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リョータ小金持ちになる

投稿してから誤字やおかしい所に気付きます・・・。

「おかーさん。りょーた何かしたのかな。大丈夫かな。」


「リョータが良い人なのは私たちが一番知ってる。でしょ?」


「うん。」


リョータが出てくるまでいろんな魔道具を2人で見て回るのであった。


「そこにかけてくれや。」


部屋に入ったリョータと男は互いに向き合った。


「そうだな。まず俺は商業ギルド支店ルーティのマスターだ。お前さんは。」


ギルドマスターだったのか・・・。


「私は、リョータと呼ばれてます。ポーションを作れるので売れればと思いここに来ました。」


「リョータ、まずはゴブリンから奪った剣とコアを見せてくれ。」


抱えていた剣とポケットのコアを前に出した。


「剣は業物。コアは本物か。やっぱり倒したんだなゴブリンキングを。」


視線が急にさらに厳しくなる。

なるほど、俺がやばいやつを倒したからそれでよばれたのか。


「あの偶然だったんです。ゴブリンが女性を襲っていて、それで止めろと言ったら襲ってきて。

 その・・・怖くなって土下座をしたら俺に躓いたのか当たって自爆したんです。」


疑われる前に真相を話しておかねばとぺらぺらとしゃべった。


「俺も商人だ。お前が嘘をついてないのはわかる。わかるんだがうーん。

 普通は一匹でいることもないはずだし、軍で討伐するモンスターなんだけどな。」


どうやら嘘を見抜く自信があるようで、信じてもらえた。


「よし疑ってすまなかった。詫びにこの業物の剣とコア全部で10マンギランでどうだ。」


馬車代が一人50ギランだったことを考えるととんでもない額なのはわかるし口は悪いがこの人は良い人だ。


「お願いします。でもそんな大金を持っていたら襲われるんじゃ・・・。」


「やっぱりおのぼりさんか。このギルドカードに入れておくから必要なとき下ろしな。まぁ大抵の店はこのカードで直接買える。」


「助かりました!」


「まぁなんだ、リョータ。俺のことを信用してくれたのはうれしいが、商業ギルドは商売するギルドなんだ。ポーション売りをするならすこしは値交渉することも覚えな。」


「その時はよろしくお願いします。」


「俺が見るのは基本A級だけだ。良いポーションが出来たらもってこい。」


カードを受け取るとお辞儀をして部屋を出た。

はぁ・・・どうなるかと思ったけどお金に余裕が出来たしよかったかな。


「お待たせー。良いものある?」


マリスとリリスが商品を見ていたのを見つけ駆け寄る。


「えっとポーションのビンが30ギランもするみたいで・・・。

 あまり手持ちがないから本数用意できなかったの。ごめんね。」


「いろいろ見れて楽しかったー。」


お金がないと言いながら3本も購入していてくれたらしい。


「話したいこともあるしちょっと宿に行かない?剣とコア売れたからさ。」


俺は自然と小声になるが仕方のないことだろう。


「ちょっと宿でも普通に、一人500ギランとかするわよ・・・。」


「じゃぁ、そこにいこう。」


大金を手に入れて誰かに言いたい衝動と知らない人にばれる恐怖を味わっている真っ最中だ。


「当ホテルへようこそお越しいただきました。前金のみの対応となっておりますが宜しいでしょうか?」


日本に居たときは帰り払いだったからか疑われてる気がしてしまうのが悲しい。


「とりあえず一泊で大人2人と子供1人でお願いします。」


「畏まりました。お勧めは、ダブルベット2つで1400ギランですが。」


頷きカードで支払いを済ますと、マリスは口をパクパクさせ、リリスは空いた口をしばらく閉じなかった。


部屋に入るとリリスは疲れたのかふかふかのベッドにダイブしそのまま寝てしまった。

お互いベッドのふち座ってもらうと意を決してマリスに告げる。


「マリス。10万ギランで剣とコア売れたんだ。」


マリスはそのまま気絶した。

足を寝やすいように、ベッドに上げてやるとスヤスヤと、寝息を立てて寝入ってしまった。

俺も、空いているベッドに寝転がると、涙が出てきた。

10年弱居た日本の会社は、2年前に社長が変わり、体制が一新された。

「ウチが駄目なら、余所ではもっと無理だよ。

 お前の為を思って言ってるんだ。」


といわれ家のベッドに寝ることも少なくなっていた。

俺が頑張ればきっと、良くなっていくと信じていたが、会社を離れてみればなんてことはない。

ていよく使われていただけじゃないか。

目を閉じるとベットに、意識を持って行かれたのだった。

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