40.ミレアの三傑
自由区にて、ネロアは、ヴァイスとゲイルリンドの二人と対峙をしていた。
ジョブ【格闘家】のゲイルリンドが前衛に出て戦い、【聖職者】のヴァイスが得意の回復とバフを使って補助する。
基本的ながらも、ミレアの最上位に位置する主従の実力が十二分に感じられる連携プレーが、ネロアに浴びせられた。
ネロアはそれに物怖じせず、果敢にゲイルリンドに攻撃を仕掛け続けた。
直接戦闘に向かないヴァイスを先に潰すことを、一番先に考えた。だが、その勝機はゲイルリンドが鉄壁の守護を務めあげる形で、徹底的に覆い隠していた。
今、ミレアの主従はどちらとも、この後の国の未来のために奮起している。
その程度について言及するのは、二人にとって良くないことかもしれないが――中でもゲイルリンドの戦意は桁違いであった。
前回、ネロアとゲイルリンドが対峙したのは調和の砦攻略戦でのこと。
最上階まで上り詰めたネロアをゲイルリンドが待ち構え、砦を賭けて一戦交えたのだ。
その結果は引き分けという形で終わった。
途中、ゲイルリンドが上からの撤退指示に従い調和の砦から撤退したためだ。
あの時に自分がより奮闘して、ネロアを押し切っていれば、あんな半端な幕切れはしなくてよかった。
今度こそ、勝つ。ゲイルリンドの闘志は、あの時の屈辱と無念を薪として、激しく猛り燃えていた。
ゲイルリンドは、ネロアの間合いに反撃覚悟で一気に踏み込み、
「【穿導の拳】!」
十分に力を溜めた拳を、風属性エネルギーを帯びさせながら、ネロアの顔面に打ち込み、百数メートル先までふっ飛ばした。
このゲイルリンドの勇猛な姿を見て、ヴァイスは一言。
「ゲイルリンド殿、ここまで張り切っている貴方を見るのは初めてです。
ああ、別にこれまで加減していたのか。と、貶すつもりではありませんよ」
「前に出すぎだと警告しているというわけでも……?」
「無いですよ。その調子でいてください。私というサポート役を余すこと無くお使いください」
「かしこまりました。ヴァイス様」
ここでネロアが、正面から駆けてくる。それも、先程の攻撃では何一つとしてこたえていない様子で。
(やはりあのくらいでは倒れないか。それでこそ化神官だ……)
ゲイルリンドは両手を引きつつ、風属性エネルギーを溜め、
「【砲導の拳】、二連!」
拳二つを突き出し、竜巻二つをネロア目掛け放つ。
ネロアは軽やかにサイドステップをしてかわそうとする。
だが、二つの竜巻はネロアを追跡して曲がる。
ならばより大きく回避を取ればいいだけ。近くにあった適当な建物の屋根に紐付き剣を引っ掛け、そちらへ跳ぶ。
だがゲイルリンドも、執拗にネロアに向かって、竜巻の軌道を修正し続ける。
そして二つの竜巻が、ネロアを挟み撃ちするような軌道で間近に迫ってきた。
「今です!」
その軌道は、ネロア自ら誘導した物だ。ネロアは建物の壁を蹴り、二つの竜巻の間をすり抜けて、ゲイルリンドめがけ飛び込む。
そしてネロアは闇属性を帯びた剣で、突きを放つ。
「【禍根の楔】!」
ゲイルリンドは竜巻を放っているために、両手が使えない。
ネロアの剣先は、彼のがら空きの胴へ迫っていく。
「ならば、こうだ!」
ゲイルリンドは竜巻の照準を、先程ネロアがぶら下がっていた建物に合わせて、出力を上げる。 その反動で、ゲイルリンドの身体は後ろに押されていった。
そして、ネロアの突きはただ地面に刺さるだけに終わった。
すかさず、ゲイルリンドが竜巻放射を止め、ネロアに最接近し、ネロアに竜巻を帯びた右ストレートを繰り出した。
「【穿導の拳】!」
「【万死の薙】!」
ネロアは剣を振り上げるスキルを応用し、強引に剣を地面から引き抜き、ついでにゲイルリンドの攻撃に合わせて剣を払い上げ、斬撃を浴びせる。
