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漂流大陸の翼族姫、人間界でのファンタジーな出逢い  作者: 冬小密


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第二十話 初めてのお泊まり

髪を乾かし終えて間もなく、二人は食卓に座り、先ほど游暐安がコンビニで買ってきた夕飯を食べていた。


「うーん……さっきからちょっと気になってたんだけど。邱艾晶って、いつもそんなに食べる量が少ないけど、本当にお腹いっぱいになるの?」


邱艾晶の目の前には、ツナマヨ味の三角おにぎり一つと袋入りのカットリンゴが置かれている。これは先ほど邱艾晶が游暐安に頼んで買ってきてもらったメニューだ。育ち盛りの男子である游暐安のテーブルにある大盛りのチャーハンとフルーツジュースと比べると、邱艾晶の食の細さは栄養失調になるのではないかと疑ってしまうほどだった。


「うん、そうね。私普段からあんまり食べないの。よく言う……なんて言葉だっけ、『小鳥の胃袋』?」


中国語で食の細さを「小鳥の胃袋」と形容するのは決して根拠のないことではない。あらゆる面から見て、これが邱艾晶に最もふさわしい形容詞であった。


「そうだ、今朝俺に相談したいって言ってたこと、一体何だったの?今話せる?」


「実は、私たちの部活で数週間後に新入生歓迎のイベントをやるんだけど、私たちの代の人数が少なすぎて、部活以外の外部の人に手伝ってもらう必要があるの。もしよかったら、手伝ってくれないかなって思って。」


部活動の新入生歓迎会は、多くの部活が新学期の最初の数ヶ月に行うイベントであり、主にグループでのレクリエーションを通じて、一年生同士が知り合い、友達を作るためのものだ。この時期になれば、高一の部員の多くはすでに顔見知りになっていることが多いが、それでも多くの部活で昔から続く恒例の伝統行事となっている。高一の新入生に部活動の楽しさを体験してもらうだけでなく、幹部を引き継いだ高二の先輩たちが、初めて本格的なイベントを企画・運営する練習をするという大きな目的もあるのだ。


しかし、このようなイベントはすべての部活が行うわけでも、すべての部員が参加するわけでもない。学校生活の重きを部活に置いていない生徒の中には、この手のイベントに一度も参加したことがない者もいる。そういった生徒は、学校が定めた部活動の授業時間にしか部室に姿を現さないのだ。


游暐安が学校で所属している部活はサバイバルゲーム部だが、彼もまさに、決められた時間以外は部活動にあまり参加しないタイプであったため、部活のイベントの流れについてはよく分かっていなかった。


「え?じゃあ、君たちのマスコミュニケーション部の人間じゃなくても手伝いに行っていいの?」


「そうだよ。違う部活の友達同士でイベントを手伝い合うのはよくあることだし。それに、手伝いに来てくれても、そんなに複雑な任務を任せるわけじゃないの。指定されたチェックポイントで関所役(ゲームマスター)をやって、みんなとゲームをしてくれるだけでいいの。他の手配は全部うちの部員でやるから。」


「うーん……正直なところ、俺は自分の部活すらろくに参加してないからな。でも、そんなに人手不足なら、ちょっと考えてみるよ。」


「私、部活でイベント責任者やってるから、どうしても手伝ってくれる人を何人か引っ張ってこなくちゃいけなくて。方雨彗や簡彤菲たちも私に巻き込まれちゃったんだ。」邱艾晶は少し気まずそうに笑った。


そう言いながら、邱艾晶は席を立ち、夕飯のゴミを部屋の隅にあるゴミ箱に捨てに行った。


食べる量が極端に少ないため、邱艾晶は他の人と比べて食事にかかる時間が短く、かなりの時間を節約していた。


「あ、食べ終わったら、ゴミはここに捨てて、資源ゴミは横のゴミ袋に入れておいてね。」


游暐安にそう言い残すと、邱艾晶は一人で横のベッドに寝転がり、スマホをいじり始めた。ここは母親が残してくれたと「称している」家ではあるが、実際はただの賃貸であり、リビングと寝室が分かれているような高級な間取りではない。そのため邱艾晶も、游暐安の前での見栄など気にする様子もなく、ご飯を食べ終わるとそのままベッドに横になったのである。


「来週のテストの準備はどんな感じ?この冬休みも、また再履修クラスで戦うつもり?」游暐安の皿にはまだ三分の一ほど電子レンジのチャーハンが残っていた。彼はベッドでだらけている邱艾晶を見ながらそう言ったが、その言葉には何か裏の意味が含まれているように聞こえた。


「明日の朝早く起きて勉強するよ。今日は色々ありすぎて、たぶん頭に入らないし、少し気持ちを整理したいから。そう言うあなただって同じじゃない?夏休みに再履修クラス行ってたでしょ?」


