10.家裁の反応、早!
一旦、前回で「了」「完」「終わり」にしようと思っていた。
後は、ゆっくりと返事を待つだけだ。
と思っていたのだが……
翌日、つまり今日の午後3時に電話がかかってきていた。
ジムに出かけていたのは午前中なので、3時には家にいたはずだが、(大邸宅?のせいか)気がついていなかった。しっかり留守電に録音されている。
うぞ。
大阪家庭裁判所だと名乗っている。
もう着いた? 早過ぎない?
うう、聞こえにくい声だ。何言ってるのかよくわからない。
仕方が無いので、もう一度最初から聞くが、やはりよくわからない。
うわ~ん、どうしたらいいんだ~~。
電話番号はメモったが、電話をかけるの?
裁判所に? 怖くない? 怖いよね。イヤよね。スルーしたいよね。
翌日ぐらい、ゆっくりさせて欲しいわよね。
明日まで気がつかなかったってことに? でも、残念、気がついちゃったね。
わかりました。
イヤなこと、怖いこと、やりたくないことは、早くやること。
はい。
ううう、イヤだよ~~~。怖いよ~~~。
トゥルル
「はい。大阪家裁です」
早。息も吸えない。
「あんのう、先ほどお電話いただいた襷原です」
「はい。~~~~~」
「?? あんのう、よく聞き取れないので、ゆっくり言っていただけませんか?」
何でも、中にキャッシュカードが入っていたとのこと。聞き取れる範囲でわかったことは、すべてコピーしたので、お返ししたいので、家裁まで引き取りに来て欲しいとのことだった。
「いつ来られますか? 明日はいかがですか?」
若い男性だろうが、仕事が早い人なんだろうか?
捨ててくれよ~、そんなもの。キャッシュカードだって、もういらない昔(50年前?)のものなんだし。名前を言っているので何度も聞き返したが、結局聞き取れなかったままだ。
「明日、(猛暑なんだよ、猛暑)早い時間に伺います」
裁判所に入るのに検査があって、左手の売店の横に、ガラスの白い扉があるそうだ。
シクシク……
何の因果で、こんな猛暑のさなかに、家庭裁判所に荷物を引き取りに行かないといけないの。
ま、こんな猛暑のさなかに、申立書を送った人がいたからだけど。
それは、誰?!
それは、わたし、わたし、わたし、秘密のえりちゃん!
と歌っている場合ではない。
時は天神祭りの3日前。
前日から娘夫婦が来て、当日に息子も来る予定になっている。
駐車場が空いていると管理人さんから電話がかかってきていた。
娘に電話しても、ラインしても、返事が無い。
息子も、また寝だめをしているのか、音沙汰がない。
一年でも、とおっても忙しい時期なのであった。
でも、行くと言ってしまったのだから、行くしかあるまい。
とほほほほ……




