その2
読んでくださっている方々へ
え~前話の後書きの影響で、却って御迷惑をお掛けした事を、お詫び致します。
好意的・批判的・中庸的と、様々な感想・コメントを頂き、一喜一憂一考させて貰った次第であります。
ただただ感謝の2文字でありまして、誠にありがとうございます!
そしてですね、え~大変うっかりしておりまして、前話を投稿した後に思い出したのですが、こういうトラブルにならない様、予防線を張っていたのを忘れてまして・・・。
検索タグをご覧になって頂けたら、お解りと思いますがこの作品は、「時代考証無用・適当」でありまして、「適当」は悪い意味合いでありますので、悪しからずご了承くださいね。
司隷洛陽郊外北
「オホホホ・・・順調、順調。
上手く袁紹達を出し抜いたついでに、張讓も捨て駒として始末できたし。」
口に手を当て、甲高い笑い声を上げる趙忠。
何進暗殺後に張讓は、袁紹が中宮に突入したのを見計らって、劉弁の居る執務室に走り、
「大変にございます!一大事にございます!!
袁紹が乱心!何進閣下を殺害しました!
そのまま虎憤・羽林を引き入れて謀反!謀反を起こしました!!」
自分達の所業を袁紹に擦り付け、讒言を行った。
当初は劉弁や護衛達は半信半疑だったが、張讓が何進との戦闘で手傷を負ったのを、袁紹達に斬りつけられたと勘違いした事と、悲鳴と鬨の声が大きくなるに連れ、張讓の讒言を信じてしまい、裏事情を知らない何進が付けた護衛達は、済し崩し的に袁紹達と戦闘を開始。
その隙に張讓達が、劉弁を連れて後宮に逃げる猶予を、みすみす与えてしまう。
そして予め劉協を言いくるめて、確保していた趙忠達と合流し、予定通りに秘密通路から洛外に脱出。
袁紹達が後宮に突入する前に、予定地点にコッソリ準備していた、馬車や馬に騎乗して移動を開始。
小休止を挟みつつ北に向かっている折り、騎乗していた十常侍の1人の馬が潰れ、後ろに居た張讓が巻き添えを喰って、共に落馬して負傷してしまう。
助けを求める張讓らを、「一刻も早く移動しないと、自分達の身が危ない!」と、残りの十常侍達が内心で一致、容赦なく見捨てたのであった。
因みに見捨てられた張讓らは、約1時間後に怪我を押して移動し、川近くで休憩中の所を追跡部隊に捕捉され、見捨てられた怨みを込めて、正直にベラベラと趙忠達の行き先を告げた後、川に飛び込んで入水自殺を遂げる。
しかし、なまじ詐術(詐欺)と讒言の名手と悪名高い、張讓の言だった為全く信用されず、「彼奴がこんな所で居るのは怪しい、この近辺に陛下達を隠しているのでは?」と却って疑われ、何もない周辺部を念入りに探索する事となり、皮肉にも趙忠達の逃亡の手助けになってしまうのであった。
それはさておき、
そういった経緯で趙忠は、劉弁と劉協が乗る天蓋付きの聖駕(=皇帝・皇后専用馬車)に、別の馬車で帯同し、或る地点を目指している。
(・・・とりあえず函谷関まで問題なく、無事にたどり着けそうね。
たどり着けば後はこっちのモノ。
劉弁を丸め込んで、函谷関と後ろの長安を掌握、同時に袁紹討伐の詔を発しさせれば、私達は官軍側で袁紹は賊軍側に早変わり。
袁紹を始末するついでに邪魔な名家連中も、無理矢理共謀者に仕立てて大掃除すれば、天下は私達・・・いえ、私の思うがまま)
再び甲高い笑い声を上げる趙忠。
追跡部隊をかわす為、そのまま主要道路を西に向かわず、ある程度北に向かった後に間道沿いを西に進路を変え、函谷関を目指していた。
馬車内で自身の栄華を、ニヤニヤと夢想している最中、急にスピードが落ちてガクンとつんのめる。
「何事よ!?」
「は、涼州の将軍・董卓配下を名乗る者達が、我々を誰何して来ております。
如何致しましょうか?」
張讓亡き後の今、実質上の十常侍のリーダーになった趙忠に、部下達も指示を仰ぐ。
(フム・・・函谷関までまだ距離があるし、この護衛の数じゃ心許ないわね。
董卓とやらの手勢を引き入れて、私達の盾に使った方が得策ね)
そう思考した趙忠は、
「正直に私達の身分を明かし、董卓とやらを此方に呼びつけなさい。
董卓の手勢を引き込んで、我々の盾にするわ。」
「はは!」
趙忠の命を受けて駆け去っていく。
「フフ、田舎将軍を丸め込むなんて、朝飯前の楽勝楽勝、簡単なモノよ。」
そう言って笑う。
最悪の選択肢を選んだ事に気付かずに・・・。
「ふぅ~、集合場所までもうちょいかいのう。」
「そうっすねオヤッサン。
後1日駆けたら、到着ってとこですかね。」
