表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
糜芳andあふた~  作者: いいいよかん
87/111

魔王誕生・発端・・・その1

読んでくださっている方々へ


何時もいいねの連打、ちょくちょく仕出かす、誤字脱字報告などなどありがとうございます!


そして前話に書いて頂いた、御指摘・感想についての返答を、後書きにて述べさせて頂いておりますので、本文の読んで頂いた後にて一読して貰えれば、幸いであります。

        洛陽後宮内某所


「・・・最早我々には後が無い。

生き残る手段は(ただ)一つ・・・。」

「「「「「然り、唯一つ。」」」」」

痩せぎすの宦官・張讓(ちょうじょう)が重々しい口調で告げると、周囲の宦官達も同調して頷く。


後宮の一室に、宦官閥のトップ集団である十常侍一党が集まり、張讓を幹事に話し合っていた。


「ちょっと張讓、性急過ぎない?

其処まで悲壮にならなくても、嵐が過ぎ去るのを待てば良いじゃない。

劉弁が即位して後宮に入って来れば、幾らでも丸め込めるでしょうに。

それに何皇后に口添えしてもらえば、何進だって無体は働けないでしょ?」

何処ぞのデラ○クスさんみたいなでっぷりとした体格の、女口調なしゃべり方をする趙忠(ちょうちゅう)が、眉を寄せて苦言を呈した。


「ふん・・・貴様こそ何を悠長(ゆうちょう)な事を。

余裕というモノが有れば、こんな一か八かな賭け事なんぞ、端っからしとらんわ!

その肝心の何皇后に見限られて、危機が迫っているから、こうやって集まっているのだろうが。」

他人事の様に話す趙忠を一喝し、自分達が危機的状況に有る事を示唆する。


「えっ、でも最近までは何進との仲立ちを、引き受けてくれてたんじゃないの?」

「単純な事だ。

何進から止めろと諭されて、あっさり心変わりしただけよ。」

苛だたしげに吐き捨てる。


「そんな・・・。」

「まぁ、兄妹の何進と他人の我ら、どちらの肩を持つのかと言えば、至極自明の理ではあるがな。」

フッと力を抜き、肩を(すく)めて仕方ないと呟く。


「先帝陛下なら金銭に敏い故に()だ、多額の金銭を渡して赦しを乞えば、すんなりと赦して頂けたであろう。

汚れ役として使える我々の利用価値も、理解されていただろう。」

物思いに耽りつつifを述べ、


「だが生まれながらに、後宮で(かしず)かれて来た劉弁には、銭など只の丸い玩具に過ぎん。

汚れ役には伯父の何進が居るから、我々に利用価値を見出(みいだ)す事も無い。

つまりは何進が居る限り、劉弁にとって我々は、何の価値もない塵芥(ちりあくた)(ゴミ)なのだ!」

ギリリと歯を食いしばった。


「このまま座して劉弁の即位を待っておれば、ドンドン何進の息の掛かった者が劉弁に(はべ)り、後宮に入る頃に侍っているのは、我々の誰かではない別の誰かであり、我々はお払い箱でお終いだ。

それでもお前は性急と言うのか?」

「うう・・・確かにそうね。」

張讓の言に納得する趙忠。


「向こうに交渉する意思が無い以上、もうなりふり構っておれん!

・・・何進には消えて貰う。」

低重音な声音で、ハッキリと口にする。


「・・・けどよしんば成功しても、何進を暗殺した後の処理はどうすんのよ?

劉弁はもとより、何皇后を丸め込むのは不可能でしょうし、何よりも名家閥連中が、これ幸いに潰しに掛かって来るでしょうが?」

当然の懸念材料を述べた。


「その点は大丈夫だ。

この一件に関しては、名家閥連中も1枚噛んでいるから、安心しろ趙忠。」

ニヤリと笑みを浮かべる。


「はぁ?名家閥連中が私たち宦官に協力!?

