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家族会議

側で静かにしていたシルキー弟に


「寝れる部屋空いてる?」


と聞くと頷く。

疲れてるであろうリーラを俺が運ぼうとするとマリスが


「話すこともあるし、私が連れて行くからリョータはここに居て。」


「お願いね。」


マリスとリリスは、リーラを連れシルキーについて行った。


「アリア。ちょっと聞きたいんだけど、離婚とかって出来るの?」


うーんと賢者の石を触りながら考えた。


「リーラの事なら止めておいたほうがいいわよ。

 甘露の効果が家族のみって、制限かかってるんだからデメリットが無い訳がないわ。

 それに彼女の覚悟を無駄にするのは、クズだわね。

 普通に知識として知りたいなら、死別以外は条件が厳しいけど教会で出来るわよ。」


クズって・・・。リーラは命がかかって無くても俺を選んでくれたのか自信がない。


「そっか。ありがと。

 シルキー姉にリーラはうちの嫁になったって伝えておいてくれ。

 俺はリーラにあってくる。」


「わかったわ。」


マリス達が案内された方向に行くと部屋に外にシルキー弟とリリスが居た。


「リリスどうしたの?」


「ママに大人の話があるからシルキーと一緒に居てって言われたー。」


「シルキー、リリスを頼んだよ。

 あと聞いたかもだけど、あの女の子リーラって言うんだ。

 俺の新しいお嫁さんだから宜しくね。」


頷くとリリスを連れて玄関のほうに歩いて行った。

扉をノックをすると


「どうぞ。」


マリスの許可を得たので部屋に入るとリーラが布団を膝にかけて座っていた。


「リーラちゃん、体調はどう?」


「おかげさまでばっちりです。あと出来れば私も呼び捨てが良いです。」


「それじゃリーラって呼ばせてもらうね。

 家族になったんだから体調おかしいと思ったら言うんだよ。」


「はい。」


真っ赤になったリーラは、横になって顔をそむけてしまった。


「それで私たち2人で話し合ったんだけど、私にしたらリーラにも。

 リーラにしたら私にもって事に決めたから。」


「平等はわかるけど俺の意思はないの?」


「私ではダメですか・・・。」


後ろを向いてたはずのリーラが涙目でこっちを見てくる。


「そんなことないよ。リーラはとても魅力的だし。でも今はゆっくり休んでね。」


「はい。」


リーラが横になったのを見てマリスと部屋を出て俺の部屋によんだ。


「マリス、俺はマリスのことを愛してるんだ。

 覚悟を決めてリーラを迎えたし、魅力的な女性だと思う。

 でもマリスへの愛と同じくらい持てるのか心配なんだ。」


うーんと悩んでくれた後マリスは言った。


「そうね・・・。私だって可哀想だからっていうだけで、重婚を認めないわよ。

 リーラと一杯話してね、それであの子の素晴らしさを知ったわ。リョータはまだだもの。

 これから知っていけば絶対好きになるわよ。可愛いし!」


ぎゅっとマリスを抱きしめると


「そんなあなただから好きなのよ。」


と言われて救われた。


落ち着いてから数日、ギルドマスターに会いに行くことにしたのでポーションも作っておく。


「リーラを信頼して見てほしいものがある。」


「リョータさんなんですか?」


緑色の薬草を手に掴むとポーション瓶に液体を入れて見せた。


「な・・・。こんな事って。薬草の成分だけじゃ、ポーションにも成らないのに・・・。」


やっぱり、そんな単純なものではないのかポーション。


「だから妻であるリーラに見てもらったんだ。これを知られたら大変だろ?」


うんうんと頷いていたが、その後俺の作るハイポーションをずっと見続けていた。


「それじゃ、マリス。リリス。リーラ。皆で商業ギルドに行くよー。」


「おー!」


商業ギルドに着くと俺たちの顔を見た受付嬢がいつも通りギルドマスターを呼んで来る。


「おー。リーラ元気だったか?リョータに虐められてないか?」


「そんなこと言ったらリョータさんに失礼よ。私の大事な旦那様なんだからね。」


ここ数日でなんとなくリーラがマリスに似てきた気がする。

家族団欒が終わると、ポーションを買い取ってもらう。

リョータ製ハイポーションということで、1本2万でギルドに売っているのだ。

それと妻になったリーラの買い物に不便がないよう、カードを作って貰った。

そしてギルドマスターと一緒にご飯を食べ家へと戻ったのであった。

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