主君で義父の董卓の呟きに、相槌を打つ婿の牛輔。
董卓は何進の要請に従い、并州の顔役・丁原との顔合わせと、打ち合わせを兼ねた会合に臨む為に、集合場所になる洛陽の北側の地点に向けて、主要道から北東に逸れて移動中であり、現在は兵馬を休めるべく小休止をとっていた。
「しっかしオヤッサ~ン?予定日よりも3日も早く到着して、どがいすん(どうするん)です一体?」
「アホか牛輔お前は?こがいな風(こういう風)に人と会う時はな、相手よりも先に着いて、きちんと待っとくのが礼儀ちゅうもんや。」
「はあ・・・。」
董卓のレクチャーに、気のない返事を返す。
「それに今回は儂等が并州に間借りして、兵馬を滞在させて貰う身なんやけん、丁重に礼を尽くして悪い事はないやろうが。」
「まぁそりゃそうですけどが・・・礼儀作法なんぞ無頓着そ~に見えて、細かい気遣いが出来るんが、正直意外ですわオヤッサン。」
感心する素振りを見せる。
「・・・お前儂を褒めとんのか、儂に喧嘩売っとんのかどっちじゃオイコラ?」
半眼で睨み付ける董卓。
和気あいあい(?)と休憩時間を過ごしていると、
「「オヤッサン!オヤッサン!!一大事です!」」
進路方向に斥候に出ていた部下が、大声を発しつつ血相を変えて戻って来た。
「どがいしたんじゃオドレら!?」
部下のただならぬ様子を観て、瞬時に軍人の顔になり、反射的に騎乗して身構える・・・が、
「天子様、天子様がオヤッサンをお呼びです!」
「・・・・・・は?なに言うとんじゃオドレは?」
突拍子もない発言に、目が点になる。
「お前らなぁ・・・こがいな何も無い辺鄙な所に、そがいなお方がおる筈ないやろ。
寝ぼけた事言いよると、シバくぞオドレらは!?」
「んな事言われても、ホンマに居られますけん言よるんですよコッチも!?
天蓋付きの馬車に乗って、腐れ宦官引き連れとる方なんぞ、他に居られんでしょうが!」
必死に言い募る斥候役。
「・・・まぁ、ええわい。
とりあえず行くだけ行ってみるか・・・。
牛輔!7百人程連れて、天子様つうか多分やけどが、摂政陛下の元に参るぞ!
残りは臨戦態勢で待機!儂の連絡が有り次第、何時でも動ける様に身構えておけ!」
「「「「「はは!!」」」」」
一斉に馬上で拱手する。
そうして今回の会合に連れて来た約3千人の内、7百人を選抜して出立、斥候役を案内に、目的地に出向くのであった。
そして・・・
「摂政陛下には御尊顔を拝します。
某、涼州の在にて先帝陛下より、前将軍位を賜っております、董卓と申す者にございます。」
拝礼して劉弁に跪き、牛輔達も倣う。
(おいおい、ホンマもんの摂政陛下やんけ!
どがいな理由で此処におるんぞな?)
疑問符が頭上に幾つも浮かび上がる。
「おお、董卓とな。
そちは確か何進の紹介で、一度会うた事がある。
・・・と、陛下が申されておる。」
劉弁の言葉を、代弁して伝える劉協。
現在の董卓は、正式に中央には任官して居らず(并州牧就任予定)、所属的には地方に属している為、陪臣的な立ち位置であり、劉弁と直接会話は許されないので、劉協が代わりに代弁する形になっていた。
(糜芳の場合は正直言って、霊帝の暴走行為になる)
「はは!お心に留めて頂き、恐悦至極に存じます!
・・・して、如何なる思し召しで、斯様な場所に居られますのでしょうや?
とても行幸(外出)を為されているとは思えず、漢の一臣として理由を拝聴せざるを得ません。」
恐る恐る肝要な事柄を尋ねてみる。
「それは・「それについては僭越ながら、私・趙忠から董卓将軍へ、ご説明させて頂きまする。」
戸惑い気味の劉協の言をテンポ良く遮り、ふくよかな顔に笑顔を浮かべて、朗々と董卓へ語り出した。
当然の事ながら趙忠の説明は、劉弁達にした説明と同じで、袁紹が虎憤・羽林を率いて謀反を起こし、何進を暗殺して劉弁達を確保。
劉弁を傀儡にして、国政を牛耳る企みである、と。
「・・・という次第でして、何とか函谷関まで到達できる様、将軍の助力をお願いしたいのです!」
当初とは表情を変え、切々と窮状を訴える。
「・・・なる程、事情はおおよそ判り申した。
1つだけ質問しても宜しいか?」
「はい、何でしょう?」
「大将軍府か軍部と、連絡を取っているのか?」
「いえ、逃げるので精一杯で、その様な暇は無く。
何か問題でも?」
「いや、何も・・・この董卓、摂政陛下の御為に、全身全霊を尽くす所存であります!」
再び劉弁に向かって拝礼する董卓。
「おお、百人力を得た思いです将軍!
