわりに自分以外の死者の気配を感じるものの、すがたかたちははっきり見えない。なにか話しているようだが、その声も聞き取ることはできない。


 グスタフは孤独だった。

 生者とも死者ともやりとりができない存在だった。

 それでもおだやかな感情にみたされていて、寂しさや怒りのようなものは全く感じなかった。


 グスタフは熱心な信者ではなかったものの、人並みに国教会の礼拝には参加していた。だからここが天国に行く前の現世との境であり、時間が経てばグスタフも自然と天国へ行き、まわりの死者のすがたかたちも分かるようになるだろうと思った。


 ここにいる時間は、ひとりで生を振り返る。

 遺してきた者の様子を見ることもできる。


 グスタフはしばらくぼんやりとした後で、ディアナがどうしているか心配になった。

 グスタフを殺した後、ヴァーツラフは工房に戻ったのだろうか。

 戻ったとしたら、ヴラディーミルとしてだろうか。そうであるなら、ヴァーツラフとひとつ屋根の下でディアナが暮らしていることになる。

 

 本来であればすぐにそれが心配になったはずなのに、やはり死んだ後というのはなかなか頭がはっきりしないものだ。

 そもそも自分が死んでからどれくらいの時間が経ったのかも分からない。


 ディアナの様子が見たかった。


 グスタフは、そんなことを考えながらふわふわと移動した。

 雲のなかのようなもやもやとした空気のなかで、大きな池があるのを見つけた。


 覗き込むと、池ではなく大きなガラスのようで、すりガラスのように表面が曇っている。

 けれども、このガラスからディアナの様子が見られるはずだ、とグスタフは不思議な確信があった。


 そのままぼんやりと待っていると、徐々にすりガラスのような曇りが晴れていき、隙間からディアナの姿が見えた。

 

 ああ、よかった、元気そうだ。


 グスタフは、ほっと息を吐いた。

 

 それも束の間、曇りが全部晴れたときグスタフは自分の目を疑った。


 ディアナがフィリプ・ペトラーチェクと結婚している。


………。


 デ ィ ア ナ が フ ィ リ プ ・ ペ ト ラ ー チ ェ ク と 結 婚 し て い る !!


 

 何が起きているのか分からなかった。

 でもガラスの向こうのディアナは、あのフィリプ・ペトラーチェクと一緒に暮らしていて、フィリプのことを『旦那様』だなんて呼んでいる。

 しかも、フィリプはディアナを呼び捨てにまでして……。


 グスタフは、今映し出されている現世が一体いつなのかを知りたかった。

 自分が死んでから一体どれくらいの月日が経っているのか。

 グスタフがセリヴォーンへ行ったのは、8月26日だった。


 ディアナを中心に映し出される現世の様子のなかからカレンダーを探す。

 10月の初めのようだ。


 まだ一か月ほどしか経っていない。


 

 ま だ 一 か 月 ほ ど し か 経 っ て い な い !!



 グスタフは、なにがどうなってそうなったのかを知りたくてたまらなかった。

 でも、目の前のガラスには『今』の様子しか映し出されず、こうなった経緯がさっぱり分からない。


 なぜだ。


 グスタフは、ひとり、相当取り乱した。

 愛おしくてたまらない、自分だけの宝物が、いつのまにか他人のものになっている。

 死してなお、許せなかった。

 

 分かっていはいるのだ。

 両親も既に亡く、文字も読めないのに若くして未亡人となってしまったディアナが生きていくには、再婚するのが一番だということは。


 でも、そこは、ふつう、せめて、工房の職人と再婚するとか!!

 いや、ヴラディーミルはダメだ、でもクリシュトフがいるじゃないか!!


 フィリプと結婚したその真意をディアナに問いただしたくてたまらない。

 強い想いを持ったままガラスの向こうを覗くが、ただ見る事しかできない。


 ただ、今のディアナは、メイクをしたり流行りのドレスを着たりして、美しくなっていた。

 工房にいたころの素朴なディアナも可愛くてたまらなかったが、こうして美しく着飾るディアナも本当にきれいだった。

 しかし、それがフィリプ・ペトラーチェクの財力とセンスによるものだと思うと、腹が立って仕方なかった!