どういう事よそれ!?」

「フンッ・・・なに、簡単な話よ。

名家閥の能無し共も、己の尻に火が点いている事に、漸く気付いたらしい。」

鼻を鳴らして語る。


「へ?お尻に火?」

「ああ、あやつ等の権威の源泉は家柄・血筋で、権力の源泉は各(省庁)の官僚を従えている事だ。」

「まぁそうね。」

コクリと頷く。


「しかし権力の源泉の官僚を、ジワジワと何進に抱き込まれ、影響力を喪失しつつあるらしい。」

「つまりそれって、実権を何進に握られて名家閥連中は、名目上のお飾りになってるって事?」

「そう言う事だ。」

口を歪めて同意する。


「あら奇遇、私たちと一緒ね。」

「だからこそ我々に協力する訳だ。」

「・・・具体的にはどうするのよ?」

恐る恐る計画を尋ねる。


「先ず何皇后の名を餌に、中宮へ呼び出す。

そして我々が何進を始末した後、名家閥連中の息の掛かった虎憤・羽林達が、適当に犯人をでっち上げて後処理をする、と言う段取りだ。」

大まかな計画を話した。


「う~ん・・・それって私たちの負担が、どう考えても大き過ぎない?」

「仕方がなかろう。

普段のあやつはかなり用心深く、分厚い防衛網を張っていて、近付く事すらままならん。」

苦々しく言いつつ、


「だからこそ、規則で事前に許可された男性しか入れず、後宮の者と面会が唯一叶う中宮でしか、計画が実行出来んのだ。」

やむを得ない条件を話し、溜め息を吐く。


「成る程ね、私たちは立場上自由に出入り出来るけど、何進は1人きりでしか入れない。

始末出来る絶好の機会って訳か・・・。」

一定の理解を示す趙忠だったが、


「けどこれって、能無し共に都合が良すぎよね?

状況を考えたら、私たちも一緒に始末するつもりに見えるのだけど・・・。」

危機感も示す。


「当然あやつ等は、そうするつもりだろうな。」

「ちょっと!?判っているのだったら、乗ったら駄目でしょうが!」

悲鳴じみた声を上げて、張讓を詰る。


「無論易々と、能無し共の思い通りにはさせん。

寧ろ逆手に取って、あやつ等を嵌める。」

趙忠の大声に片耳を塞ぎつつ、返答をする。


「どうするのよ?」

「ああそれはな・・・・・・。」

ボソボソと密議を重ねる十常侍一党。


張讓達が後宮の奥深くで、謀略を練る中・・・


         洛陽内楊家邸


「・・・と言う訳だ袁紹殿。

どうやら宦官閥の玉無し共が、何進を暗殺する計画を建てているそうだ。」

「はぁ・・・本当なのですか楊彪殿?」

淡々とした口調で微笑(びしょう)(たた)えながら、袁紹に極秘情報を提供する楊彪。


「四世太尉」と謳われた大家(たいか)に相応しく、洛陽の都の一等地に広大な敷地を持ち、敷地内に水を張って人工的な池を建造していた。


その人工池の中央に東屋が建てられていて、舟で移動しないと辿り着け無い様にし、厳重な間者対策が施された場所で話をしている。


「無論本当だとも。

今や落ち目の宦官など、ちょっと鼻薬を利かせればぺらぺらとさえずるさ。」

「成る程・・・卑しい奴ら故に飛び付きますか。」

さもありなんと納得する。


実際は裏で共謀し、連絡を取り合っているのだが、()に不必要な情報など要らないと判じ、自分の駒を見つめる。


「其処で君の出番だ袁紹殿。

予定は未だ未定だが、当日には中宮の警備担当が、君になる様調整するから、何進暗殺成功の合図と同時に、配下を率いて中宮に入り、一挙に張讓達を始末するのだ。

さすれば君は全国の清流派の悲願、濁流共の粛正に成功した英雄と、永劫に讃えられるだろう!」

栄誉欲を刺激する内容を告げ、餌をぶら下げた。


「わ、私がですか!?」

「左様、君がだ。

四世三公の袁家次期当主として又、名家閥を代表する名家として、これ程の華はないだろう?」

「た、確かに私の栄光の門出に相応しいな!」

フンスと鼻息荒く、興奮気味に答える袁紹。


(フ・・・本当に英雄視されると思っているのかこやつは?お目出たい頭をしておるわ)

自身の輝かしい未来を夢想している、袁家のドラ坊を観て、内心冷笑を浮かべる楊彪。


袁家の名代として、三公を務めていた袁隗(えんかい)が失脚してから凡そ3年の月日が経つ今、袁家の名家閥に於ける影響力は、徹底的に当の楊彪に因って排除されて欠片も無く、完全に失墜していて、名家閥に袁家の居場所は無くなっている。


なので今更復帰した所で、孤立無援の独峰(どっぽう)(富士山の様に単独の山の事)になるだけであり、過ぎ去りし栄華な日々など戻る(よし)もなかった。


(そして当日の袁紹の配下の虎憤達は、儂の息の掛かった者で固める。

次期当主の()()()()の証拠を、物証付きで手に入れる事にもなる、か。

・・・フフフ、邪魔な何進や宦官共を自動的に始末出来る上、袁家を何時でも()()()()()オマケまで付くとは・・・笑いが止まらんわ)

思わず微笑みが深くなるのが、止められない楊彪。


楊彪から観れば、宦官が何進を始末してくれて、その宦官を袁紹が宮中侵犯という、罪を被ってまで始末してくれるのである。


自分の手を汚さずに、何もかも仕舞いが付くのだから、笑いが止まらないのは、無理はなかった。


「あ~楊彪殿?」

「何かな?」

此度(こたび)の宦官始末の仕儀に、隗叔父を加えても良いだろうか?

叔父上の政界復帰の、手助けをしてやりたい。」

恐る恐るといった口調で、楊彪に伺う。


「ハッハッハッハ!・・・ああ、構わんよ袁紹殿。

袁隗殿と共同でやりたまえ。」

破顔して大笑する。


(なんとなんと!己の罪科に、叔父の袁隗まで引きずり込もうとは!