では早速出発致しましょう!」
再びにこやかな表情に戻り、董卓に出発を促す。
「あいやしばらく。
陛下達の馬の状態を観るに、相当に無理をなされている御様子。
半時は休養させるべきだ。」
出発を急かす趙忠に、慎重姿勢を取る。
「何を悠長な事を!?
追っ手がどんどん迫って来ているのですぞ!?」
「だからこそだ。
場合によってはもしかしたら、我々だけでは支えきれん可能性がある。
そうなった時に、馬が潰れては元も子もない。」
万一を想定して、淡々と意見を述べる。
「しかし!?」
「どうしてもと言うなら出発するが、もしも貴殿の馬車馬が潰れたら、貴殿には容赦なく殿を務めて貰うが、良いのだな?
我々は陛下と殿下の、身の安全が最優先である。
足手まといを助ける余力など無いのだ。」
見捨てる宣言を趙忠に告知する。
「うぐぐ・・・では半時後には必ずや出発為されるのですな?」
「約束しよう。」
趙忠の念押しに頷いた。
そうして董卓の提言を容れて、兵馬を休ませる事になった劉弁一行。
思い思いに休憩している最中、自軍に戻った董卓と牛輔は、
「おい、あの豚宦官の言っとった事、どう思う?」
「ほぼ確実に嘘でしょう。
軍事的に考えて、辻褄が合いません。」
「だよなぁ。」
意見交換と、摺り合わせをしていた。
「あの豚宦官が言っているのが本当やったら、そもそもが函谷関まで行く必要性が皆無やけんのう。」
「ええ、将軍府もとい軍部に、「摂政陛下は無事」と伝えれば、遠慮会釈無しに袁紹達を、軍部連中は皆殺しに出来ますけんね~。」
董卓の意見に、相槌を打ちながら頷く。
趙忠の話が真実だった場合、袁紹達は朝っぱらから謀反を起こして何進を暗殺し、自分達の存在と素姓を衆目と白日に晒して、呼応した虎憤・羽林がどんなに多く見積もっても、約2千から3千の兵力に対し、将軍府・軍部に属している在京軍最低約5万を堂々と敵に回すという、最早暴挙を通り越して、自殺行為に等しい行動を取っているのであった。
挙げ句の果てに自分達の正当性を保証し、敵対する軍部最大のウィークポイントである、劉弁をも逃しており、「此奴等ホンマに、謀反を成功させる気があんのか?」な状態になるのである。
そして趙忠は趙忠で、聖駕などという仰々しい馬車を、整備・使用する余裕は有る癖に、目と鼻の先にいる軍部という強力な援軍に対して、通報する余裕がなかったと宣っており、軍人視点で観れば「嘘付けボケ!」と叫びたくなる寝言を、歴戦の董卓達に言っていた。
「まぁ普通は戦力差があるんやったら、夜討ち朝駆けが原則やろーにのう。」
「ええ、ホンマもんにそうですわな。
成功率考えたらそれが自然でしょ?
上手く誘い込んだらしいですけん、それこそ夜か早ようても夕暮れ時を狙うんが、常道でしょうし。」
戦術的に隠密性を考慮し、少数で多数を相手する場合の基本を述べる。
「それに夕暮れや夜の時間帯やったら、摂政陛下も恐らく逃げれずに袁紹達が、捕捉しとったでしょうけんね~・・・あの豚宦官の言い分を信用すれば。」
「袁紹達がよっぽど間抜けじゃない限りはのう。」
牛輔の言に頷く。
日暮れ以降だと気取られ難くなり、劉弁を拘束出来る可能性も上がるし、もし洛外に逃げられたとしても、晴天の満月といった状態であっても、夜道は非常に危険であり、明かり取りに松明を焚けば即バレするし、かと言って月明かりだけでは、無灯下でオフロードをバイクで走る様なモノであり、逃亡するのが困難だからである。
「・・・そやけん言うても(だからと言って)、反対に豚宦官共が、何進閣下を暗殺して逃げよると仮定した場合でもやぁ・・・。」
「ええ、摂政陛下のガラを攫われとる時点で、宮中警備や皇室関係者警護が職務の、袁紹達虎憤・羽林連中は、末代まで語られる恥となる、大失態を犯しとりますねぇ・・・。
どっちに転んでも、醜態晒してますわ。」
「「ハッハッハッハ!・・・ハァ・・・。」」
2人して一頻り乾いた笑い声を上げた後、ガクンと肩を落として溜め息を吐く。
そんなアホ連中が国家の最精鋭たる筈の、虎憤・羽林の中核メンバーな事に、深い嘆きと情けなさが込み上げてくるのであった。
「・・・ほんでどがいします?オヤッサン?」
「どがいもなかろーがや・・・。
少なくとも軍部は陛下の味方やけん、数人の急使を立てて連絡せえ。」
「はっ、承知しました!・・・オイ。」
董卓の命を受けて、側近に目配せをする牛輔。
「そいで肝心の趙忠とやら共は、どがいします?
