三十七話 砂漠の町のボス
少し町をぶらぶらしていると、叫び声が響く。
「財布が財布が取られた誰か助けて!」
「ここら辺は治安が悪いですね。」
「そうだな。大体荷物もそろえたし次の町へ行くか。」
「あんたたち、助けてくれないか。」
そう言って財布を取られた男がしがみついてきた。
「あいつらはこの町で有名なチームのデッド団の下っ端なんだ、あいつらに歯向かうとやばい殺されちまう。だからあんた達で財布を取り返してくれないか。もちろんただでとは言わない。」
「そんなに大事なのか?あの財布が。」
「ああ、あの財布には、自分の店を開くため貯めてきた金が全部入っている。だからお願いだうちには少し古いが車がある。それならこの過酷な砂漠を走れるはずさ。旅の人のはぴったりだと思うんだがどうだ?」
これは願ってもないチャンスだ。
「どうしますか?レナ隊長。」
「仕方ない、車がもらえるなら助けてやるか。」
「ありがとうございます!」
「お前名前はなんて言う?」
「アレンです。」
デッド団本拠地にて
「たのもー!」
レナ隊長はそう声を上げ扉を蹴り飛ばした。
『⁉』
辺りが静まる。
「何だお前ら!」
「ボスを呼べ!」
レナ隊長がそう脅すと敵はビビったようで飛ぶようにボスを呼んできた。
「何だおめえらは?俺はデッド団のボス、サーブだ。要件はなんだ?」
「あのアレンの財布を返してもらおうか。」
「いやだね。取られるほうが悪い…」
レナ隊長はサーブが何か言いかけてるのにも構わず蹴りを腹にぶち込んだ。
「ごめんネオン、ショウやっちゃった。」
そんなレナ隊長は笑ってそういってきた。