いやはや恐れ入った、恐れ入ったわ)

利害得失を(かえり)みずに、身内まで巻き込もうとする袁紹に、呆れを通り越して感心してしまう。


「では日時がハッキリ判明次第、君に一報を入れるので、それまでは鋭気を養っていて欲しい。」

委細(いさい)承知した。

一刻も早い連絡をお待ちし申す。」

立ち上がって拱手し、辞去しようとする袁紹に、


「ああ、そうそう袁紹殿。」

「まだ何か?」

「まだ幾日かの猶予は有るだろうから、もしも気が変わったら言ってくれ。

その時には義弟(袁術)殿に、話をする故に。」

挑発めいた発言を浴びせる。


「・・・その様な気遣いは無用。」

「左様か、それならば良いのだ。

()しくは何進に此度の仕儀を、そのまま御注進しても構わぬぞ?

君の()()()を、何進は高く買ってくれよう程に。」

皮肉を(まじ)えて、微笑みを絶やさず続ける。


「!!あの様な成り上がりに、尻尾を振るようなみっともない事を、私がすると思っているのか!?」

顔を怒らせてドスドスと足音を荒げ、舟に乗り込み去っていく。


「・・・フム、こんなものか。

育ちのせいか生来か、中途半端に優柔不断な所があるからなあやつは。

これだけ念押しと自尊心を(あお)っておけば、よもや下手な躊躇(ちゅうちょ)はすまいよ)

去っていった方角を見つめ、ポツリと呟く。


(一応、袁紹と共にあの義弟も一緒にさせるか。

お互いに手柄を奪い合って、より過激な行動を起こすかもしれんしな・・・)

腕を組んで、より重罪化させるべく沈思する。


名家閥の首領・楊彪も又、自分の利になる様に動き、策を練っていくのであった。


そして運命の日・・・


        洛陽宮廷内中宮


(ふ~む・・・一体何事だろう?)

すたすたと目的の部屋を目指して廊下を歩きつつ、妹が呼んだ理由を考える。


いつも通りの使者に、いつも通りの指定部屋なのだが、今回に限って用件が不明瞭だった。


基本的に持って回った言い方を、あまり好まない性格なので珍しいと同時に、余程の問題が出来した可能性があり、不安が首をもたげる。


なんだかんだと考えている内に、目的の部屋に到着した何進は、入り口の両脇に居る宦官が、扉を開け放ったと同時に、「ご苦労」と一声掛けて入る。


シーン・・・


「あれ?早く来すぎたか?

・・・仕方ない、ちょっとおうグッ!?」

ぼやいた瞬間、閉じられた扉の方=背中に、ドンッと衝撃が走ったと思うと、腰に焼きつく様な痛みと脱力感が全身を襲う。


「は!?え?は、は?」

2、3歩たたらを踏んで、踏みとどまろうとするも、脱力感に抗しきれず、四つん這いになる。


そして後ろを振り向くと、足元に血溜まりと激しく肩を上下する、張讓が目に映った。


「き、貴様、張讓!」

「ハァー、ハァ一・・・何進よ、貴様が生きている限り、我々は明日の太陽を拝めん!死ねぇ!!」

バッと手を上げると、柱の陰から短剣を持った他の十常侍が姿を現れた。


「い、妹は、妹はどうしたぁ張讓ぉ!?」

ジリジリと張讓達と距離を取りつつ、何太后の安否とまさか!?の、裏切りの懸念が交錯する。


「フゥ、フゥ、安心して良いぞ何進。

何太后は此処には来ん。

貴様を呼び寄せる為に利用はしたがな。」

幾分か落ち着いたのかニヤリと笑い、


「ちゃんと面倒を看てやるさ、我々に従うならな。

劉弁の事も任せておけ、素直に我々の言う事を聴いている内は、生かしておいてやる。

劉協という代わりが居るから、どちらでも、寧ろ誰でもよいが・・・さぁ、どうした、殺れ!!」

醜悪極まりない外道な言葉を投げ掛け、周りにいる趙忠達をけしかける。


「腐れ外道がぁ!!ゴフッゴホッ・・・誰かぁ!!誰ぞあるぅ!!ゴホッ!」

「クックック・・・ハッハッハッ!泣こうが(わめ)こうが、誰も来んぞ何進?

我々の手の者しか近くには居らん!」

嘲笑して絶望的な状況を伝える。


「グクッ・・・只では、只では死なん!

