110.Father's Lessons ファーザーズ・レッスンズ
ファミリアドラゴンと融合してすぐ、アンソニーはシュラとネロアたちへ杖を向け、
「【リーフ・バレット】、六十連!」
前方に針葉樹の葉のような弾丸を六十発生成し、彼らに一斉にばらまく。
シュラたちは各々の方法で弾丸を防いだ後、直ちにアンソニーへ突撃する。
その最中、アンソニーが地面から浮遊して、逆にそちらから滑らかに接近して来て、
「【リーフ・エッジ】!」
杖から豊穣の光を放ち大剣のようにして横一文字に薙ぎ払う。
流石にこの程度の攻撃を受けるほど、ここにいる面々は伊達に死線をくぐり抜けていない。
すんなりとかわし、アンソニーの周囲へと散り、四方八方から攻撃を仕掛ける。
しかしそのアンソニーもまた、ロジスティクス・サーガでは歴戦の勇者である。
一対七という戦力差を感じさせない、得意の魔法と剣技、そして竜と融合して得た高ステータスを活かし、ことごとく相手の攻撃を防いでいく。
「【文神の執筆】!」
攻撃の最中に、シュラは何度かアンソニーの能力の無効化を図っているが、案の定、アンソニーの膨大な経験に阻まれ目立った弱体化が出来ていなかった。
「はぁ、これは情けない。この戦いの主役はボクであるべきなのに……」
振ったレイピアを構え直しながら、シュラは嘆息した。
その時、その隣にネロアが三点着地して、彼へ言った。
「ですけどシュラさん。この後の、ロジスティクス神戦の総大将は誰だと思いますか?」
「そりゃあ決まってるだろう。君とヴァイスだ」
「そうです。ですからここでは、総大将を頼りにしつつ、総大将を支えることの練習をしてみてはどうでしょうか……」
「……そうか。そういえばそうか。勇猛果敢に先頭に立って敵に立ち向かうのは、ネロア君がすること……でもってボクがするのは……!」
シュラは、十殺の五人を相手取るアンソニーにレイピアを向けて、
「ヨヤアサ・プレイヤーの代表として! それにふさわしく、自分たちの身を穏やかに保ちつつ、相手をねじ伏せることだ! 【モンスターコール:ビートル5】!」
シュラは神槍のように強靭な角を持つカブトムシ型モンスター【グングニルビートル】を十数体召喚し、アンソニーへ放つ。
「【繁栄の鋭林】!」
アンソニーは杖を掲げ、周囲の地面から尖った木々を一斉に生やし、交戦中であった十殺の五人を傷つけ、向かってきたカブトムシたちをまとめて串刺しにする。
だがすかさずシュラは次の一手を繰り出した。
「【モンスターコール:バタフライ5】!」
シュラは、数多の邪悪を切り裂けるかのような刃の羽を持つ蝶【クサナギノバタフライ】を五十匹ほど召喚。
蝶たちは鋭利な木々の隙間をすり抜け、あるいは、その流麗な刃の羽で切り裂きながら、アンソニーの周囲を取り囲む。
蝶たちはアンソニーの側を飛び回り、彼へいくつもの斬り傷をつける。
「【リーフ・バレット】、六十連!」
アンソニーは蝶たちに葉の弾丸を放ち、その数を減らしていく。
そんな中、一匹の蝶に、ワイヤーが結ばれた剣がひっかかり、それを伝ってネロアがアンソニーへ急接近する。
すかさずアンソニーは大剣と化した杖を振るう。しかしネロアはワイヤー移動で、別な蝶へと跳び、側面から斬りかかる。
「【群生の刃毒】!」
アンソニーは、杖から生やした光の刃を、危険な気配しかしない紫色に変え、ネロアめがけてがむしゃらに振り回す。
(あれは絶対に毒でしょう。ですが、一発ももらわなければ!)