 グスタフは、ディアナの再婚を知った腹立ちや嫉妬でひとしきり取り乱したあと、安心した。

 フィリプは気に入らない。

 しかし、彼と再婚したことで、ディアナが時計工房を出ることになった。あのおぞましいヴァーツラフとは距離を置けているのだ。

 それだけは救いだ。


 グスタフは、安心しつつも嫉妬で乱される自身の内心に我慢ができず、ガラスから離れてしばらくふて寝することにした。

 死んでからもこれほど感情が乱されることになるとは。


 ふわふわと漂って、また花の香りに満たされたあたたかい場所に落ち着く。

 そうしていると、苦しいほどの嫉妬が徐々に和らいでいった。


 ディアナが幸せそうで、ほんとうによかった。


 グスタフは、そのまましばらく寝ることにした。


 といっても、死んでからは寝るというより、ただ漂うだけ。ぼんやりと、花や焼き立てのパンのような幸せの香りに包まれて、ぼんやりと過ごした。


 天国に行けるのはいつだろうか。

 どれくらい時間が経ったのだろうか。


 ディアナがよりによってあのフィリプと再婚したことへの腹立ちがすっかりなくなったころ、グスタフはまたあのガラスを見てみることにした。

 

 ふわふわ移動して覗いてみる。

 またすりガラスのように曇っていたが徐々に晴れていった。


 やたらとものが多く埃っぽく、清潔感というものを知らなさそうな場所にディアナはいた。

 いったいどこにいるんだ?

 

 完全に曇りが晴れたら、そこがラウラ・シャンデラの研究室だということが分かった。

 グスタフがラウラに依頼をした経緯とその結果について話しているらしい。

 

 何も残さず、何も言わずに死んだから、ディアナには知る術がなかったのか、とグスタフはそこで初めて思い至った。

 グスタフが死んでからどれくらいが経っているのかはっきりしたことはわからないが、まだ秋ごろだろう。


 きっとラウラが小瓶の中身の解析に成功してディアナに連絡したに違いない。


 しかし、ラウラの話が終わり、今度はディアナが話し始め、グスタフはひっくり返るほど驚いた。


 自分はビルスレビヴ発ユームレー行きの寝台列車の中で死んだことになっているらしい。

 何がどうなってそうなったんだ。


 そのまま聞いていると、今度はディアナの連れの中年女性が話し始めた。


 寝台列車の中で発見されたグスタフは、誰かに別の場所で殺されて魔法でそこに転移させられたんじゃないかと疑っているらしかった。

 

 まさにその通り。

 グスタフはセリヴォーンで殺された。


 転移魔法というのもおそらくそうなのだろう。


 けれども、グスタフは、もうそのまま放っておいて欲しかった。

 自分の死の真相に近づけば近づくほど、ディアナが悲しむことになる。

 可愛がっているヴラディーミルが実は別人だったなんて。


 いや、悲しむだけならまだマシで、殺される可能性だってある。


 それだけは絶対に嫌だった。

 ディアナとまた一緒に過ごしたいが、ディアナが死んでこっちにくるというのは嫌だ。


 グスタフはディアナが探偵の真似事のようなことをするのをどうにかやめさせたかった。

 

 というかこんなときにあの男はいったい何をしているんだ。

 ディアナに苦労をかけないために奔走すべきだろう……!


 グスタフは何もできない自分にイライラしながらガラスの周りをふわふわふわふわ漂いまくった。


 しかし、それも束の間でセリヴォーンを出発する前に、連れの女性がディアナを諭した。ディアナが『先生』と呼ぶのを見るに、家庭教師かなにかなのだろう。

 とにかくその女性やラウラ、マティアシュとかいう研究者のおかげで、ディアナがフィリプに一連のことを報告することを決意した。

 

 言ってないのか!という驚きと、癪だがフィリプがこの話を知ったらディアナを止めるだろうという確信があった。

 そしてディアナの安全を確保するために尽力するだろう、という予想もできてしまう。


 ひとまず、安心できるのではないか。


 グスタフはほっと息を吐いて、引き続きディアナを見つめる。

 セリヴォーンを出て、ラダイアへと向かい、その後アルブレヒト・ペトラーチェクと会っていた。


 そこまではよかった。

 問題はその後。




 ディアナがひとりで王都へ向かったのだ。



 

 ヘレナとかいう連れの女性が、フィリプからの手紙に『王都ではきな臭い動きがある。ラダイアにいるように』と書いてあったと言っていたのに!

 ディアナはいったい何を考えているんだ!!



♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


 グスタフの想いもむなしく、ディアナは真実へとがんがん突き進んだ。


 市庁舎に乗り込み、ヴァーツラフと対面して、正面切って問い詰めて、真実を聞いて打ちのめされていた。

 

 大切な妻が、こんな風に打ちのめされているのに、グスタフはどうして何もできないのか。

 そばに行って、細い肩を抱きしめてやりたい。

 

 死んだ自分が憎かった。


 それにフィリプ・ペトラーチェクはこんなときにうかうかと敵に捕らえられて尋問されている。

 何をしているんだ、とグスタフはガラスを覗き込みながらフィリプを叱咤した。


 それから、ディアナが聖気で気絶させられるのを見ていることしかできない自分を呪った。

 

 神の御意思なんてものを語るやつらの言葉が本当なら、グスタフにとって神すら敵に思えた。

 もしやつらの言うことが真実で、神がディアナをこんな目に合わせているというのなら、グスタフは天国に行くなどまっぴらだった。

 こんなことをする神の御許など行きたくはない。


 ディアナがこちら側に来てしまわないか、じっと見守っていた。

 そして、現世が夜になり、ディアナの目が覚めたのを見たとき、グスタフは心からほっとした。


 そのあと、ディアナがフィリプ・ペトラーチェクを抱きしめたり、キスをしたりしたのをグスタフは食い入るように見つめた。

 

 なにが起きた?

 ディアナが、俺の宝物が、フィリプ・ペトラーチェクに自らキスを?

 

 受け入れ難い。

 けれども、これもまたグスタフにはどうすることもできない。

 それに、ディアナが夫に恋をするというのは、グスタフのかねてからの望みだった。相手が自分じゃなかったというだけで。

 ディアナが幸せになったということなのだ。相手がグスタフじゃなかった、というだけで……!!


 それが分かっているのでグスタフはその場で地団駄を踏みながら、フィリプに唾を吐いて溜飲を下げた。


 とにかく、ディアナとフィリプが市庁舎から脱出して平和に暮らしてくれないと、グスタフとしても安心できない。

 フィリプに頑張ってもらわないといけない。


 そう思いながら、ガラス越しに見ていると、また別の男がディアナたちがいる部屋にやってきた。

 

 煙突から。


 しかも聞く限り、この男はレオポルト・ミハエル・アウグスティン・フォン・パストルニャーク=ルミナヴァ殿下そのひとだという。

 なにがなんだか分からないが、イヴァン・ダンヘルという仮の名前でディアナとも知り合いの、フィリプの友人らしい。


 王太子殿下はこれほどの美男だったのか。


 グスタフが自分の外見で唯一長所だと思っていたのは身長が高いことだが、王太子殿下もグスタフと同じくらい身長が高いだろう。フィリプ・ペトラーチェクとは違って。

 ディアナもどうせ惚れるなら、フィリプのようなちんちくりんではなく、王太子殿下のような美男にすれば良いものを。


 そんなことをグスタフが考えているうちに、王都奪還作戦なるものの会議が始まった。

 要は王太子殿下が時計塔で何か工作をし、その間にフィリプが敵の気を引くということらしい。

 そう話がまとまりかけたところでフィリプが起き上がれなくなった。


 熱があるらしい。

 自白剤を飲まされた副作用。


 その結果、フィリプの代わりにディアナが敵の気を引くために動くことになった。


 こんなときに何熱なんか出しているんだ、あの男は!


 グスタフはまたしても地団駄を踏んだ。

 死んでしまうと何事もままならない。


 しばらくして、フィリプが自身の懐中時計をディアナに渡していた。


 グスタフが作った時計だった。

 

 何か新しい時計を作りたいと思っていたときに、商談に来ていたフィリプが雑談として魔法陣付きの懐中時計が欲しいという話をした。

 グスタフはフィリプと必要以上に話したくないのだがフィリプはよく喋るのだ。

 仕方なく話を聞くでもなく聞いていたら使えそうなアイディアだったので、入れたい魔法陣を描いてもらい、それをそのまま蓋の裏に刻んだ。

 

 そのときの懐中時計だ。


 王太子殿下が魔法陣を見て、その効果をディアナに伝える。

 これで一度はディアナが守られるはずだ。


 よかった。



 そう思っていたのに。



 いざ作戦が始まると、ディアナはフィリプの元に懐中時計を残していった。



 しかも今度は唇に自らキスまで!!

 さらに、『フィリプ様を守って』だと!?


 

 グスタフは、腹が立って仕方がなかった。

 そもそも何もできないのだが、それでもフィリプよりはディアナを守りたい。

 あの懐中時計はディアナに持っていて欲しかった。


 でももしフィリプが死んだらまたディアナが悲しむ羽目になる……!!