貴様等を1人でも道連れにしてやる!!」

柱に寄りかかり、ジリジリと自分に寄ってくる張讓達に、覚悟を決めて裂帛の気迫を見せた。


それからの何進は必死に、必死に抵抗をした。


腰に刺さった短剣を自ら引き抜くと、襲い掛かって来る宦官の手や足を斬りつけ、怪我を負わせて躊躇(ちゅうちょ)させたり、短剣を薙いで牽制したりと、力有る限り戦い続けた。


しかし多勢に無勢、負傷の影響や体力の消耗と疲労、それらが徐々に何進を蝕み、そして・・・


「ハァ一・・・フゥー・・・ハァ一・・・。

商人上がりの肥満体の癖に、ハァフゥ、我々を手こずらせよって・・・ハァハァ・・・クソ!」

幾つもの手傷を負った張讓が、少量の血と大量の汗を流して、肩で呼吸をしつつ悪態を付く。


幾本もの短剣が胸や腹に突き刺さり、柱を背に座り込んだ状態で、事切れたのであった。


8月末日、この世の春を謳歌する間もなく、後漢を代表する軍政家・政治家、何進が暗殺さる。


この事変に因り、中央から地方に影響が波及し、最早収拾のつかない有り様となるのであった。


それはさておき、


「フゥー・・・良し・・・ではかねてからの打ち合わせ通り、段取りと準備を至そうぞ。」

「「「「「おう!」」」」」

コクリと頷く十常侍達。


それぞれが役割分担をこなすため、ゾロゾロと部屋から出て、動き出したのであった。


その同時刻・・・


        洛陽宮廷内中宮門外


(チッ、遅いぞ宦官の玉無し共め!

何をのろのろしておるのだ全く!鈍臭い奴らめ!)

中宮の門扉付近で、ウロウロとしている袁紹。


端から観れば、釣り餌がぶら下がっているゲージ罠の前で、行こうか行かまいかしている、狸や(むじな)の様な動きをしていた。


「いい加減落ち着けよ、司隷校尉(しれいこうい)殿。

そんなに緊張していても始まるまいに・・・。」

呆れ半分嫌味半分といった感じで、売官で司隷校尉を買った従兄の袁紹に、苦言を呈す袁術。


派手好みと評判の彼らしく、実用性有るのソレ?と聴きたくなるぐらいの、細かい意匠が施された鎧と兜を身に付けていた。


「フン、お前こそ緊張感が足りんぞ()将軍。

何事も緊張感を持ってせねばならん。

お前の様に軽薄な行動では、見落としや手抜かりをしかねんからな。」

鼻を鳴らして尊大な態度で、これ又売官で後将軍の位を買った、従弟の袁術に嫌味で返す袁紹。


彼も袁術と同じく、派手な意匠を凝らした鎧を着込み、戦場だったら間違いなく、2人共真っ先に狙われるのは確実であった。


そんな似た者同士の両者は、同族嫌悪なのかどうかは不明だが非常に仲が悪く、顔を会わせれば嫌味の応酬をする間柄であった。


因みに袁紹が就任した司隷校尉は、司隷地域(首都圏)の官吏の監査役兼州牧に近い役職で、袁術の後将軍は他の前・左・右の将軍位に並んで、軍部に於ける由緒ある高位の将軍位であった。


まぁ、司隷地域は何進のお膝元で管理下にあり、軍部も何進がガッチリ掌握しているので、2人共に何の実権の無い、お飾りの称号に過ぎないが。


それはさておき、


袁家のダブルドラ坊が、徐々にヒートアップして口喧嘩に発展し、喧嘩している双方の部下達が呆れ顔で、遠巻きに眺めていた所、


「「た、大変です!何進閣下が、何進閣下が()()()に殺害されました!!」」

若い2人の宦官が門から飛び出し、袁紹達に走り寄って来た。


「ナニィ!?それは誠か?」

内心「キター!」と叫びつつも、念押しする。


「は、はいコレがその証拠です。」

所々血の付いた冠と、大将軍の官印を見せる。


「ふむー・・・確かに最前閣下がしていた冠と、大将軍の官印だな。」

袁紹はしげしげと、見せられた証拠を眺めた後、


「確かに何進は()()()()()()()()()()のだな?判った・・・ご苦労!!」

言い抜け様に剣を抜いて、宦官を斬り捨てる。


「な!?何をギャアァ・・・!!」

「ご覧の通りだ下郎。

貴様等がやった事の、報いをしているんだよ。」

問い詰め様とした残りの1人を、袁術が剣で胸を突き刺して、念入りに抉る。


「聴いたな皆の衆!?

十常侍共が何進閣下を暗殺した!

これより我々は十常侍及び、それに組する宦官共に正義の制裁を下す!」

「「「「「おお!邪悪な宦官共に鉄槌を!」」」」」

袁紹の演説に、激しく応じる部下達。


こっそり楊彪の息が掛かっている部下達は、意図的に様々な要因で、宦官に激しい敵意・憎悪を抱いている者達を選抜しており、にっくき宦官の抹殺に、ひとかけらの躊躇も無かった。


「大義と正義は我らに有り!!

者共ぉ!漢帝国の汚物・宦官を斬り捨てよ!!

