72.下水の急襲者
至極不愉快そうにするヒドゥニルンに、カイナフィは尊大な口ぶりで言った。
「ヒドゥニルン様。さてはネロア様と一緒に牢獄に行っていましたな?」
ヒドゥニルンは苛立ちながら、
「ああ、そだよ。それが何の問題なんだよ?」
「いいえ、問題ないですよぉ? 【暴風の学級長】が牢獄に行ったと知って、余計なファニーでクレイジーなことを考えてしまったので、ククッ、思わず笑ってしまっただけですよぉ?」
「カイナフィ……お前は本当に、人を馬鹿にする天才だな……」
「ありがとうございます。で、いつ貴方は、同級生がトパライザ禁書を盗んだという使用者責任で、学級長を辞めるのですか?」
「辞めるの確定にすんな。トパライザ禁書の動向がどーこーなったかわかんねーっつーのに」
「あのですねぇ、ヒドゥニルン様、世の中にはシンプルかつイージーにした方がいいことだってあるのですよ?
……わかりませんか、今この事件を渦の中心にして、イペファワエゼに不穏が流れています。実際、本日、僕の元に、【流水の学級】の生徒が他学級の生徒より誹謗中傷を受けたという報告書が、以前より一.一倍多く来ています。
皆様ギスギスしているのですよ……ですから、ヒドゥニルン様。イペファワエゼにいずれ現れる戦禍を、貴方たった一人の辞任で食い止めるべきだと、僕は思いますよ?」
ヒドゥニルンは両拳を震わせて、
「……それはどっかの、人を小馬鹿にすることが生きがいの天才でも出来るんじゃねぇか!? なぁ、カイナフィ!?」
ヒドゥニルンは両脇に提げた短剣二本を、疾風めいて素早く抜刀し、それぞれを旋風めいて片手で回す。
このヒドゥニルンの性急な行動に、レイザックは慌てる。
「ヒドゥニルンさん、冷静になってください! ああいう人の口車に乗ったって何もありませんよ! ネロアさんも、何か言ってください!」
「待ってください。ここはイペファワエゼの方々の問題ですから、僕が割って入ると余計に事態が……」
自分の思う通りになった喜び故か、カイナフィは、ネロアの言葉をかき消すことの大きな声で、
「うおぉーーーっ! そう来ますかヒドゥニルンさん! いいですねぇ、なら僕も負けてられませんねぇー!」
カイナフィも背中に掛けている剣を引き抜き、刃先を地面に向け、止水の如く静かに佇む。
カイナフィの背後にいる、流水の学級生は、黄色い声を放つ。
「キャー! カイナフィ様が剣を抜いた!」
「イペファワエゼ随一の剣術を誇るカイナフィさんの戦い、これは見ものですね」
「いいですよ、カイナフィ様! 流水の学級の正しさを証明してください!」
二人の学級長が臨戦状態になった――この異常でもあり貴重でもある事態に、周りの人々は、二人と、ネロアとレイザックたちを囲む野次馬になる。
「さぁ、ヒドゥニルン様……見せてくださいよ、暴風の学級長の強さと誇りを!」
ヒドゥニルンはカイナフィをしっかりと見据え、腰を落としながら、
「これ以上その小汚い口で大口叩くなっつーの……何も苦労もなく地位を勝ち取った臆病者の総大将が! 一発痛い目見て反省しろ!」
流水と暴風、二人の学級長は、時を読み……奇跡的に寸分違わぬ瞬間で己が秘技を詠唱する。
「【シルフ・インビンシブル】!」
「【ウンディーネ・スペリオル】!」
そして二人はお互いの奥義を発動する。寸前、
「【尽因・不零無】ッ!」
双方へ同時に火弾が飛んできたため、急遽スキルの実行を止め、火弾をかき消す。
「チッ、お前はいつだって何でもかんでも煮えきらせずに収めるよなぁ! オレ様はそういうはっきりしないのが最高に嫌いなんだよ! オサラウド!」
「オサラウドじゃねぇ、ブッチギリーストだ!」
と、ブッチギリーストは、野次馬の人混みから身を出しながら言う。
「実にレアでストレンジですね。あの徹底非戦主義者のオサラウド様ではなく、イペファワエゼ屈指の武闘派であるブッチギリースト様が、喧嘩を止めに来るとは……」
「愚行か、こんなしょうもない喧嘩止めて悪行か!
