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異世界物語ーダンジョンの創造者  作者: 弥六合
ダンジョンを造ると宣伝の準備
12/23

新しい出会い

 ミシス村に戻ってエノスはティックが晩飯を準備するのを手伝っている。カシファは魔素を使過ぎて疲れてすぐに寝てしまった。晩飯は準備完了してもカシファを起こさなくて、エノス、ティク、エグス三人だけが一緒に食べている。もちろん、カシファの分は残して置いている。

 月光は窓を通してカシファの寝顔を照らしている、魔素は完全回復ではないが、カシファは目が覚めた。用意された晩飯を食い終わって片付けた、ティクと挨拶してエノスが外で訓練していると分かった。

 夜の空に丸い明るい月が村を照らしているほかにも、ピカピカの星々が飾って月の側に星河になって斜めで空を流れていくように。カシファはすぐにエノスの姿を見た、木刀をリズムで振っている。


「起きましたか」


 エノスは動き続けてカシファに聞いた。


「あ、もう大丈夫だ」

「そうか、それはいい」

「明日はどうする?同じく?」

「そうですね、普通の魔物とは見えませんし… 対人戦に切り替えましょう」

「対人戦か、まあ、普通の魔物じゃない…」

「よし、今日はこれで」


 エノスは木刀を肩に乗せる。


「もう寝るか?」

「そうですね、カシファも早く寝よう、完全な睡眠を取らないと魔素が回復できません」

「ああ、分かっている。もう少し夜空を見たい…」

「では、先に寝ます」


 月光が照らしている大地に立つカシファが夜空を見ている、この時間に誰もいない、微風が吹いて唯一が聞こえるのは虫の鳴き声だ。どれだけの時間が流れたのも分からないくらい、カシファは星河を見詰めていた。


「よし、寝る」



 翌日、エノスとカシファはダンジョンの入口に来た。


「今日こそ」

「あの愛しくて憎いスライム」


 そして二人はいつもの場所に来て相変わらずぴょんぴょんしているスライムがそこにいる。


「さて、挨拶するわ」


 エノスがそう言って空へ跳んで力に任せて剣を振り下ろす、スライムは躱して跳んだが、爆風と共に砂利も吹き飛ばしてスライムへ攻撃してくる。だがしかし、砂利がスライムを突き抜いてもスライムはまた元に戻った。


「やっぱりそうは簡単に倒せないか」

「このダンジョン、おかしい」

「依頼はこれくらいもよかったけど… けど、このスライムを倒せないなら 以後の魔物と遭遇したらトラウマになる」

「そうだね、このスライムから逃げると… 今後もどんな者と遭遇しても立ち向かれない」

「では」


 エノスは言いながら剣を両手で握って胸の前に。

 エノスは先と同じくらいに剣を高くへ上げて飛んでスライムの上から剣を振り下ろす、スライムは依然跳んで躱した。しかし、今回は爆風が起こさなくてエノスは手を動いで振り上げる。剣を振り上げると共に剣身が光ってスライムへ半月の形の衝撃波が攻めてくる、スライムはビックリするのようにしても無事に躱した。


「エノス!剣気が出来たか?」

「師匠の言う通りです、実戦ならばすぐに理解して修得します」

「さすがにエノス」


 カシファは左手を前へ伸ばして開けてスライムの方向へ向く、そしてスライムの斜め上二つの場所に魔法陣が生成して火球がスライムへ襲ってくる。スライムは本当にびっくりして後ろへ回って避けた、この前の躱すとは余裕なさそうだ。


「カシファもやるではないか」


 カシファは微笑んでエノスへ向く。

 エノスは剣を上げてスライムへ振り下ろして剣気を出す、スライムは躱したが、右の斜め上から火球がくる。躱してもすぐに剣気が接近してくる、スライムは躱して躱しても剣気を躱して火球が来る。

 元々ぴょんぴょんしているスライムは今が呼吸が乱れて見える、エノスはこの機会を逃さないようにカシファへ合図をする。そしてエノスはスライムの左右へそれぞれを剣気をする、カシファはスライムの前後へ火球をする。囲まれたスライムは動かないままにしても勝手に躱されるが、エノスはもう一つの剣気をスライムへ攻撃する。選択ないスライムは上へ跳んでくるが、そこでエノスはすでにスライムを待って剣を振り下ろして来る、そしてもう一つの方向から火球も来る。

 エノスもカシファも今度こそ終わると思うが、スライムの側にいきなり空間が割れて片手がエノスの剣を受け止めて、片手が火球を吸い込んだ。


「ここまで」


 エノスは離れてカシファの側に来た、よく見るとドールシープの角が生える悪魔、ピンセルナだ。ピンセルナは左手にスライムを載せて辞儀をする。


「わたくしはピンセルナです、以後お見知り置き」

「お二人の活躍はこの目でよく見ました」

「いろいろを調べて二人にも興味がある事もあったからぜひ次の場所へお話しましょう」

「二人の依頼とこのダンジョン、そして大臣セロスの事も」


 ピンセルナはスライムを持って割れ目に入った。


「エノス、どうする?」

「このままで依頼も成功しましたが、セロスの事も気になります」

「そうだね、それに、どう見てもあの…ピンセルナかな、スライムよりもかなりの実力者」

「行きましょう、セロスの事ならどんな危険も」

「よし、決めた。行こう」


 二人は割れ目に入る。

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