それぃ突撃ぃ!!」

「「「「おお!!」」」」」

袁紹が開かれた門に剣を向けると、部下達が一斉に抜剣して突入していく。


(ククク・・・コレで私は漢帝国の長年の宿痾(しゅくあ)である、宦官を討伐した功労者として歴史に名を刻み、四世三公から五世三公の当主として、輝かしい人生を歩むのだ!!)

輝かしい未来を夢想して、想像で悦に浸る。


嫉妬に駆られた袁術が、袁紹より目立つ事を目論んで、建物を放火する騒ぎを起こすまで、自分の世界に入っていた袁紹であった。


それからしばらくの後・・・


     洛陽宮廷内虎憤・羽林詰め所


「・・・うむ、出来た!我ながら上出来だ。」

ニンマリと満足げに、自作の漢詩を自画自賛する、曹魏の名短体コ○ンこと曹操。


様々な不運が重なって、エリート街道から転落してしまった曹操は、宦官閥の影響力が宮中に於いて、極端に低下した煽りも受けていた。


次々と虎憤・羽林から宦官閥に属していた者が逐われた現在、最早片手にも満たない宦官閥の幹部として睨まれ、西園軍時代の部下と共に完全に干され、全く仕事も与えられず無聊(ぶりょう)(かこ)ち、勤務時間中に詩作をする程に暇だった。


そして幾つか有る詰め所の内、中宮から離れた場所に居た為、宮中で大変な事態が発生している事を、知らなかったのだが・・・


「大変です隊長!?

中宮に於いて、何進大将軍閣下が十常侍に依り、暗殺された模様です!」

「・・・・・・はぃ?・・・え、嘘だろ!?」

不意打ちで知り、絶句して立ち上がるコ○ン。


「こんな大事、嘘でも冗句でも間違っても(おおやけ)の場で、言える訳ないでしょう!?」

「あ~確かに・・・。

じゃなくて、現在の状況はどうなっている!?」

部下の言い分に納得し、慌てて状況把握に努める。


「は、現在の所、近くに居合わせた袁紹・袁術の両隊長が、事情を知り怒り心頭に発し、十常侍討滅に走って中宮を越え、後宮にまで配下の兵を展開中!

問答無用で宦官を殺戮している様子です!!」

拱手して見聞きした情報を、曹操に報告する。


「オイオイオイオイ!?無茶苦茶してるなオイ!?

皇帝陛下の御在所(ございしょ)(プライベートな住居空間)、云わば聖域に等しい場所に、刃物を持って入った上で血で汚すなんぞ、王莽(おうもう)でもしなかった蛮行だぞ!?」

余りに荒唐無稽な報告の内容に、開いた口が塞がらず、信じられないと呟く。


袁紹達がしている事は、刃物を持って皇居に押し入り、皇居の使用人達を無差別に殺害しているという、宮中侵犯以上の重罪を犯していた。


過去に外戚として絶大な権力を有していた、竇武(とうぶ)でさえ宦官誅滅を行った際は、一応罪状認否を明らかにした上で、曲がりなりにも法に照らして、誅滅を行っている。


そんな時の権力者さえ、()()()()()()()()()()程の暴挙を、袁紹達は平然と行っていた。


「・・・うん?待てよ?

中宮には劉弁摂政陛下がおられるだろう!?

陛下はご無事なのか!?劉協殿下の安否は!?」

報告しに来た部下の肩を揺さぶり、確認する。


「は、いえ・・・残念ながら不明です。」

「なんて事だ・・・急ぎ確認しにいくぞ!

後、軍部に何進閣下の件は、伝わっているのか?」

「いえ、恐らくはまだかと。」

気まずげに首を左右に振る。


「チッ、軍部とは確執が有るのは解るが、最低限の義理は果たせよ、名家の奴等も。」

舌打ちして、名家出身の幹部連中を罵る。


黄巾の乱の折りに軍部から、コネで入隊していた名家閥連中が、虎憤・羽林に追い出された経緯が有るため、両者の間に一定の(わだかま)りがあり、決して良好ではなかった。


「スマンが急いで大将軍府に行って、大将軍閣下の訃報を伝えてくれ。」

「宜しいのですか?隊長のお立場が・・・。」

上目遣いで曹操の立場を(おもんばか)る。


「構わんさ、元々これ以上悪く成りようが無い。

何進閣下亡き後の軍部は、摂政陛下の直属軍に成る可能性が高い。

そんな連中に礼を欠いたり、不義理する方が余程に立場が悪くなる・・・では頼んだぞ!」

苦笑して部下の肩を叩いて命じた後、大急ぎで中宮に向かって走る曹操であった。


        洛陽宮廷内中宮門外


「ええい、何をグズグズしているのだ!?

最早張讓らは袋の鼠ぞ!早く見つけ出せ!!」

ウロウロしながら、部下を怒鳴り散らす袁紹。


(何故だ?何故張讓達が見つからん?

何処に消え失せたのだあやつらは!?)