お前らワシより頭いいんだから理解るよな!? 今は、トパライザ禁書も紛失して、術国が重篤い時期だってことぐらい!
どういう理由でこうなったかはどうでもいい……とにかく、今は喧嘩する時じゃないことぐらい、考案えろやぁ! カイナフィ、ヒドゥニルン! それでも殺るってんなら、ワシも黙認っちゃいねぇぞ!」
カイナフィは嫌々として、剣を納め、踵を返し、
「皆様、今日はもう帰りましょう。ああいった水を差すとは、絶対関わらないのが最善です」
流水の学級生達と共に、この場を去った。
続いてヒドゥニルンも、短剣を納めて、
「ネロア君、泊まる場所はわかってるよな?」
「お、応……」
「そんなら後はおまいらのみで帰りやがれ。俺様はテンション爆下がりって訳で、どっかで発散してくる」
踵を返し、カイナフィと真逆の方に去っていった。
そして、二人が去った後に、オサラウド率いる大地の学級生が駆けつける。
「ここか、カイナフィとヒドゥニルンの喧嘩場は……」
「今さっき、終幕って退散ったよ。ワシが仲裁してな……安心しろ、誰も何もなってない」
オサラウドは辺りの状況を測りながら、
「かような役目は私に一任して構わんのだが……うむ、貴方の言う通り、被害損害は無い、な。だが一触即発になったのは事実だ、これは生徒会長に報告し、場合によっては臨時会議を行うから、覚悟しておけ、ブッチギリースト」
「いっつもお前は中立したがるよな……ったく、了承った。覚悟しとく」
ブッチギリーストは多少不服に思いながら、カイナフィ、ヒドゥニルンに続いて、この場を去る。
オサラウドはネロア(とレイザック)の方を向き、この件に関して頭を下げる。
「……大変見苦しいところをお見せして、申し訳ございません、ネロア殿、レイザック殿」
レイザックは遠慮して言う。
「いいえいいえ、オサラウドさんは、謝らなくても大丈夫です」
オサラウドは下げた頭を上げ、真剣な眼差しをして、
「ただし、ネロア殿、レイザック殿。念の為言っておきますが、いくら禁書捜索の許可を出しているとはいえ、こちらの人間を刺激しないようにお気をつけください」
「……応、その言霊、骨髄の深淵にまで刻み記して置く」
この後、ネロア達は、これ以上外にいても、ただただ周りに迷惑を掛けるだろうとして、速やかに指定された宿に帰った……
「おっと、すまない! オサラウド殿!」
……と、思いきや、ネロアが急に引き返してきた。
「おおっと、どうかしましたかネロア殿」
「余所者の分際で我儘な話やもしれないが、オサラウド殿に頼みたいことがあるのだが……」
*
翌日、ネロアとレイザックは、校舎の門の前で待ち合わせる。
「おはようございます、レイザックさん。今日からは本格的に捜索をしましょう」
「わかってます、ネロアさん。ではまず、どこから調べますか? やはり、あの展示台を斬った人がいる可能性がある、暴風の学級から……」
「僕としましては、まずそこから着手するのは良くないかと思いますけど……」
「そうですか。そう言われてみれば、昨日の事からして、暴風の学級生は気が立っていますからね」
「それもありますが……昨晩、僕気づいたんですよ。今回の真犯人は暴風の学級生に限らないと。
あの展示台を破壊したのは、拙い【ウィンド・エッジ】で間違いないと思います。ですが、それで暴風の学級を疑うのは少々荒いと思うんですよ。なんせ『【ウィンド・エッジ】は暴風の学級にいないと覚えられない』と、決まったわけではないですよね? 学級を変えた方もいるでしょうし、独学で他学級の魔法を覚えた方もいるかもしれませんよね?」
「何故、そんな可能性があると思ったんですか?」