これにより、ネロアはゲイルリンドの打撃を相殺することに成功した。
だが、相手の攻撃の威力はすさまじく、ネロアは反動で剣を手放してしまった。
ただし、ネロアは転んでもタダでは起きない。 剣に結びつけた紐を両手で力一杯握り、宙へ飛んだ剣に闇属性エネルギーを蓄積させる。
そして紐を持った両手を目前で振り下ろし、
「【堕落の衝】」
闇属性を帯びた剣を天高くから落とす。
「まだその手かっ! 【抗導の拳】三連!」
ゲイルリンドは剣を見上げながら、分厚い空気の壁を三枚も作った。
ゲイルリンドにとって、ネロアの【堕落の衝】には苦い思い出がある。
あの調和の砦での時、この技を食らったことで、これまでは一進一退くらいの戦局が、一気にネロア有利に傾いた。
だからゲイルリンドは、こうして万全の体制でネロアを迎撃しようとしてるのだ。
「そこだ!」
「ぐぁっ!?」
だがしかし、ネロアはまたしてもゲイルリンドをはめる。
ゲイルリンドが上空の剣に気を取られている隙に、ネロアはスライディングを行い、その勢いのまま彼の両脛に蹴りを食らわせる。
直後、ネロアは速やかに剣を引き直し、
「【黒狼煙の牙】!」
立ち上がると同時に、例の如く闇属性を込め、体勢を崩して前に倒れてくるゲイルリンドに、致命傷を与えようとした。
「……甘い!」
ゲイルリンドはどうにか両足で踏ん張り、体勢を正し、背中を思いきり後方へそらした。
最中、ゲイルリンドの視界の下の方で、ネロアは闇属性を帯びた剣で虚しく空気をついた。
「……やはり駄目か」
これ以上、格闘家と至近距離でいるのはマズイ。
ネロアは直ちに後へ下がり、構えを正した。
ゲイルリンドも同じように構えを取り直し、
「やはり化神官だ、俺の猛攻を難なくしのぎ続けるとは」
「貴方もだ。死神の申し子たる僕にこれだけ死の予感を味わわせるとは、な」
「そうか。これはあくまでまさかの話だが……貴様、もう全力を出しつくしたのではないだろうな」
「貴方にとっての僕の全力は、僕にとっての全力ではない。
僕は世の理が許す限り、相手に敬意を払う性分。
故に、僕は死闘を経つつも、常に邂逅する宿敵に最適な『最期』を用意する……それを皆は勝手に『僕の全力』と言っているだけだ」
「いい答えだ!」
そして再び、闇の剣と風の拳が幾度と、絶え間なく相克し続ける。
双方一歩も引かず、双方じわじわ傷つきながら、激戦を繰り広げ……
「【マリンブルー・ビーム】」
「きゃっ!?」
その最中、ネロアの肩を水属性のビームが掠めた。
「この技は、まさか貴様まで!?」
ゲイルリンドはこの技に見覚えがありすぎる。
だが、確認のため、彼はすぐさま、ビームが飛んできた方向――己の後ろを振り向いた。
そこにいたのはビームの張本人にして同胞、オルディッツと、道中でかき集めてきただろう五十人程度のプレイヤーたちだった。
オルディッツはヴァイスの横に立ち、彼とゲイルリンドに会釈をしてから、
「お待たせいたしました。ここからは私も援護いたします」
「ありがとう、オルディッツ殿。ゲイルリンド、聞くまでもないでしょうが、異論はございませんね?」
「ええ、私は構いません。これがこの作戦の終結を早めることになるのですから。しかし……」
ゲイルリンドは踵を返して、身構えるネロアに言った。
「ネロア殿、卑怯と罵るのなら、今のうちにすませておけ」
するとネロアは首をゆっくりと横に振ってから、
「構わん。二人も三人も、百人だろうと僕は超越してみせる!」
「それでこそだ!」
ネロアとゲイルリンドが再びぶつかり合う中、オルディッツは隣のヴァイスに言う。