ギリリと歯噛みする。


彼は非常に苛立っていた。


中宮に突入後、片っ端から宦官達を斬り捨て、そのまま余勢を駆って後宮に乱入、後宮に居た宦官達をも軒並み斬り殺し、掃討に入った時に気づいた。


そう、メインターゲットの張讓達が居ない事と、


「どういう事だ!?張讓達と同じく、摂政陛下も劉協殿下も居られんという事は、お二方を連れて逃げている筈だ!

目立つし、間違っても俊敏とは言い難い方々を、連れているのに、何故捕捉できんのだ!?」

自分の宦官誅滅の御墨付きを与える、劉弁や劉協も居ない事に。


最初は騒動を知って、後宮に下がったのかと安気に構えていたのだが、いざ後宮に突入しても、何太后は居るのは確認出来たが、劉弁と劉協の2人共が、張讓達と姿を消していた。


(不味い!このまま劉弁から容認を得れねば、我が袁家は大量虐殺の主導者という、烙印を押されて罪人になってしまう!

術のバカが放火までしてるから、余計に不味い!)

頭を抱えてしゃがみ込み、懊悩する袁紹。


元々楊彪からも、義挙としての大義名分を得る為、劉弁を戴いて誅滅の詔を得る事が、肝要と言われていたのだが、その時は自身の栄誉と栄華を夢想しており、おざなりに聴いていた。


只単に張讓達を斬り捨てれば良いだけと、高を括って劉弁確保を後回しにして、付近の宦官誅滅に夢中になった結果、まんまと劉弁達と共に逃げられるという、痛恨のミスを犯している。


まぁ、「宦官を炙り出す」といって、放火をかましたアホ従兄弟のせいで、消化活動に奔走する羽目になり、余計に時間を浪費したのも有ったが。


「・・・オイ!聞こえるかオイ!!袁紹!?

何をうずくまっているんだお前は!状況はどうなっているんだ一体!?」

「うん?・・・ああ曹操か、お前こそどうして此処に居るんだ?」

「どうしてもこうしてもあるか!

皆が大騒ぎしているのに、来ない筈なかろうが!」

すっとぼけた返事に、苛立ちながら答える。


「単刀直入に聞くぞ袁紹!

陛下と殿下は無事なのか!?どうなのだ!?」

「そ、それは・・・・・・。」

「・・・未だに不明か。

もう一つ、お前が中宮に突入して、いか程の時間が経っているんだ?」

躊躇いを見せた袁紹の態度で、事情を読み取り、経過時間を尋ねた。


「え、え~と・・・一刻半(3時間)ぐらいだが?」

「チッ・・・ええいクソ!!」

経過時間を聞いて舌打ちして声を張り上げ、慌てて踵を返して走り出した。


「お、おい何処へ行く曹操!?」

「決まっているだろ、張讓達と摂政陛下達を探しに行くんだよ!」

「いや後宮はこっち・「アホか!?張讓達はとっくの昔に、後宮の秘密の抜け道を使って、洛外に脱出しておるわ!!」

言い捨てて、軍部に向かって走る。


戸惑う袁紹を背に少し走った所で、部下に背負われて盧植がやってくるのが見えた。


「盧植殿!!」

「おお、曹操か!

貴殿の部下から、十常侍が何進閣下を暗殺したと聞いて、飛んで来たのじゃが誠か!?」

「はい、誠に残念ながら本当でございます。

しかしながら何進閣下の訃報よりも、一大事が出来しました。」

「な、何?閣下の訃報より!?」

曹操の発言にたじろぐ盧植。


「は、どうやら摂政陛下と劉協殿下が、張讓達一党に拐かされ、連れ去られた様なのです。」

「な、なにぃぃぃ!?そりゃ本当か!?」

「はい、同僚の袁紹と袁術が、怒りに任せて中宮から後宮に乗り込み、半時掛けて探したものの、影も形も見えぬとの事です。」

しれっと「自分は無関係」アピールをして、抜け目無く責任回避に走る姦雄。


「恐らくは亡き義祖父・曹騰が言っていた、後宮にある隠し通路を使って、逃亡したものかと。」

「主上が緊急時の脱出用に使用される、秘密の通路が有るとは噂で聞いておったが、誠であったのか。

それを腐れ者共が悪用しおって・・・許せん!」

曹操の話を聞いて憤慨する。


「ええ、全くもってその通りです。

其処で大急ぎで盧植殿を通じて、軍部を動かして頂いて騎兵の追跡部隊を編成、洛外の東北西に派遣して貰いたいのです。」

盧植に同調しつつ、軍部の派兵を頼み込む。


因みに南側を除外しているのは、洛外の南側は河川が有る為、船がないと渡河が不可能だからである。


「うむ!委細承知した!」

「私は一応念の為、洛内を廻ってみます。

もし万一見つけた場合は、将軍府にお送り致しますので、お願い致します。」

「うん?そのまま中宮へお送りすれば良かろう?」

「いえ~その~・・・袁紹達一党が、怒りに任せて宦官達を殺傷しておりまして・・・。」

十中八九計画的犯行と言うか、蛮行だよなぁと推察するコ○ンだったが、とばっちりを避ける為に、一応のフォローをしておく。


「な、なんたる暴挙を・・・軽率な。

うぬぬ、とりあえずその件の詮議は後じゃ!!