一応ですが毛筋程の可能性で、真実を言うとる場合が有りますけどが?」
「う~んそやな~・・・良し、お前趙忠以外で偉そうにしとる奴を、ちょっとテキトーに数人程、ガラを攫ってウタわせてみいや。」
平然と外道な指示を出す魔王。
「ええんすかオヤッサン?」
「ええも何もそれが1番手っ取り早くて、確実な方法やろうが牛輔。」
「そりゃほうっすけどが・・・。」
躊躇いを見せる。
「今の現状は彼奴等一党と、儂等の手勢しかおらんのやけん、「怖じ気づいて逃げ出した」って言うとけば、がいい(そんな)に問題にならんわい。」
「はぁ・・・まぁ。」
「ほれにや、彼奴等みたいな輩は1人でも居らんなった方が、世の為・人の為になろがい。」
尚も逡巡を見せる牛輔に、真顔で諭す。
「確かにほうっすね・・・承知しました。
ほならテキトーに、欲深そうな奴のガラを攫って、個別にウタわせましょうわい。」
董卓の話に納得した牛輔は、拱手して退出する。
それから約20分後・・・
「オヤッサンお待たせしました。」
「おう、思った以上に早いやんけ。」
「所詮は中央で、ぬくぬく生活しとる軟弱モンですけん、ちょっと(棒で)叩いたり、何本かエンコを(切り)飛ばしたら、ペラペラウタいましたわ。」
肩をすくめ、おどけてつつ報告しに来た。
「ほうか、ご苦労・・・んで?」
「予想通り黒も黒、真っ黒でしたわ。
あの豚宦官が中心になって、何進閣下を暗殺したと、全員が異口同音にウタっています。」
真面目な表情で、結果を報告する。
「フン、やっぱりかいな・・・腐れ外道が。」
「どがいします?オヤッサン。」
「当然これ以上、腐れ宦官共のお遊戯に付き合う必要はないけん、サッサと終いにして、陛下達を洛陽にお送りするぞ。」
静かに怒りを見せて指示を出す。
「ははっ、了解しました!」
「これから腐れ宦官共一派を始末しにいくけん、ガラを攫った奴らを何時でも引き出せる様、猿轡を噛ました状態で準備しとけや。」
「はっ、直ちに!」
牛輔以下が、すぐさま駆け出していくのであった。
それから10分程後・・・
「董卓将軍、何やら一大事が出来したと聞きましたが、一体何事でしょうか?」
不機嫌な表情を見せる趙忠。
董卓軍という盾を得て気がゆるんだ趙忠は、ウトウト仮眠中の所を起こされ、他の十常侍一党と共に、再び劉弁兄弟の乗る聖駕に集まっている。
「ああ、実はとんでもない事が判ってな。」
「とんでもない事、ですか?」
「ああ・・・おい。」
部下に顎をしゃくって合図を送ると、
「「「「「ははっ!!」」」」」
ズルズルと縄で手首を拘束され、猿轡を噛まされた状態の武官と宦官と思しき5人組が、董卓と趙忠の間に引きずり出された。
「なっ!?・・・なっ!?」
「おい、ウタわせろ。」
突然の出来事に硬直する趙忠をよそに、再び顎をしゃくって促した。
合図に合わせて猿轡が外され、蹴られて催促された5人組は、劉弁兄弟の前で、厳しい拷問に心が折れたのか、ペラペラと真実を話し始めた。
「其処にいる趙忠と張讓が主導して、何進暗殺を計画して実行した」、「虎憤・羽林に襲撃されて、軍部からは追われている」、と。
5人組の1人は十常侍の1員らしく、特に自身の罪を軽くしたい一心で、趙忠と張讓に脅されたなどといった、醜い言い訳を繰り返した。
(ま、マズい!!劉弁の面前で!?)
冷や汗が背筋を伝うのを認識する趙忠。
保身だけは超一流の彼は、咄嗟の判断で劉弁兄弟に縋り付き、どうにか弁明をしようとした瞬間、自分が劉弁兄弟の護衛に付けた武官が、気が付いたら自分の横に蹴り飛ばされており、趙忠と劉弁兄弟の間には、2重3重に董卓軍の兵が介在していて、自分に槍や剣を向けていた。
「ち、違っ・・・違うの、違うわ!?」
突然に断罪の場に引き出され、敵意剥き出しの兵に囲まれた趙忠は、混乱状態になったのか首を左右に振りながら、否定的な言葉を連呼する。
「フン、お前が嘘を吐いている事に、儂等が気付かんとでも思ったのか?軍事素人のアホが。」
「・・・・・・。」
口をパクパクして、呆然と董卓を見つめている。
「陛下の乗車されて居られる聖駕だよ。
儂等みたいに馬や馬車の扱いに熟練したモンでも、不意の緊急時に聖駕の様な仰々しい馬車を、瞬時に整備して使える様に段取りなんぞ出来んわ。
予め使用するつもりでもなければな・・・。」
明らかに計画的な行動を現す、物的証拠を示し、
「それに儂が「将軍府及び軍部に連絡は?」と聞いた時、お前は「連絡する間が無い、無かった」と答えただろう?どう考えてもおかしいよなぁ?