「先程もチラっと目が合いはしましたが、改めてこう、さらに間近で会うと、凄まじい迫力のある方ですね。まさしく、死神と出会ったような……」
「だからこうして、過去のプレイヤーたちが忌避していた自由区での大規模戦闘を仕掛けたのですよ。
正直私は、あわよくばミレアの大軍に囲まれた圧力で降参してくれれば。と思っていたのですが、そんなラッキーなんてあったら世の中苦労しないって話です」
「ですね……おっと失礼。駆けつけてから序盤にすることが、世間話になるなんて……」
ヴァイスも、気づかないうちに減っていたゲイルリンドのHPを回復してから、
「これくらいなら構わないですよ。さてさて、久々に五造が肩を並べて戦うんだ、後ろの皆様の模範となるようなプレーを見せて差し上げましょう」
「仰せのままに」
私の守護と、学習を怠らぬように。と、ヴァイスが後ろのプレイヤーたちに命じる中、オルディッツは目を閉じ、大きく息を吸って吐き、集中力を高め、
「まずはここだ、【スラッシャー・ウェイブ】!」
剣を振り、ネロア目掛け、水の斬撃波を放つ。
ネロアはゲイルリンドを蹴って跳び、その斬撃波を避ける。
その先で、ネロアの頭上には不自然に小さい雲が浮かんでいた。
「【レイン・アローズ】!」
その時、オルディッツが仕掛けを作動させ、ネロアの身に水の矢の雨を浴びせた。
「ッ……【禍根の楔】!」
ネロアは雨のダメージに耐えながら、オルディッツめがけ闇を帯びた剣を乱暴に投げる。
ところが、オルディッツは、まるで事前に彼女と打ち合わせをしていたのかと思うくらい、見事なタイミングで剣を打ち返した。
「こちらもお返し致します。【ウォーター・バレット】、十二連!」
そしてネロアは、剣のおまけに添えられた水の弾丸を数発浴びさせられた。
オルディッツは【Dt-Do】で得た能力で、範囲内にいるプレイヤーの情報を読み取ることが出来る。
その範囲は街全体レベルから半径一メートルまで、常時自在に変更可能。ただし、範囲を広くすればするほど、情報は曖昧になっていく。だいたいこの辺に誰かがいる。というくらいにだ。
逆に言うと、範囲が狭まるほど、情報は正確になる。
今の範囲は、だいたい半径二十メートル。
ゲイルリンドとネロアの交戦に、援護を入れやすい距離だ。この範囲であれば、オルディッツは『ネロアが何の行動をするか』を予測できるようになっている。
「【刈導の脚】!」
ゲイルリンドがネロアの右足に、風を纏わせたローキックを入れる。
それから一秒も経たないうちに、
「【マリンブルー・ビーム】!」
ふらついたネロアの頭に、水属性のビームが見事命中した。
もちろん行動予測はゲイルリンドにも使える。
さっきのように彼がいずれかの行動を起こすのを事前に察知して、それに合わせた魔法を繰り出す。という連携プレイにも、この能力は応用できるのだ。
さらに、もはや今更言うまでもないが、ここにはヴァイスがいる。
「【マジック・コール】! 【アタック・コール】!」
彼が状況を見て腹心二人にバフを与え、二人の行動の価値をより高める。
ヴァイス、オルディッツ、ゲイルリンド……ミレアが誇る最上級のプレイヤーが、個々の役割で他者の役割をますます発揮させる。
この強固なフォーメーションに、ネロアはまるで太刀打ちできず、すっかり戦いの主導権を奪われてしまった。
そして散々に三人から打ち負かされ、HPが残り一割になった時、ネロアは剣を杖にし、絶え絶えの息で、彼らに言った。
「ぜぇ、ぜぇ、これぞ命国の勇者だ……だが、まだまだァッ! この瞳が冥い内は……決して僕は、貴様らに勝利の運命は巡らない!」
オルディッツは憐憫の情を込めて、
「強がらなくても結構ですよ。この状況からして、私たちを含めて、もう誰も貴方のことを情けないと思っていませんから」