では其方も洛中の探索を頼むぞ!急げ者共!」

険しい顔付きにはなるが、優先順位を違えず軍部に向かい、曹操も緊急召集を掛けるべく、詰め所に向かって走り去った。


「いや、あの・・・私はどうしよう?」

混乱している袁紹を放って。


こうして事態は急展開を迎え、何進というたった1人の死で、直後に早くも別の騒乱を招き、追う将軍府及び1部の虎憤・羽林と、追われる張讓達十常侍一党に別れて、争う事となったのであった。         


                  続く

え~と、前話の御指摘・感想についてでありますが・・・。


先ず第1に当然私情で書いております。

小説ですので。


第2に関羽の描写が度を越えて酷いという、御指摘についてですが、正直に言いますと、かなり私情で辛辣に書いてます。


ついでに関帝様グループに属する人達も、ちょっと・・・少し・・・かなり。


題名の通り主人公は糜芳であり、現在のストーリー上、(かたき)役は神格化された関帝様とそのグループです。


神様一党相手に一般的なフツーの描写をすると、糜芳は霞の如く掠れ、なまじっかな描写では、指先1つ処か鼻息1つで、木っ端な糜芳の存在が吹っ飛びます。

塵芥と化してしまいます。


言わばゴブ○ンやスラ○ムが、ラスボス達を敵としている訳ですので、人間性に焦点を当てて、自分の体験的に当てはまる、人間性を投影しております。


今作の関羽の人間性としては、「個人の能力は有能だけど、集団行動をした場合には、問題を起こす面倒くさい職人気質」タイプです。


前の建築関係の職場にそれなり・・・そこそこえ~ちょっといたタイプなんですけど、お一人様(単独作業)をさせれば、勝手に成果を出す人なんですが、集団になると自分のスタイル・(こだわ)りを同僚に強要したり、自分と同レベルを要求したりと、何かといざこざを起こすタイプです。


そういったタイプの人は、集団作業になる棟上げや柱立ち上げとかには自然と外され、ほぼ単独で出来るけど技術のいる、階段周りの立ち上げとかに回されていました。


まぁそう言うタイプの人間性を、今作の関羽には設定しております。


第3に関羽に対してバイアスが掛かっているのでは?という御指摘ですが・・・はい、正直言って掛かっています。


関羽の能力等を疑うバイアスが掛かっている要因は、古今東西問わず世界共通事項で、如何なる場合に於いても、一介の軍人に過ぎない軍団長が、本国(国家元首)に無断かつ独断で、国家戦略に沿わず勝手に他国に攻め込んだら、常識的に考えても軍隊としても、軍法・法律上で考えても、やっては絶対にいかんでしょ?です。


日本の歴史上で云えば、織田信長の子・信雄(のぶかつ)が、主君且つ父親の信長に無断で、伊賀国討伐の兵を起こして敗北、当時は無論の事、後世でも非難・酷評されている事と、同じ事を関羽はしています。


現代の日本で例えたら、自○隊の1師団とその師団長が、政府の与り知らぬ間に余所の国に、攻撃を仕掛けて敗北した様なモノですけど・・・。

(あくまでも例えですよ例え!)


この北畠(きたばたけ)(織田)信雄や師団長の行動を、「素晴らしい!なんて優秀な指揮官だ!」って、称賛する人いらっしゃるでしょうか?


ちょくちょく世間を騒がせている、とある北方の国々の軍隊でもした事が無い行動ですが。


事実として関羽が、勝手に起こした曹魏侵攻の結果は、策源地であり国家の領土でもある荊南を喪失させた上に、国家の財宝でもある大勢の軍民を犠牲にし、国家の浮沈に関わる、取り返しのつかない大損失を齎し、劉備(諸葛亮)の国家戦略をも、破綻させる事態に陥らせています。


如何にそれ以前に高く評されようと、立派な肩書きを持っていようと、名の有る敵将を破る等の経過に光るモノが有ろうと、彼が晩節に起こした、この一事の結果を以て私は、名将では無いと断じます。


1軍の将としても1軍人としても、やってはいけない最大の禁忌を犯しているのですから。


同時代の曹魏の軍団長・司馬懿も、此方は国土防衛の為に国家(曹叡(そうえい))に無断で兵を起こし、敵国の蜀漢に帰参しようとした、孟達(もうたつ)を討伐して成功していますが結果、司馬懿が無断で兵を起こした事に、曹魏国内からは「著しい越権行為」・「非常識に過ぎる」と大バッシングの嵐。


英雄視される処か罪人扱いされて、免職処か謀反人の容疑を掛けられ、あわや罪人に成る所を曹叡が、司馬懿の行動を緊急の措置として認めた為、功罪無しの留任になっています。


同時代に無断で兵を起こして成功しても、これ程の処分・扱いを受けています。


つまり、司馬懿に対する曹魏の対応が、倫理的に正常な対応な訳です。


それを踏まえて、独断専行して国家の為に防衛した司馬懿でさえ、非難囂々の雨霰なのに、独断専行して攻め込んで、失敗した関羽を軍人として称賛が出来ましょうや?