聖駕を準備して洛外に脱出が出来る程の、時間的余裕が有るのに、すぐ近くの軍部施設には、誰ぞと駆け込む余裕は無いのはやぁ?」
行動と発言が状況的に、矛盾している事を述べた。
「とどめに此奴等っつう、直接的な証人・証言も有るんだ。
言い逃れの仕様が無いなぁ趙忠よ?」
「いや、あの・・・その誤解、言い間違い!」
あたふたと、どうにか言い逃れをしようとする、趙忠を無視して、
「・・・陛下に申し上げます。
この者達は何進閣下を暗殺した挙げ句、畏れ多くも陛下並びに殿下まで拐かした、天をも怖れぬ大罪人にございます!
何卒、某めに始末をお任せ頂きますよう!」
非常時故に、拱手で始末を希う董卓。
「・・・・・・(コクリ)」
「ははっ、有り難き幸せ!
・・・陛下のお許しを頂いた!遠慮はいらん!この大罪人共を即時処刑せよ!
但し、この場でするのは、陛下達のお目汚しになる故、目の届かぬ所で実行せよ!」
「「「「「ははっ!!直ちに!!」」」」」
董卓の指示通り、趙忠達を連行していく。
こうして董卓は趙忠達の企みを、偶発的な状況で防ぎ、劉弁兄弟を洛陽に護送するのであった。
洛陽近郊
「いや~まさかあの何進閣下が、暗殺されるとは思いもよらん事態ですね~、オヤッサン。」
「本当になぁ~・・・これからやゆう時に・・・無念やったろなぁさぞかし。」
しんみりと答える董卓。
趙忠達を処断して首をはね、首級を軍部に渡す為に時期を考えて塩漬けにした後、劉弁から臨時の親衛隊に任じられた董卓軍と董卓は、ガッチリと聖駕の周りを3千騎で囲い、馬の負担にならない程度の速度で、ゆるりと洛陽に向けて移動している。
四方八方に警戒の斥候を放って、警戒態勢を厳にして移動しつつ、先頭に立っている董卓と牛輔は、とめどない四方山話をしていた。
「これからどうなるんですかいね~?」
「う~ん、少なくとも儂の待遇は保留になるやろ。
責任者が居らんのに、決めれるモンとちゃうしな。
一旦は涼州に戻る事になるやろな。」
自身の待遇を予想する。
「ほなら何進閣下の後任次第ちゅう事ですか。
ぶっちゃけた話っすけど、オヤッサン的には誰がなると思います?」
横目に董卓を窺う。
「う~んせやな~・・・純粋に軍歴で言うたら、筆頭は朱儁殿やなやっぱり。
年はがいいに変わらんかった筈やけどが、皇甫嵩殿よりも軍歴は上やし。
そやけん次点で皇甫嵩殿やろな。」
「ふんふん、成る程。」
主君の見識に相槌を打つ。
因みに何進暗殺事件直後に、「ポスト何進」の座を巡って、「政大嫌いマンズ」である朱儁と皇甫嵩が、お互いに笑顔で譲り合うという名の、押しつけ合い=「伯夷・叔斉バトル」を繰り広げており、軍政畑の荀攸と政治畑の蔡邕は、2人共に両将軍の脇で頭を抱えていた。
「まぁ、総合的な能力で言うたら、軍政・政治にも明るい、盧植殿になるやろうけどがな。
但しあの御仁は清廉且つ剛直やけん、清濁併せ呑む器用さと言うか、度量が無いのが問題やけどが。」
馬上で眉根を寄せる董卓。
「あ~確かに・・・オヤッサンが盧植殿の後任を、中央名家連中に押し付けられ、ホンマにえらい目に遭いましたけんね~。」
「ああ、ホンマにえらい目に遭うたわ。
後で聴いたけどが、しょうもないモンに引っかかっとったみたいやし。」
遠い目をして、ズブの素人軍団と率いた経験が殆ど無い、歩兵部隊の指揮に四苦八苦した、ほろ苦い記憶が蘇る。
「謀略という点に於いては、ど~もからっきしみたいやけん、政敵になる陰謀好きな名家閥連中とは、どう考えても相性最悪やろうな~。」
シミジミと予測する。
実は軍部内で、伯夷・叔斉バトルをしていた朱儁等も、体よく盧植に押し付け様としたが、当人がキッパリと「不適格」と拒絶。
又、参謀長である荀攸も、「彼奴等に足元を掬われかねない」と、首を左右に振って反対していた。
「う~ん・・・聞いた限りやと、お三方の候補者では誰がなっても、舵取りが難儀そうっすね。」
腕を組んで唸る牛輔。
「そりゃそやろ。
寧ろ何進閣下の様に、政治的背景(外戚で皇帝の信任度・高)・自身の能力(軍政適性・最優)・優秀且つ必要な人材(参謀・軍団長・政治家・軍民両刀使い)が、絶妙な安定性で揃う事自体が、奇跡みたいなモンやしのう。」