ネロアはポケットから一本の【記述の魔石】を取り出して言った。
「イペファワエゼでのマナーを理解しておきたい。と、お願いして、昨晩オサラウドさんから校則の写しを貰ったんですよ。そうしたら、それに『学級変更は可能である』、『他学級の授業内容の学習は制限しない』とありました。
つまり、暴風の学級以外の方でも【ウィンド・エッジ】を使える可能性があり、かつ、事件発生時刻に空きがあった可能性があるんです」
「なるほど。さすがネロアさん。着眼点がすごいです。
ですが、だとしても他学級のプレイヤーに、あのケースを斬れるくらいのパワーの【ウィンド・エッジ】は出せるのでしょうか? 本当に拙いそれだったら、中身のトパライザ禁書に魔力を吸われて、逃げられるかも怪しいでしょうし」
「そうですね……まだこの時点で容疑者を絞り出すのは、まだ難しいですね。
では、今度は聞き込みといきましょうか。実はもう、その相手を狙い定めてますんで」
「行動力の早さも違いますね……で、どこを狙っているんですか?」
「レイザックさん。歴史学において、信憑性が高く重宝される文献って何だと思いますか?」
急に飛んで来たネロアの謎クイズに、レイザックは鳩が豆鉄砲を食ったようになる。
「え……石板ですか?」
「正解は日記です。日記は公的に編纂された歴史書とは違って、国とか上司からの指示を受けにくいので、その当時の物事がありのままの形で書かれているんです。
して、僕はこれを参考にして、どこの学級にも属していない『学校を運営管理しているピープル(※基本敵対しないNPCのこと)』に、まず尋ねて、何か引き出してみたいと思うんです」
「ははぁ、なるほど……本当ネロアさんって、目の付け所が違いますね」
かくてネロアは適当に校舎内を歩き、出会った職員や清掃員等のピープルに、『ここ最近、変わった事とかありませんか?』と、尋ねる。
だが、やはりというべきか、すんなり重要な情報を持っている人に会えるはずもなく、レイザックは、
(やっぱり、暴風の学級生に尋ねた方がいいんじゃ……)
と、ネロアの作戦に嫌気がさしていた。当の彼女は、謎のパッションでウキウキと聞き込み続けているが。
しかし開始から一時間後。
「変わったこと……ここ最近、下水道掃除の担当になったんだが、それが思いの外楽だったことぐらいしかないなぁ」
と、いかにもNPCらしい、特別感のまったくない、ごくごく普通の清掃員は答える。
「如何なる因果の元、かような事象を天変地異と想うのか? 語ってくれないか?」
「え、何て言ったの君?」
「どうしてそれが変わってるのか教えてくださいと言ってます……はぁ、どうせまた
、どうでもいい話だっていうのに……何やってるんだろ俺」
清掃員は詳しく話す。
「僕たちはこの啓都の地下に通ってる下水道を、定期的に掃除しているんだ。当然下水道は汚れがひどいから、掃除するには苦労するんだけど、ここ最近、僕が行く前にはもうだいぶ綺麗になっているんだよ。歩いててベタつかないし、臭いも抑えられているし」
「下水道が、比較的綺麗……これは異次元じみた異変だな。天上には懺悔したのか?」
「上には報告したのかと言っています」
「しないよ。面倒くさいし、別に悪いことでもないし」
「そうか、成程。今宵僕は、魂の深淵の果てより、貴方に感謝する」
「そうか、一体どうしたのかまるでわからないけど、役に立ったようで嬉しいよ」
清掃員は次の仕事のため、ネロア達の元から離れる。数秒後、ネロアはレイザックに言う。
「これは怪しいですね……」
「……どこがですか?」
