サイド愛莉その2
時は期末テスト前までさかのぼる
「課外演習についてなんだが、愛莉は飛び抜けて優秀だ。それこそ今在籍してる生徒の中でも10…は微妙だが30位以内には入ってもおかしくはないぐらいには」
「ありがとうございます」
愛莉は軽く頭を下げ続きを聞く
「そこで本来は2.3年の内容の危険度の高い魔物討伐をしてもいいんじゃないかという話がでている。もちろん希望次第だが、どうする?」
「質問いいでしょうか?」
木村先生がいいぞ、といったので続ける
「期末試験もまだ終わってないのにそれを聞く理由は何でしょうか?」
「あぁ、それか富士樹海で毎年軍等によるダンジョン化阻止のための掃討が行われてることは知ってるな?その時に試験にちょうど良さそうな魔物は残すようになってる。今年は魔物討伐の試験をだす予定の生徒が例年よりも多くなりそうだから数の調整の意味で先に聞いている」
なるほど、と心の中で納得する
「まぁ、仮に期末試験であまり成績が良くなく魔物討伐じゃなくなったら教師陣か生徒会辺りが処理すればいいだけだからな」
「ありがとうございます。それなら答えはもう決まってます。当然受けます!」
期末試験でも当然トップの成績を残した私は魔物討伐試験を受けることになった
その為の特訓で忙しくて陽斗と話せなかったのは少し残念だけど、この後の夏休みで時間はとれるから問題はない!よね?それこそふ、二人で海とか行っちゃったり?二人で祭りにいって花火を一緒に見ちゃったり?それで、そ、その、き、きき、キキキス…!しちゃったり!?
その後現実に戻ってくるのに30分かかった
試験当日
特別試験を受ける生徒が集まって説明をうけている
他の同級生にも特別試験を受ける人はいるが、他はツーマンセルで低危険度の魔物討伐の試験を受けるあるいは単独で普通試験を受けるといった内容だったようだ
そして私の説明の番になった
「愛莉の試験内容だが危険度3級猛獣級の大蛇の討伐だ。ただし対象がいるエリアまではこちら側で護衛をつけさせてもらう」
「大蛇…3級は大物ですね。それと護衛とは?」
「あぁ危険度3級は本来2年後半から3年辺りからなんとか勝てるレベルだ、そのため戦うことに専念してもらう。またこちらが用意した魔法具を使えば、こちら側で回収する。それと護衛は生徒会のメンバーがやることになってる。説明は以上だ」
その後試験の開始時間を含む、諸注意を受けた後この場は解散となった
その後昼食をとった後、試験開始時刻の13時になった
「それでは試験開始だ。皆の武運を祈る」
そう先生が号令をかける
「それじゃ行こうか綾瀬さん」
「愛莉でいいわよ生徒会長さん」
「それじゃ愛莉で、それと私も氷華でいい」
彼女は皇氷華、魔法高校で生徒会長をしている
また、彼女が今の魔法高校において最強とされている実力者だ
そして愛莉と氷華は富士樹海に入っていく
目的地は高学年が試験を受けている富士樹海の奥地
そこへ二人は向かっていく