さもありなんと頷く。
「確かにそうっすね~。
ほう考えたら何進閣下って、ホンマに稀少で貴重な人物だったんすね。」
「そういうこっちゃな。
結局は誰が成っても、難儀するんは確実やわ。」
「そりゃ間違いナシっすわ。」
「「ハッハッハッハッハ!」」
苦労を背負いこんで、右往左往する後継者を想像して、ご苦労様と2人して笑う。
因みに軍部では30分前ぐらいに、「董卓将軍が無事に陛下達を救出・保護、洛陽に向かって移動中」の一報が入り、軍部首脳陣は顔を見合わせ、
皇甫嵩:「彼奴やったら儂の後輩やし、年功序列を翳して彼奴に押し付けたろ。」
朱儁:「戦歴も抜群やからうってつけやんけ・・・うん、よっしゃ!後は頼むで董卓はん!」
蔡邕:「太守や刺史も歴任して、大過なく全うしとるから、政治的素養も悪くないじゃろ。」
荀攸:「清濁で言えば、濁寄りの御仁の様ですし、「毒には毒を以て制す」として、適任かと。」
それぞれが角つきあわせて議論し、朱儁と皇甫嵩は利害が一致して握手を交わし、実際の伯夷・叔斉の如く、互いに遠慮して隠遁を実行したのであった。
自身がご苦労様になるのを露知らず、笑顔で将来の自分に同情している、哀れな董卓であった。
それはさておき、
そうしてゆったりと移動し、うっすらから徐々に洛陽の城壁が見えだした頃に、黒山の様な人集りが左右に分かれて、董卓軍に駆け寄ってくる。
董卓から観て右側は、「何」の旗章を掲げており、将軍府及び軍部の者達と分かり、左側は「虎憤」と「羽林」の旗章を掲げていた。
「董卓将軍殿!陛下は!?殿下はご無事か!?」
「おお、盧植殿、ご安心ください、陛下・殿下も共にご無事にございますぞ。」
「おお、おお・・・本当に良かった本当に・・・。
陛下ぁ!ご無事で何よりでございます!!」
劉弁兄弟の無事を聞いて涙し、劉弁兄弟の許へ駆け寄って行く盧植。
盧植の動きに合わせて軍部連中は、一斉に董卓達に向かって拱手して、頭を下げて敬意を表した後、右向け右をしてササっと数歩下がり、道を譲る。
軍部の敬意に馬上で拱手して返礼し、そのまま通過しようとすると、
「待たれい!!皇室の方々の護衛は、我々虎憤・羽林の職務である!!
後は我々虎憤・羽林がお引受け申す!」
左側から派手な軍装をした2人組が、手を広げて通せんぼうをし、配下と思しき連中も2人組の後ろに続いて、手を広げて立ちふさがった。
「!?オドレら!?」
「・・・・・・。」
気色ばむ牛輔や部下達を、サッと手を横に伸ばして制し、無言で馬から下りてスタスタと、派手な軍装の2人組(袁紹・袁術)に近づいて行く。
・・・ドゴォォォ!!・・・バキィィィ!!
「へぶぁァァぁ!?」
「ぎょぺぇェェ!?」
董卓は2人に渾身のストレートを、露出している顔面に放ち、2人共にグルンときりもみして吹っ飛んで、鋭い痛みに耐えれないのかのた打ち回る。
「な、何を・「おい、オドレら、何を眠たい事言いよるんぞコラ、お?」
突然の暴行に、言い募ろうとした虎憤・羽林の者達を、静かに重低音でドスの利いた声で遮る。
「皇室の護衛が職務のオドレらが、まんまと玉無し共に陛下達を拐かされといて、ようも陛下の御前にヌケヌケと、臆面もなぁ(無し)にツラを見せれたモンやのう、オドレらはや?ええコラ?
此処までの大失態しでかしたら、自決して死んでお詫びするんが、曲がりなりにも軍人としての、陛下に対する礼儀やと思うんやが、違うんかオイ?
軍人擬きで名家連中のお遊び言うんなら、しゃあないけどがな。」
肩を竦めて、溜め息混じりに痛烈に罵る董卓。
董卓の言を聴いて、董卓軍処か軍部連中までもが、恥知らずな虎憤・羽林達を嘲笑う。
「「「「「・・・・・・・・・。」」」」」
嘲笑われた虎憤・羽林達の反応は、怒りや羞恥で董卓達を睨む訳でもなく、「愕然」であった。
自分達が、「諸悪の根源・宦官討滅」に酔いしれていて気付かず、董卓から冷や水を浴びせられて漸く、大失態を仕出かした事に気付いたのである。
「しかもオドレら後宮まで刃物を持って押し入り、放火騒ぎまで犯したらしいのう?