「よく映画とかアニメとかであるじゃないですか、下水道で怪しいことをする悪党って。下水道が綺麗なのは、そういう人達が、そこにあるアジト的な所に行きやすくするためだと思いますよ」
「は、はぁ。あの、ネロアさん、ここはあえてはっきり言わせて貰いますけど、こういう結果ありきの考察は良くないと思いますよ」
「そうですね。ですが今、僕たちは一つでも多く、有益な情報を集めなければなりませんから、ここは調べるだけ調べてみませんか、レイザックさん?」
ネロアの言っている事は強引だが、理に適ってはいる。故に、レイザックはそれを飲む。
「……わかりました」
「ご協力、ありがとうございます。では、生徒会の誰かから許可を頂いて、下水道に入らせて貰いましょう」
「おーう、健闘ってるかー? ネロアー、レイザックー?」
噂をすれば影とやらか。授業終わりのブッチギリーストが、二人へ気さくに声を掛けてくる。
「真に奇跡だ、ブッチギリースト殿。僕は今宵、貴方に拝借したい使命がある」
「今、俺たちは、ピープルに『変わったことは無いか?』って手当たり次第に聞いてました。そうしたら、ある清掃員の方が『下水道が不自然に綺麗だ』って言ってまして……怪しいので、その調査のために、下水道に入らせて貰えることは可能でしょうか?」
ブッチギリーストは目をパチクリさせて、
「それは真剣で一大事くねぇか!?」
このブッチギリーストの焦燥っぷりを、レイザックは大げさに思う。
「……そんなにヤバいんですか? これ?」
「お前冷静に発想えて見ろ! 下水道はこの啓都の地下に、満遍なく展開らされている! それにこう、超絶危険いモン流してたりしたらどうなる!? 啓都は音速と崩壊するぞ!」
「た、確かに……言われてみれば、そうですね」
「ならばより、僕は地下に堕ち、この不穏の深淵に沈殿する真理を、天光に暴きたい……故に、ブッチギリースト殿、僕たちに下水道への立入りを赦してくれないか?」
「いや、悪いがそれはできない! 昨日のことを踏まえて、今朝オサラウドに『自由奔放なことするな』って釘を刺されてるんだ! だからこういう許可は、申し訳ないが、オサラウドに言ってくれ! 一応俺も出来る限りの補助はするからよ!」
「相解った……尽力、感謝する」
ネロアとレイザックはすぐさま、オサラウドのいる、大地の学級の教室に行き、この話をする。
オサラウドもこれを重大に捉えて、無意識にうなる。
「確かにこれは、迅速な解決が必要とされる事案ですね」
「では、僕達に解決の天命を下賜してくれないか?」
「それだけのやる気があるのでしたら、是非ともお願いしたい。だが、ただ貴方達だけで行かせるのは、失礼ながら二重の意味で不安が残るので……ケイソウ、こちらに来てくれないか?」
こうオサラウドが呼び出した直後、
「お呼びでしょうか、学級長」
魔法学園の生徒らしかぬ、重厚な鎧を着込んだ男――ケイソウが来る。
「彼の名前はケイソウ。私が信頼している、人一倍武勇に優れた人物です。下水道に行くのなら、彼と共に行ってください」
「応。この天命、有難く賜ろう」
「よろしくお願いします。ケイソウさん」
数分後。ネロア達は、オサラウドにマンホールを開けて貰い、下水道に降り、そこを散策する。
「あの清掃員さんが言う通り、地面がベタつかないですね。ネロアさん」
「ああ、真実だ。だが、臭気に関しては虚偽だと、僕は思うのだが」
「そりゃ下水道ですもの、臭い物は臭いかと思いますよ……」
「……僕は死が蔓延る国、トードイスムカの化神官であり、古参の住民。故にかような腐乱と汚物が漂う空間の臭いは、嗅ぎ慣れている。
だが僕は、今宵嗅いでいる臭いは、トードイスムカでは嗅いだ事はない……! この、原始たる臭いを、清潔の元、強引に屈服させたような臭いは……!」
