第十三話 バースデー・パニック
おはよう~~
またこの前書きを書いてるなら、僕は伝えたいことがあります!
まず、たくさんの読者がこの作品を読み始まると、一気に序章から今までの最新エピソードまで読むと気づきました、みなさんがこの作品をこんなに気に入るのは嬉しいです!どうもありがとうございます。
あとは、第十二話で、邱艾晶は「フィッティングルームのおままごとタイム」というノベルを読んでいた、みんな覚えていますか?実は、これこそ僕が準備している、僕の次の作品です!(あるいは次の次の作品)この作品のストーリーも、僕が本当に満足しています、だからみなさんが興味あれば、フォローし続けください!
最初、双方は膠着状態に陥り、どちらも先には動かなかった。三人は翠魔王を怒らせることを恐れ、翠魔王はキョロキョロと辺りを見回し、何のタイミングを待っているのか分からない様子だった。少しの時間が経過した後、方雨彗が先陣を切って翠魔王に静止光線を放った。緑色の細い光が翠魔王に向かって射出されたが、翠魔王の周囲に漂うブラックホールのような気配に一瞬で吸収されてしまった。
どうやらこの技は彼には通用しないようだ。双方の魔法の力に差があるからだろうか?続いて簡彤菲も自身の超能力を発動しようと試みたが、案の定、目の前にいる魔法能力が極めて高い翠魔王にとっては簡単に防げるものであり、わずかな脅威にすらならなかった。
緊迫した膠着状態の中、方雨彗はこれ以上衝突が大きくなる前に、急いで指輪を使って霧羽天国へSOS信号を送り、翼族の援軍の派遣を要請するしかなかった。援軍が到着するのを待つ間、翠魔王は依然として威嚇的なオーラを放ちながら辺りを見回していたが、終始無言のままで、三人に対して自ら攻撃を仕掛けてくる意図はないようだった。彼がここへ来た本当の目的は一体何なのか?それとも何か大技を準備しているのだろうか?三人は依然として警戒を解くことができず、どうすればいいのか分からなかった。
幸いなことに、この対峙の最中、二人の翼族の援軍が到着した。
「姫様方、お気をつけください。これより攻撃を仕掛けます。」
現場の状況を把握した後、二人の援軍は連携し、翠魔王に狙いを定めて一斉に攻撃の光波を放った。しかし攻撃を仕掛けたその瞬間、教室の後方にいた翠魔王は幻影と化し、音速で光波の攻撃を避けると、瞬時に教室の前方へと移動した。この程度の攻撃に対して、翠魔王はまだ余裕の表情を見せていた。しかしその時、それまで無表情だった翠魔王が突如として凄まじい形相に変わり始めた。怒りからなのか、苦痛からなのか、あるいは攻撃を放つために力を溜めているのかは分からなかったが、彼の周囲に漂う暗黒の気配が同時に次第に明るくなっていった。
「姫様方、私たちの後ろに隠れてください。」二人の援軍は、どのような攻撃も翠魔王には無効であると見るや、すぐさま対応策を調整し、魔法の防御シールドを召喚して、攻撃から防御へと切り替えた。目の前の翠魔王がどんな手を使ってくるか分からない以上、臨機応変に対応するしかなかった。
元々教室の窓の外は黒幕に覆われたように暗く沈んでいたが、今や教室全体が次第に明るさを増していき、目を開けていられないほど、下手をすれば即座に失明してしまうほどの眩しさになっていた。教室の前方にいる翠魔王は、低く唸り声を上げ始め、「見つからない……どこだ……」といった辛うじて聞き取れる断片的な言葉を発したが、大部分は低周波の怒号と、微かに聞こえる炎の燃え盛る音にかき消されていた。周囲の温度も次第に上昇し始め、今や教室全体が巨大な蒸し器のように熱くなっていた。
教室内の温度が人体の耐えられる限界に達しようとしたその瞬間、突然、翠魔王は一筋の光と化して消え去った。
「忌々しい翼族姫め、次はこう簡単には見逃さんぞ!」翠魔王が最後にその一言を残すと、彼の姿とともにすべての光と高温が跡形もなく消え去った。この時、翼族姫たちと援軍は、先ほどの翠魔王が本物ではなく、ただの分身の幻影であったことに気がついたのである。
黯翠帝国では、重苦しく厳粛な空気が蔓延していた。翠魔王は先日彼が指輪レーダーを与えた相手――すなわち、彼が最も目をかけている女性の手下を尋問していた。
「くそっ、わざわざ分身を下界へ遣わしたというのに、なぜあの忌々しい指輪の影すら見えなかったのだ?私が貴様に与えた指輪レーダーが壊れていたのではないか?」
「正直に申しますと、私も確信が持てず……」女性の手下は渋い顔をして答えたが、翠魔王の顔色がみるみる変わっていくのを見て、翠魔王のせいにしようとしていると誤解されるのを恐れ、慌てて釈明した。「その、この指輪レーダーは、翼族指輪が持ち主の手から離れた時にだけ信号を発するはずですよね?ですが……普段は本当に全く信号を出さず、私が殿下にお知らせしたあの時にだけ、確かに信号を受信したのです。」
ここまで聞いて、翠魔王は深く考え込んだ。
「ですが、もし指輪レーダーの信号が間違っていなければ……あの時、あの翼族姫の指輪は確かにあの教室にあったはずです。」手下は続けて言った。
「よかろう。もし本当にそうであるなら、今回は貴様を責めることはできんかもしれんな。だがこれからは、さらに励んで指輪の痕跡を探し続けるのだ、分かったな?」
「はっ、御意。」手下は両手を合わせて深く頭を下げる礼をすると、直ちに退出した。
次回予告:「ねえ、方雨彗。游暐安にもう彼女がいるって噂だよ!」
「まさか?誰から聞いたの?」
事の真相をはっきりさせるため、方雨彗は自ら調査に乗り出すことを決意した。すると驚いたことに、游暐安が本当に一人の女性と親しげに歩いているのを発見してしまう。
しかもよく見ると、その女性はどこかで見覚えが……?
次回:第三者