対するネロアは、その無数の太刀筋を見切り、全て自分の得物で受け止めた。
「メイン武器は剣じゃないんだけども、かれこれ長らくやって来たのにこんな完璧に防がれるなんて……」
「すみません。なんせ僕もそれなりに長いですから、プレイ歴!」
ネロアはまた別な蝶を伝い、アンソニーの頭上に移り、
「【堕落の衝】!」
アンソニーの脳天に、闇属性を帯びた剣を叩きつけ、大ダメージを与え、
「からの! 【死神の凶器】!」
間髪を入れず、剣に禍々しいオーラを帯びさせ、ワイヤーを伸ばしつつ、豪快に辺り一帯を薙ぐ。
アンソニーには少量のダメージしか与えられなかったが、周りの蝶は見事に全滅した。
さらに、その蝶の内、二匹から剣型の霊魂――【遺言】が飛び出て、アンソニーに命中する。
これにてアンソニーは、二種の状態異常――【毒】の上位互換である【強欲】と、【麻痺】の上位互換にあたる【怠惰】にかかり、その場で大きくうなだれた。
「いよっし! 流石は俺たちトードイスムカの顔だ! ネロア!」
これに周りの十殺の五人や、シュラは盛大に喝采を送った。
しかしネロアは気を緩めず、鋭利な木々が時間経過で消滅した芝に着地し、剣を構え直す。
「まだこれくらいじゃ終わりませんよね……アンソニーさん!」
「ああ、そうだ……少々、みっともない手を使わせて貰うが……」
アンソニーは痺れる腕をどうにか動かし、杖で地面を突いて力を込めて、
「【安寧の双樹】!」
両脇の地面から、それぞれ赤と青の花を咲かせた全長十メートルほどの巨木を出現させる。
アンソニーは羽をはばたかせ空へ飛び、二つの巨木と同じくらいの高さに達する。
そこでアンソニーは、赤い花の木から温かみのある光を浴び、HPを徐々に回復させていく。
一方、青い花の木からは、一定間隔で木漏れ日のようなレーザーが照射され、下の七人を攻撃していっていた。
エマヌエスは愛刀クライムブライトの刀身で、このレーザーを受け止めながら、
「なるほど……RPGにいがちな、左右の敵を倒さないと満足に戦えないタイプのボスだな」
「そうだ、エマヌショート。だから本当は使いたくないんだよ。僕もそういう敵はシステムと相手しているみたいで嫌だからさ」
「エマヌエスだ! サイズの呼称がちげーぞアンソニー!」
「す、すまない……部下も俺もうろ覚えだったもので……コホン、ではみんな、果たしてこの第二段階の態勢を攻略できるかな!?」
ネロアとシュラは、木々の間にいるアンソニーを見上げながら、
「僕ならワイヤー移動を繰り返していけばたどり着けますが、シュラさんはどうします?」
「んー、ボクの虫って、持ち上げる力はどれくらいなんだろうか……?」
と、どうアンソニーと木を攻略するか考えていた。
そんな二人の前に、一体の、巨大な銀色のカブトムシ――【ナイトメアビートル】が着陸する。
その乗り手であるブラゼファは、二人に手を伸ばして言った。
「さぁ、これに乗るのだ、お二方よ!」
しかし二人はこの誘いに乗らず、硬直した。
「何故乗らぬ! これはストラグラー家の存続を許した二方への、我輩からの恩返しだ! 遠慮せずにこの手をとりたまえ!」
「い、いや、その気持ちはわかりますけど……」
「君、一旦アンソニー君の方を見てごらん」
そこで上からアンソニーが問いかける。
「おいおいブラゼファ。お前、俺の盟約を忘れたのか?」
ブラゼファは首を上げ、大声で返した。
「『この最終試練中、お前は戦うな』……忘れてはおらぬ! だから我輩は戦わず、ただ二人を乗せて貴方の元へ連れて行こうとしていただけなのだ!」
「ははぁ、そう来たか。じゃあ、その通りにしてくれ……これはこんなことした俺の罰ってことにしておく」
「はっ、仰せのままに! ではシュラ殿、ネロア殿! どうぞこちらへ!」
「どうもブラゼファ君。はぁ、もしかしてボク、余計な悪知恵を教えちゃったのかな?」
「ありがとうございます! では、十殺の皆さん! どうか木の方をお願いいたします!」
「ああ、任せろ!」
「正直なところ、脇役を相手取るのは嫌ですが……かといって、化神官二人が親玉を倒さないのも不自然ですものね」
「はいはい、そういうこと言わない。あれも大事な敵なんだから」
