第二十二話 昔ながらの雑貨屋での奇妙な探検
第一段階の会議が終わった後、次はゲームに使う小道具を揃えに行く必要があった。元々は邱艾晶に割り当てられた任務だったが、游暐安は会議が一段落して一人で部室にいても暇だからと言って、自ら志願して邱艾晶についてきたのだ。彼らの買い出しリストには、けん玉、フラフープ、羽根蹴り、ジェンガ……など様々な遊び道具が書かれていた。幸いなことに今回必要な小道具はすべて既製品で、加工する必要がなかった。もし加工が必要なら、前日に作るのはあまりにも急すぎただろう。
二人がまずやって来たのは雑貨屋だった。ここは、おじいちゃんやおばあちゃんがやっているような、昔ながらの伝統的な駄菓子屋というわけではなく、どちらかというと現代的な内装の都会的な店舗だが、昔懐かしいお菓子や昔のおもちゃを売っているお店だった。
「わあ……こういうの、私全然遊んだことないや。見たことや聞いたことはあるけど、実際に遊んだ記憶は全くないかも。」邱艾晶は、棚や壁に所狭しと並べられた昔懐かしいおもちゃを見つめながら言った。
「確かに俺たちの世代って、こういうおもちゃで遊ぶ人がどんどん少なくなっていった過渡期だからな。イベントでこういうゲームを取り入れるのは、実際ちょっと難易度が高いかもね。」
ここには伝統的な木製のコマ、ダンベルのような形をしたディアボロ(中国ゴマ)、小さな子供向けの「でんでん太鼓」などがあった……しかし、邱艾晶がこれらの一昔前のおもちゃを体験したことがない一番の理由は、世代間のギャップなどでは全くなく、霧羽天国にはこういったおもちゃが一切存在しないからであった。
天国にいた頃、邱艾晶は幼い頃から他の友達と一緒に遊ぶことは少なく、せいぜい何人かの気の置けない仲間たちとおしゃべりをする程度だった。とはいえ、天国の他の子供たちも鬼ごっこやかくれんぼといった基本的な遊びはするが、これら人間界特有の昔のおもちゃは、天国には一度も現れたことがなかった。ましてや、どれも練習しないと上手くならないおもちゃばかりである。邱艾晶にとって、これらは自分のチームの足を引っ張る「お荷物」にしかならないのではないかと不安だった。
「……羽根蹴りに、けん玉。ここで買うべきものは全部揃ったみたいだな。もうすぐお昼だし、一旦ご飯食べてから学校に戻るか……邱艾晶?」買い物かごの中身を確認し終えた
次回予告:変な飲み物を飲んだ後、邱艾晶と游暐安は続いて一緒にファミリーレストランへ昼食に向かった……
「えっ?邱艾晶、君が頼んだその変なメニュー何?」游暐安は邱艾晶のテーブルにある食べ物を見て、冷や汗を流した。
「え?これって変なの?」
次回:天国と人間界のカルチャーショック