もう一遍オドレらの職務を、儂に堂々と言ってくれるか?やぁ!?あ!?
間違っても放火・殺人・傷害をするんが、オドレらの職務とちゃうよな!?」
徐々に口調を荒げていく。
「「「「「・・・・・・・・・。」」」」」
肩を落とし、意気消沈して俯く虎憤・羽林達。
「そがいな己の職務も全う出来せん処か、放棄までする無能で屑な奴らに、大事な玉体を任せる馬鹿が何処におるんなら!?
寝言ほざくんも、大概せえよオドレらは!!」
怒りに満ちた顔で、怒鳴りつける。
「欠片でも羞恥心が有るんなら、陛下達のお目汚しにならん様、視界からサッサと去ねやボケ共!」
ブンッと腕を横に振り、退去を促す董卓。
流石に羞恥心は有ったのか、無言でゾロゾロと、未だにのた打ち回って騒ぐ、袁家2痴将を引きずりつつ遠退いていく。
こうして董卓は堂々と、劉弁兄弟を護衛しつつ入京を果たし、意図せず「魔王降臨」を洛陽の民衆に、アピールする事となったのである。
因みに曹魏の創始者さんは、袁紹達の騒ぎに当然関わらず、せっせと袁家2痴がやらかした後始末に精励し、「自分はあのバカ共とは無関係、真面目に一生懸命勤務しています」アピールをして、自身の保身に走っていた。
将軍府内賓客室
劉弁兄弟を救出した功労者として董卓は、宮廷内の後始末が終わるまで滞留する、劉弁兄弟よりは劣るが、最高級の待遇を以てもてなされていた。
「ふぅ・・・肩の荷が降りたわ。」
コキコキと首周りを鳴らし、一息吐く董卓。
旅の垢を落として軍装を解き、ゆったりとした装いに着替えている。
(さてと、とりあえず陛下達を無事送り届けたし、会合もご破算やろーけん、面倒事になる前にちゃっちゃと涼州に帰るかいのう・・・)
くつろぎつつ、脳内思考する。
経験上こういうドタバタ騒ぎの渦中に、長居すると大概、禄でもない事になるのを理解している董卓は、サッサと帰る事を選択するが・・・
バタン、バタン、バタン・・・
明かり取りの窓が次々と閉められ、朱儁・皇甫嵩・蔡邕・荀攸の4人を含めた軍部連中が、燭台を持ってゾロゾロと部屋に入ってくると、入り口の扉が閉められて、扉の前に座り込んだ。
「何や!?なんやのちょいコレ!?え、なに!?」
突然のサプライズな出来事に、目を白黒させる。
現代人が観たら、「え、黒魔術の儀式?」と疑う様な雰囲気で、真っ暗になった部屋に燭台に灯りを灯し、董卓に対し揃って拝礼する。
「いやちょっと何なんぞな一体!?
ホンマに誰でもえーけん、説明してくれや!?」
「董卓将軍・・・いえ、閣下にお願いがあって、我らはこうしてまかり越した次第です。」
董卓の要望を無視して、荀攸が重々しく告げる。
「へ?なんやの一体!?」
「はい、亡き何進閣下に代わって董卓将軍に、将軍府及び軍部の統括を、お願いしたいのです!」
「はい?儂に何進閣下の代わりをせえってか!?」
自身を指差し、素っ頓狂な声を上げる。
「いやいや!其処に居られる朱儁・皇甫嵩将軍が、適任者やんけ!?」
ビシッと先輩将軍達を指差す。
「・・・残念ですが両将軍達は、軍事関係に関しては意欲的で実績も有るのですが、政に関しては駄々っ子の如く嫌がり、実績もそれに批准しておりますので、当てに出来ません。」
溜め息混じりに答える荀攸。
「いやそれ単純に、ええ歳扱いた男が5歳児並みにやりたくないって、我が儘言ってるだけやんか。
それに政治的見識が幼児と同等って・・・それはそれで怖いんやけど・・・。」
呆れ気味に呟く。
60近いオッサンズが、幼稚園児並みの大人気の無さと能力しかないと、酷評されているにも関わらず、「正しくその通り!だから我々には無理!」と、にこやかに頷いていた。
どれだけ2人が政に関わりたく無いのか、如実に判る状況であった。
「その点将軍・・・いえ、閣下は郡太守や刺史も務めておられ、政治的実績がお有りです。
正直言って軍人畑の中で閣下は、軍務に優れているだけでなく、政務にも長けているという、ここ最近ではかなり稀少な人材です。」
董卓をヨイショする。
実際に後漢末期には、軍人出身者が軍功を立てて、郡太守クラスに出世した人は割と居るが、刺史クラスになると少数であり、現状では陶謙と董卓ぐらいしか居なかった。
「いやしかしやな・・・。」
「・・・どうしても嫌と言われるのなら、我々にはどうしようもありません。
どうか退室為さってください。」
さぁどうぞと、出口を指し示す。
「此処は最初から儂にあてがわれた部屋やわい!?