「どういう結果であれ、トードイスムカはネロアだけじゃないってこと教えてやるだけだ!」
「下の木も守らないとな……【モンスターコール:アント5】!」
アンソニーは木の元に、数十体の二本足で立つアリの勇者――【ブレイブアント】を召喚し、十殺の相手をさせ、自分はブラゼファに連れられたシュラとネロアに集中する。
アリと青い花の木のレーザーに対応しながら、五人は二つの木の破壊を目指した。
オーテルが発煙筒の撹乱と銃撃で、マグシーが音属性の炸裂による瞬発性の高い格闘攻撃で、アリを撃破していく。
それと並行して、グルードは召喚したゾンビたちと協力しながら、その場で機械を組み立てていた。
「……お前、こんな面倒なものいつ使う気でいたんだ?」
というグルードの質問に対し、機械の持ち主であるハミリアは設計書を見つつ真顔で、
「私も実践で使うつもりはありませんでしたわ。所詮プロトタイプですもの。しかし、こういう形で役に立つとは……やはり世の中何があるかわかりませんわね」
「だな。まさか本来の用途みたいに使うとはな……」
そしてグルードたちは、前面に巨大な丸鋸がついた車を完成させる。
ハミリアは直ちにそれへ乗り込み、赤い花の木に突撃。そのまま丸鋸を回転させ幹を削り、簡単に切り倒した。
「本当は惨殺用の兵器だったんですが、こういう使い方も出来るとわかったので、納得しておきましょう」
一方その頃。エマヌエスもまた、オーテルやマグシーと共に、アリを殺戮していた。
ただし、得物の雷剣クライムブライトは使わず、殴る蹴るの純粋な暴力でだ。
なぜならそのついでに、青い花の木から降り注ぐレーザーを、雷剣で受け止め、力をチャージしていたからだ。
そしてエマヌエスは、右手に持つその雷剣から、ガタガタ震えるような感覚を感じ、(思ったより早いな)と、ニヤリと笑う。
「両方とも赤い花にした方がよかったんじゃねぇの!? この手のタイプの敵らしいウザさがより際立ってなぁ! てなわけで食らえ!【轢殺デッドリーハイウェイ】!」
エマヌエスは雷剣を最上段に振り上げた後、まるで自分を稲妻を纏うタイヤのように回転させて木へと爆進する。
彼が持つ雷剣と幹がぶつかった瞬間、激しいスパークがほとばしり、青い花の木は炎上し、そして折れるのだった。
二つの木が十殺に破壊されたことを、空中にいるアンソニーは、自分への自然回復が無くなったことで気づく。
「もう木が折れたか……ならば短期決戦だ! 【モンスターコール:アント5】!」
アンソニーは自分の周囲にブレイブアント数十体を召喚し、直ちにネロアとシュラへ突撃させる。
マントのような羽をはためかせ、迫りくるブレイブアントたちに対し、ネロアは唱える。
「【モンスターコール:スケルトン5】!」
すると忌々しい異形の姿をしたスケルトン――【ダムドスケルトン】が、アリたちと同数現れ、鬼火のような炎を噴出し、それらに立ち向かう。
その隙に、ネロアとシュラはブラゼファに頼み、アンソニーとの間合いを詰める。
この時、アンソニーのHPは一割ほどしか残っていなかった。【強欲】のスリップダメージが、嫌なほど効いていたのだ。
決着の時は近い――そう確信したアンソニーは、自分が持つ最強威力のスキルを発動すべく、二人の化神官に杖をかざす。
「【永劫の極花】!」
すると二十三の花弁のような草属性のオーラの刃が、アンソニーの周囲に生成される。
「さぁ、これが総仕上げだ! 超えてみろ、シュラ、ネロア!」
「「はい!」」
ネロアはナイトメアビートルの頭部に立ち、迫りくる花弁の刃らへ、
「【哀連鎖の積】!」
闇属性を帯びた剣で乱れ突きを繰り出し、全て弾き返す。
花弁は消滅せず、再びネロアとシュラへ戻り飛んでくる。
そんな中、シュラはネロアの手を取って、
「では、行きますよ!」
「ああ、思い切りやってくれ!」
ネロアはアンソニーめがけてワイヤー付き剣を投げつけ、彼の杖に引っ掛ける。すぐさまネロアとシュラは同時にナイトメアビートルからジャンプし、ワイヤーを伝いアンソニーへ急接近する。
(杖を手放せば、あの花弁が制御できなくなる……純粋な俺の力で、やるしかない!)