レイザックは改めて辺りの匂いを嗅ぎ、眉間にシワを寄せる。
「確かに、この匂いは下水道の臭さじゃないですよね……わかりづらい例えかもしれないですけど、オラついた奴の車に漂うあのドきつい芳香剤の匂いがします」
「俺はわかります。吊るして使う葉っぱみたいな奴ですよね。俺も嫌いですアレ」と、ケイソウはうなづいて言った。
ネロアはさらに嗅覚を研ぎ澄ませて、この臭いをさらに分析する。
「水だ……水に異端を混入させている……レイザック、ケイソウ殿! 着いて来たまえ! この水が滴る元に、真実はある!」
ネロアは僅かに感じ取れる異常な臭いを辿り、入り組んだ下水道を進んでいく。
最中、ネロアは新たな異常を感知し、長い直線の道の途中で足を止める。
「未知だ……この臭いは……これまでの異端とはまた違う……わからないか、レイザック、ケイソウ殿……」
レイザックは言う。
「た、確かに……今までとはまた違う臭いがするような気がします……何というか、焦げ臭い?」
ケイソウは言う。
「それだけではありません……何やらこの先がほのかに明るく、音もします」
三人は揃って、正面――道の先を凝視する。
時が経つにつれ、焦げ臭さ、異音のボリューム、明るさが大きくなっていき……そして……
「あ、アレは……どうしてここに……!? ネロア殿、レイザック殿! ここは俺にお任せください!」
いち早くそれの正体に気づいたケイソウは、二人の前に出て、盾を構えながら、
「【ランド・バリケード】!」
魔法で正面に岩盤を配置し、防御の布陣を作る。
彼の正面にいるのは、爆走する二輪車に跨がり、有刺鉄線を何重にも巻いた鉄パイプを壁に擦らせながら迫る、橙髪の少女。
「ヒィヤッハハハハァァァッ!」
少女は、鉄パイプを、己が跨る二輪車の勢いを乗せて、豪快にケイソウの岩盤に叩きつけ、大きくヒビを入れる。
「ぐうっ! 壁越しでも伝わるこの痺れる感覚……! 流石は【烈火の副学級ちょ……」
「ボクの前で、小声で、ブツブツ言うな! 【エレクトロ・バースト】!」
少女の鉄パイプより、本当に雷が落ちたが如き威力の電撃を放ち、岩盤を粉砕する。さらに余った電撃が、ケイソウの盾を貫通。彼は感電し、黒焦げになって消滅した。
あまりにも急で、短い瞬殺劇――ネロアとレイザックは、驚き悔やんでいる内に、ケイソウの後追いにならないよう、素早く臨戦体勢を取る。
「け、ケイソウ殿! ……貴様、何者だ!」
「ブリッツ・カレン・ボルト! ボクの、肩書は、別格の【烈火の副学級長】さ!」
【完】
ロジスティクス・サーガ・データベース
■用語説明
【魔力】
人の体内や自然界に多く存在するエネルギー。
魔法はこれを用いて生成して放たれる。
ロジスティクス・サーガには古典的なRPGのように、MPやSPといった何か特殊技を使う際に必要なコストはない。(強いていうと発動後、一定時間使用不可になるクールタイムがそれに当たるか)。
しかし実際には全プレイヤーはスキル発動時に無意識に体内の魔力を消費して、それに使う属性エネルギーを生み出している。
特にスキルの一分類である魔法については、自分の魔力をコアとして、周囲の大気などにある魔力で肉付けして威力を増強して放っている。
術国イペファワエゼは国のシンボルである火山から大量のマナが噴き出し、ありとあらゆる自然に膨大な魔力が含まれる。
イペファワエゼ・プレイヤーの魔法が強いのは、この膨大な魔力を受けながら生活することにより、上記の魔法生成を無駄なくスピーディーに行えるためなのだ。
……というのがゲーム内での設定らしい。