劉備の依怙贔屓(えこひいき)でうやむやになってますけど、一般的に関羽の責任を問えば、当時は当事者が死亡していようと、残った一族が族滅処分になるのが普通でしょうし、現代だとフツーに国家級戦犯モノです。


劉備が依怙贔屓で、関羽の罪科を何とかする為に、荊州にいたけど直接関与していない、劉封や孟達に責任を押し付けてますけどね。


私個人として関羽は勇将だとは思いますし、主君・劉備に対する「尽忠・尽誠」の精神は、常人では成し得ないモノとして称賛出来ますし、その「尽忠・尽誠」の精神を以て後世の人々が関羽を、神格化して関帝と尊び、敬われるのは全く否定しません。


但し、50も過ぎて禁忌かつ分別の無い軍事行動を起こす人の、統率力に疑義を挟まざるをえませんし、部下達の「劉備に連絡を取って、後詰め(兵力と物資の補充及び、将軍を派遣して貰う事で、後方の安全確保)を得てから、行動するべき」という、至極真っ当な意見も退けていることから、この時点で戦略性は無論皆無ですが、戦術的な分析力にも深刻な疑義を、提起せざるを得ません。


真っ当な軍政的知見・政治的判断を持っていたなら、そもそも絶対にしない行いですし。


以上の事からそう言うバイアスで私個人は、間違っても名将とは思いませんが。


長い話ですみません、つまり一言で言うと、

「1軍人として最大の禁忌を犯している人を、将軍としては評価できません」です。


個人的には、「自己中で戦争を起こした奴・奴らの為に、何で俺が他国に逝ってまで、戦争に参加しなきゃいけねーんだよ!?

勝っても国家級戦犯行為に加担で処罰、負けたら犬死にor非国民、どっちに転んでもあの世かこの世の地獄やんけ!

絶っっ対に嫌じゃい!!そんなクソ戦争に逝きたい奴だけ、勝手に逝ってこいや!?」派ですので。


それと共に、逆張りで書いているのか?に関しては、明確に否定させて頂きます。


そう言う意図は一切無く、あくまでも私個人の視点・観点から観た関羽の評価です。


第4に悪意が窺えるに関しては、間違っても否定出来ません。


第3に述べた様に、関羽の行動は現代の一般社会で例えた場合、導き出される結果は、「大量のリストラと失業者を出す行為」です。


そういったリストラや失業に遭った人が、ちょくちょく建築業界に再就職する事があり、その悲哀を間近で、私自身が見て来ているからです。


自分よりも年下、下手すると子供よりも年下の職場の先輩に、叱られ罵られ怒鳴られ馬鹿にされても、「すいません」と謝って、家族の為に一生懸命に働いている人の姿を。


そういった人達の何割かは、「上司の自己満や自己中」が原因で、職場や職を失っている事を。


まあ実際は大量の物言わぬ・言えぬ骸の戦死者と、嘆き悲しむ遺族と虜囚を、勝手な行動の結果出しているんですが。


そう考えてしまうと、間違っても否定出来ませんね本当に。


え~スゴく私情塗れですみません。


最後に前話で感想を、書いてくださった方々のみでなく、今まで書いてくださった方々も、私が返事を返さない不作法をしているにも関わらず、色んな事を書いて頂いて、誠にありがとうございます。


今回は少なからずこの作品に、見切りを付けられたり、見限られる方もいらっしゃる覚悟で、返答させて頂きました。


もしそういった方に一言だけ、どうか言わせてください。


貴方にとって、気持ち良く楽しんで読める作品に出会えます様、心よりお祈り申し上げます。


長々とすみません。


楽しんで読んで頂ける様に、鋭意努力をする所存であります。


言葉の表現の難しさを痛感するこの頃です。


これぐらいの表現で良いんじゃないの?的な、マイルドな評価をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
関羽の神格化過程を受け入れている人と疑問に思う人の違いが爆発? この作品ではそういう解釈・設定だというだけの事。余りの感想に驚きました。 作品の仕掛けが合わないならご意見や知識を開陳するよりも読む…
まぁ、この感想書いてるタイミングでは既に先まで書かれてるから特には…… 私個人としては言葉遊びは面白いし、大体の作品で「神将」「軍神」と恐ろしい程に強いとされてる関羽をこれでもかとこき下ろしてるのは…
[一言] 典型的な確証バイアスに陥ってるじゃん しかもこの作者は持論を補強する情報とそれ以外に分別しているだけじゃなく、フィクションとノンフィクションの違いも分からなくなってるっぽい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