続いてゲイルリンドが、一度彼女へ礼をしてから、
「実のところ、私はあの時のリベンジのため、貴方と一対一で戦いたかった。だが、事態の重要性から、今回はミレア人として戦わせていただいた。誠に申し訳ない、こんな理不尽な戦いを強いてしまって」
彼らの上司たるヴァイスは、黙々と様子を見ていた。
部下二人と言いたいことが以下同文であるからだろうか。あるいは、彼なりに何か考えていることがあるのか……
そしてネロアは、引導を渡そうとする三人の前で、満身創痍の身を無理くり動かし、剣を構え直して、叫ぶ。
「何度だって言ってやる、僕は二人だろうと三人だろうと……人という単位では測れないくらいの強大な存在だろうと超越してみせる! 【モンスターコール:スケルトン3】!」
ネロアはオルディッツの背後に十体の【マジェスティックスケルトン】を召喚する。
呼び出されたスケルトンたちはすぐさま弓を構え、前方の三人めがけ一斉に射る。
「「ヴァイス様、ここは我々が!」」
「でしょうね。すまないが、私はそういうことへの対策は苦手なもので……」
オルディッツとゲイルリンドは、主の前に立ち、剣または拳で矢を次々と弾き落とす。
「オルディッツ殿、彼女のこの行動の危険性は、以前の報告でお見通しですよね……」
「ええ、覚えていますとも。あのスケルトンたちは戦力増強や牽制目的ではない、非常に恐ろしい布石であることは……」
この後、ネロアは【死神の凶器】を発動する――オルディッツの脳内にはその分析結果が見えていた。
そこから起きる惨劇を可能な限り防ぐため、オルディッツはゲイルリンドとともに、スケルトンたちへ突撃し、次々と撃破していく。
そんな中、ネロアは剣に禍々しいオーラを纏わせて、
「【死神の凶器】!」
それを片手で持って、両足を軸に小さく一回転した。
直後、ネロアは三人から全速力で離れる。
ゲイルリンドは最後のスケルトンを叩き潰した直後、オルディッツへ尋ねる。
「これはどういうことですか!? ネロア殿はあの奥義を……」
「ええ、分析通り発動してくれました! ですが、まさかあんな簡単に済ますとは……!」
オルディッツの【Dt-Do】の仕様が、ここで足を引っ張った。
確かに、彼の分析能力は、範囲内のプレイヤーの行動が読める。
だが、その行動の意図は自分で補うしかない。
(さっき、雨に打たれながら【禍根の楔】を使った時にわかりました。
オルディッツさんは、僕の行動に対して、一番安全な反応をしている。相手が何を企んでいてもいいように……)
そこをネロアは突いたのだ。
自分がスケルトンの召喚から、【死神の凶器】を使うという大きなブラフを仕掛けて、スケルトンの対処に注力させる。
その隙にネロアは、安全な距離を作り、
「【モンスターコール:スケルトン3】」
新たにマジェスティックスケルトンを周りに十体召喚。
「【ウォーター……」
「【砲導の……」
「残念だが、これが真の奥義だ! 【死神の凶器】!」
禍々しいオーラを帯びた剣で、近くのスケルトンをまとめて殺す。
すると殺されたスケルトンたちの内、四体から剣状の霊魂――【遺言】が飛び出る。
四つの遺言は出現してすぐ、ネロアの前方に飛んだ。
ゲイルリンドはオルディッツとヴァイスをかばうべく、二人の前に仁王立ちし、三つの遺言を引き受ける。
「……ッ【バブル・シールド】」
オルディッツはあがきとして、水の障壁で己を包む。だが遺言はそれをすり抜けて、彼に命中した。
そしてゲイルリンドは【憤怒】、【強欲】、【暴食】の状態異常に侵され、ステータスダウンはもちろん、火傷と毒による多大なスリップダメージに苦しみ、自ずと倒れる。