「まあそうだけど、再履修はお金もかかるし、冬休みに毎日早起きして学校に来るくらいなら、今頑張った方がマシだろ。君は?本当に今のうちにもっと準備しておかなくていいの?それとも……」游暐安はまた何かからかうような言葉を思いついたのか、面白がるような笑みを浮かべた。


「まさか、冬休みの再履修クラスで、また俺に会いたいからとか?」


游暐安は自分の食べ終わった夕飯のゴミを片付けながらそう言った。その言葉を言い終わった後、なぜか邱艾晶が突然黙り込んで何も返事をしなくなった。照れて顔を真っ赤にして何も言えなくなってしまったのだろうかと、彼は振り返って邱艾晶を見た。


すると、なんと邱艾晶は机の前に座り、数学のプリントをめくりながらノートを取っていたのだ。たった十秒前まではベッドに寝転がってだらけていたというのに。まさか邱艾晶にこんなにも機敏な反応ができる時があるとは。とはいえ、それは単に甘い言葉に対する照れ隠しであり、絶対に本気で勉強したかったわけではない。


ちなみに、游暐安はその日の夜をソファで過ごした。


邱艾晶に罰を与えられたわけではなく、彼が自ら進んで見せた紳士としての振る舞いである。


何しろ邱艾晶の家にはベッドが一つしかなく、二人の関係はまだ、同じベッドで一晩を共にする試練に耐えられるほど進展していなかったからだ。

次回予告:定期テストが終わり、部活動の中で最も楽しみな新入生歓迎会がいよいよ始まる。関所役を引き受けた游暐安、方雨彗、簡彤菲もサポートに駆けつけた。アイデア出しが得意なマスコミュニケーション部が考案したのは、一連の宝探しゲーム。しかし、どうやらゲームのルールを少し複雑にしすぎたようで、関所役の彼らでさえ理解しきれなくなっていて……


次回:宝探しゲーム


※本当の後書き:


皆さん、こんにちは~~!


まず初めに、皆さんに謝らなければならないことがあります。


私的な事情により、本日から約1週間ほど新しいエピソードの更新をお休みさせていただきます。もちろん、この「1週間」というのはあくまで目安で、短くなるかもしれないし、長くなるかもしれません。でも、どんなに長くても10日を超えることはないと思います。以前もお話しした通り、実はこの物語はすでに最後まで書き終えていて、今はそれを少しずつサイトにアップロードしているだけですからね。


それに、市販の長編ライトノベルや漫画なんて、1巻分の連載に半年以上かかるのが普通じゃないですか。僕はたった1週間のお休みをいただくわけですから、きっと皆さんなら許してくれますよね。それに、焦らすようなところで切ったりもしてないし、僕ってすごく優しいですよねwww


今まで気づいていたんですが、多くの読者さんが序章から最新話まで一気に読んでくださっていて、新しいエピソードをアップするたびにすぐに読みに来てくれる方も少なくありません。ブックマークしてくれている人はそこまで多くないのに、僕が更新する時間がいつもバラバラなのにも関わらず、どうして毎回更新した瞬間に皆さんが現れるのか、すごく不思議に思っています。連載を始める前は、この作品が皆さんにここまで興味を持ってもらえるとは思っていませんでしたし、途中で読むのをやめてしまう人も意外と少なくて驚いています。ですので、1週間後に更新を再開した時も、どうかこの作品のことを忘れないでいてくれると嬉しいです。

もし今後もこの物語の続きを追いたいと思っていただけたら、ぜひ「ブックマークに追加」を押していただけると幸いです。また、サイト内で評価をしていただけたら、ものすごく励みになります!もちろん、なくても全然構いません。皆さんがクリックしてくださる1つ1つのPVが、僕がこれからも様々な作品を作り続けていくための原動力になっています。


最後に。僕が以前書いた「前書き」を真面目に読んでくださっている読者さんなら、僕が日本人ではないことをご存知かと思います。そして、以前の前書きでは間違いだらけの日本語で頑張って自分で書いていたのに、どうして今日の「後書き」はそんな問題がないように見えるのか?その答えは、この後書きはAIに翻訳してもらっているからです!以前「前書きは自分で書いてみる」と言いましたが、これは「後書き」に書いているのでノーカウントです。


……というのは冗談で、今回は内容が少し長いですし、日本語でどう表現すればいいか分からない言葉がたくさんあったので(「焦らす」を日本語でなんて言うかなんて分かりませんからね)、いっそのこと全体をAIに翻訳してもらいました。今後も、他の前書きや後書きでは引き続き自分で書くことに挑戦してみるつもりです。誰に頼まれたわけでもありませんが、それでも自分でやってみたいんです。というわけで、本当にありがとうございました。また1週間後にお会いしましょう!

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