 フィリプなんかどうでもいいが、ディアナのためにはフィリプに死なれると困る。

 だから申し訳程度にフィリプの生存も祈ることにした。


 市庁舎内を走り回るディアナをグスタフはハラハラしながら見守った。

 さっきまで聖気に魅了されて気を失っていたくせに、あんなに走って大丈夫なのだろうか。

 体調が悪くなったりしないだろうか。


 徐々に息が上がっていくディアナ。

 そしてついには壁を掴んで立っているのがやっとの様子になってしまった。


 どうにかしたい。

 

 グスタフはガラスに向かって飛び込んでみたり、上に乗って叩いてみたりしたが、霞のように霧散してしまう。


 しかも、ディアナが動けない隙にヴァーツラフまで現れてしまった。

 

 そしてまた、自分の行いが『神の御心』を体現しているようなことを言う。


 グスタフは、ひとり、神を罵倒した。


 何も罪もないディアナをこんな目に合わせるのが神の御心なのか。

 こんな奴らが神の遣いなのか。

 本当にこれが神の御心だというのなら、俺は神に反する人間だ。

 早く地獄に送ってくれ。

 神の遣いだという奴らを地獄に引き摺り込んでやる。


 霞のように霧散するガラスを叩きながら、叫んだ。

 

 現世では、ヴァーツラフがディアナを踏みつけて、どこかに走っていった。

 ディアナが冷たい床の上で、手を伸ばしている。



 もし神が本当にいて、そしてもしあいつらが遣いじゃないのなら、ディアナを助けてくれ。

 あんたの遣いを名乗る奴らに、俺の宝物が、殺されそうなんだ。

 どうか、本当に神様がいるなら。



 グスタフは何度も何度もそう叫んだ。

 

 グスタフがまだ生身の人間だったら喉が枯れるほど叫んだ。

 目が痛くなるほど涙が溢れた。


 そうして、体もないのに、疲れたと感じるほど叫んで、その場にうずくまった。



♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎

 


 ここと現世では時間の流れ方が違う。

 グスタフがこうしてうずくまっている間に、ディアナはどうなってしまっただろうか。

 

 様子を見よう。

 そう思ったそのとき。


 一瞬、あたりが眩しく輝いた。

 それから、寒さとカビの匂い、体の重さを一気に感じた。


 何が起こった?

 あたりを見回すと、すぐ横にディアナが横たわっている。


 グスタフは市庁舎の中にいるようだ。

 でも手や足に影がない。




 神が、いるのだろうか。

 



 グスタフは、直感的に現世にいられるこの時間がほんの僅かであることがわかっていた。

 

 ディアナが一番望むこと。

 それはきっと、また立ち上がること。


 グスタフは、ヴァーツラフが落としたマジックツールをディアナに握らせた。

 ディアナの父親が作ったマジックツールだ。


 身を守るためのツールだという。

 催眠魔法で体の不調を誤魔化すことができ、仮に傷を負っても痛みで逃げられなくなることはない。

 それから転移魔法で、自身に近づく敵を強制的に引き離すことができる。


 時間がない中で、グスタフは今必要な機能だけを簡潔に説明して、ディアナを立ち上がらせた。


 ディアナは戸惑いながらも、走り始める。


 本当に、その一瞬だけで、ディアナを見送った途端にまた、暖かくて花の香りがするだけの、現世と天国の狭間に引き戻された。


 ガラスから覗くと、ディアナは礼拝堂にいた。

 ヴァーツラフと話していたのだろうか。ちょうどヴァーツラフが出ていくところだった。


 どのくらい時間が経ったのだろうか。

 グスタフはディアナがあのマジックツールを使い始めてからどれくらい経ったのか気になって仕方がない。

 催眠魔法で誤魔化すだけなのだから、確実に体の状態は悪いのだ。


 だから早く、体を休めてくれ。


 そう思っているのにディアナはフィリプのところへ行って、何かささやいた。


「グスタフ、馬鹿だなんて思ってごめんね。もう一回、どうかフィリプ様を守ってね」


 馬鹿だと思われたのか?

 俺が?

 一体なぜ?


 そして、もう一回とはなんだ、なぜそいつを俺が守らなきゃ行けないんだ!?


 グスタフはディアナに対して激しく怒った。

 ディアナはグスタフの気持ちを何もわかっていない……!!


 しかも見せつけるかのように、フィリプに再び口付けまで……!!


 グスタフは地団駄を踏んだ。

 

 でもそれからすぐに、はぁっとため息をつく。


 グスタフの宝物は、昔から可愛くて、明るくて、グスタフがどれだけ自分を好きかなんて全く分かっていないのだった。


 それでもグスタフはディアナの願いを叶えたいのだ。

 

 きっともう二度目の奇跡は起きない。

 それでもグスタフは、ディアナの願い通り、大変不本意ではあるが、フィリプを守れるよう、彼を見守ることにした。


 騒動がおさまったらディアナを幸せにできるのはこの男だけなんだ、と自分に言い聞かせながら、王太子殿下の配下の軍がフィリプを助けに来るまで見守っていた。

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