まさかアンタら、儂に廊下で寝ろと!?
そもそもアンタらが出口塞いどるけん、出ようがなかろうがい!
どがいせいゆうんじゃコラ!?」
言葉とは裏腹に、全く逃す気が無い荀攸達に、キレて怒鳴りつける魔王。
「・・・出られる様子がありませんので、ご了承頂けたと見なし、話を続けさせて貰います。」
「・・・お前さん人の話聞いちょるか?」
半眼で睨みつける。
「え~とりあえず摂政陛下からは、「董卓ならば」という事で、御内意書(非公式の私的文書)を頂戴致しておりまして。」
「はい!?陛下から!?」
思ってもみない人物からの書簡に驚く。
「はい、え~と、「私が即位するまでの間、将軍府と軍部を纏めて欲しい」とのことです。
後はある程度落ち着き次第、太尉の位が閣下に授与される予定であります。」
内意書の内容と、名実と共に軍部の統括役に、任命される段取りを告げた。
「・・・陛下の思し召しと有らば、漢の一臣として是非もありませぬ。
謹んでお受け致し、犬馬の労も厭わぬ所存。」
其処まで話しが進んでいるので有れば、拒否するのは不敬になると感じた董卓は、観念して謹んで引き受けたのであった。
「但し、あくまで即位される年明けまでは、務めさせて頂きますが、それ以後はやりませんと、陛下にはお伝え頂きたい。」
臨時・窮余の措置として、受ける事を強調する。
「ええ、それで充分です閣下。
今は先帝陛下の喪中につき、即位が先延ばしになっていますが、年明けには劉協殿下に陛下に代わって、喪に服して貰う予定になっております。」
年明けの予定を告げて、
「即位さえされれば、陛下が兵権を直轄で握る事に、何の支障も無くなるので、董卓閣下の言われた要望通りになるかと。」
安心して欲しいと、笑顔で荀攸は答えた。
このように董卓は半強制的では有ったが、涼州人の基本思想、「護国報恩の念」に因って協力する事を、引き受けたのであった。
(ま、後3ヶ月程の事やけん、どうにかなるやろ。
後の事は此処にいる連中が、キチンと陛下を補佐すればええだけやけんな)
気軽に考える。
9月、大将軍だった何進の横死後董卓は、そのまま将軍府の軍勢をそっくり吸収し又、軍部のトップ・太尉にも任じられた事で、実質上何進の持っていた兵権と、軍事力を背景とした権力を継承。
僅か1ヶ月足らずという瞬く間に、後漢で随一の権力者に躍り出たのである。
しかしコレが董卓にとって、様々な問題に見舞われる、苦難の始まりになったのであった。
因みに余談だが、今回の何進暗殺事件から始まった一連の騒動に依って、後宮内の宦官が事実上の壊滅状態になり、「宦官閥」自体が消失。
又、虎憤・羽林達の大失態が問題視され、新規に虎憤・羽林を再構築するため、現在勤務している虎憤・羽林連中は、解体・解散の憂き目に遭い、罰せられる者は罰せられ、残りは再就職も困難な状況になってしまう。
つまりは何処ぞの姦雄さんは、またまた余所からのとばっちりを受け、「宦・現」(宦官閥所属で現職)から「無・無」(無所属で無職)に、ジョブチェンジする羽目になったのである。
「何で!?どうして!?
俺は真面目に働いて、キチンと職務を全うしているのに、何でこうなるんだ!?
おかしいだろ絶対!理不尽過ぎる!!」
官位こそ持っているが、背景と職場を失った何処ぞの姦雄ことプーさんは、自宅でちょくちょく嘆く事になったそうな。
続く
え~と此処からは糜芳と董卓が中心になり、徐々に各群雄に場面が、ちょくちょく切り替わっていく事が、増えていく予定です。
すいません又前話の事に戻るのですが。
頂いたコメントの中に、ブロックとミュートを活用した方がいいとか、色々と親身に心配してくださった方々も、励ましてくださった方々も沢山いらっしゃいまして、本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。
只、出来ればそういった事をしたくないな、という気持ちもありまして、好意的な感想・コメントは執筆活動の活力源になりますし、中庸的な感想・コメントには、考えさせられる事が多く、批判的な感想・コメントは良薬といった感じで、読まして頂いておりますので。
又、批判的な方の中にも、建設的というべきなのか分かりかねるのですが、事細かに三国志関連の情報を、書いておられる方もいらっしゃいまして、勉強になるコメントもちょくちょくありまして、ブロックとかで拒否するのは、勿体ないなぁと思う次第です。
(但しそれらの情報を、作品に反映するかどうか否かとは、別ではありますが・・・)
長々とすみません。
今後もこのような考えで、やっていこうと思っておりますので、宜しくお願いします。
以後はあまり前後書きに、長く書くことはあんまり無いと思います。
正直言って物語を書いた方が、遥かに気楽な気分で書けますし。
楽しんで読んで頂けたら嬉しいです。
優しい評価をお願いします。