オルディッツは【凍結】の上位互換である【嫉妬】になり自分の周囲に冷気を発するようになってしまう。元々体全体を水で包んでいたのも災いして、彼は完全な氷塊になってしまった。
ゲイルリンドは地面に這いつくばりながら、ネロアに言った。
「これだけやっても勝てないとは……やはり化神官の壁は、まだ越えられないか……」
ネロアは回復アイテムを使いつつ、ゲイルリンドにだけに聞こえるくらいの声量で告げる。
「今回もヒヤッとさせられましたよ、ゲイルリンドさん。少なくとも、もう壁の上辺ははっきり見えているんじゃないかと思いますよ」
「……色んな意味で甘いな……」
その時、ヴァイスは空へ杖を掲げて唱えた。
「【命神の恩寵】」
天から温かいピンクの光が、ゲイルリンドに降る。
するとゲイルリンドのHPは全快し、ステータスも爆発的に増加。
状態異常こそまだ解消していないが、彼はどうにか自分の足で立てるようになった。
「ヴァイス様……!?」
ゲイルリンドは嬉々としてヴァイスの方へ振り返った。
そして彼は、ピタッと止まった。
失望。その二字が写し出されているような目で、ヴァイスは彼の姿を見ていた。
「……ゲイルリンド。君は今、出来ることをするんだ」
「……で、ですが私はまだ! この通り【恩寵】のお陰でどうにか……!」
「ゲイルリンド……貴方はそこまで聞き分けの悪い方ではないでしょう?」
「……ですが……!」
ヴァイスは後ろに控えている兵隊たちを指しながら、
「貴方はミレアの大事な規範の一人なのです。安心してください、このことは栄誉として周知いたしますから」
「……」
ゲイルリンドは、無言でネロアに向き直した。
「ゲイルリンドさん、今のやり取りは一体……?」
ゲイルリンドは口をつぐんだまま、ネロアに向かって走る。
それを見て、ネロアは微かな違和感を感じていた。
(あの走り方は、これまでのゲイルリンドさんじゃない。さっきまでなら急に敵が現れても殴れるように、うっすらと警戒していました。
ですが今は、ただ僕に近づくこと以外考えていないとしか思えない……!)
そこからネロアはただならぬ危機感を覚え、目一杯後ろへ逃げる。
するとヴァイスは、杖を掲げ、
「【命神の恩寵】」
再びゲイルリンドに光をもたらす。
ゲイルリンドの状態異常は通常のものに弱化し、HPも回復、そして、ステータスもさらに増え、まさしく風のような速度でネロアへ迫った。
このままでは追いつかれる。
そう思ったネロアは、素早く近くの建物に紐付き剣を刺し、そちらへ蜘蛛のように跳んで張り付く。
するとゲイルリンドは彼女のことを追って……こない。彼女のことを見ることすらなく、真っ直ぐ走り続けていた。
「ウァァァッツ!」
それも、落ち着いた彼らしくない、荒々しい雄叫びを上げながら。
「おかしい、様子がおかしすぎる……」
「ああ、【五造】でも三回が限界か……」
ゲイルリンドは走り続け、とうとうネロアの横を通り過ぎる寸前のところまで来た。
そこでヴァイスは、また杖を掲げる。
「【命神の恩寵】」
ゲイルリンドに三度目の光が当たる。その瞬間、彼はネロアの眼前で爆発した。
【完】
ロジスティクス・サーガ・データベース
■その他雑多な話
【《ロジスティクス・サーガ・データベース》の掲載タイミングについて】
基本、一話につき掲載するのは一情報としています。
登場キャラクターについては、その人物の概要が本編内でだいたい出揃ってきた時以降に掲載しています。(なので現在かなり名前が出ているものの、まだそこまでには至っていない、ウェンリー、ブッチギリーストなどの解説はだいぶ後になります)
雰囲気を意識して、あるいは書くものが思いつかなかった場合は、何も掲載しないことがございます。何卒、ご了承ください。