アンソニーは杖をしっかりと構えて持ち、二人の急襲に備える。
そしてシュラは、
「今度はボクが思い切りいくよ!」
「はい、やってください!」
ネロアの肩に足をかけ、思い切り蹴り、一気にアンソニーの懐に飛び込み、
「これがボクなりの決着方法だ……【文神の執筆】、四連!」
アンソニーの防御を巧みに避け、彼の身体を白黒のオーラを帯びたレイピアで、四度斬りつけた。
すると、アンソニーが被っていた蝶を模した仮面が取れる。そして、【ファミリアドラゴン】が、アンソニーとの融合を解除した。ついでに、シュラとネロアの背後から迫っていた花弁も、スッと消えていった。
「スキル【人竜一体】を消してあげた……こっちのほうがお互い、早くて楽だろう?」
「ああ……よくやった……!」
そして飛行能力を失ったアンソニーは、シュラとネロアと共に落ちていき、
「我が愛馬よ! ここが貴方の力の見せ所だ! 三人分、無事に追加で乗せてみせよ!」
ブラゼファによって助けられたのだった。
*
夕暮れ時の字都にて。
「何度でも言わせてくれ、この度は申し訳なかった」
帰路につくため、大人数移動用の竜に乗り込もうとしたネロアと、見送りに来たシュラへ、アンソニーとブラゼファ、それから生存中の多数のストラグラー家のプレイヤーは深々と頭を下げた。
今回の騒動の最大の被害者、ネロアはそれをすぐに止めさせて、
「こちらも何回も言っておきます。いいんですよ。皆様にも事情があったのですから。
それに、皆様のおかげで、ロジスティクス神戦について色々なことを考えている人がいることを学び、そして、だからこそ簡単には負けられないと、覚悟をさらに強く持つことができました。
だから、むしろ今回は皆様と出会えて、感謝しています」
「そうか、それはどういたしまして」
と、アンソニーは礼を返した後、
「……時には殻を破って挑戦してみるものだな。ゲームでも、現実でもきっと」
わずかに口角を上げて、そうつぶやいた。
「では、数日後。いい結果を聞かせてくれよ。ネロア、そしてシュラ」
「ええ、任せてください! アンソニーさん」
「ああ、ヨヤアサの看板を背負いきってみせるさ」
「そして、最後に一つ、俺なりのアドバイスをさせてくれないか」
「「?」」
アンソニーは、自分に降り掛かった過去――サーズデイ・ダイナー事件のことを思い出しながら、二人の化神官に言う。
「ものすごく当たり前の話かもしれないが、世の中を大きく揺るがす出来事というのは、今までに前例のないことをきっかけに巻き起こるものだ。
今回のロジスティクス神戦は、本作史上初の、八国の主力が一同に揃って行われる大戦だ……だから、どういうものになるかは俺でもわからないし、最悪、俺の杞憂なのかもしれないが、きっと何か、この世の理が一つ二つ崩れるような出来事が起こるだろう。
だが、決してお前たちはその歩みを止めちゃ駄目だぞ。なんせお前たちは、それぞれ神に認められ、国を預かっているんだからな」
「「はい!!」」
そしてネロアは、十殺の五人が待つ竜のカゴに乗り込み、シュラたちに見送られながら、文国の地から飛んでいった。
「じゃあねー、ネロア君! 数日後、ロジスティクス神戦で会おうじゃないか!」
「その時は我輩からもよろしく頼むぞ!」
「……ん? ブラゼファ?」
ヨヤアサの空にて。
西日で赤を帯びる密林の風景を覗きながら、ネロアはこのヨヤアサでの出来事を思い返し、黄昏れていた。
その時、近くの席にいるエマヌエスがふと言う。
「ところで、だいぶ先に死んだ十殺の十から六位のあいつら、今頃復活してっかなぁ?」
「いくらトードイスムカのデスペナルティが安いからって、それはまだだと思いますよ、エマヌエスさん。少なくとも、ロジスティクス神戦には間に合うと思いますが」
「まぁ、間に合う云々は気にしてな……!?」
「ああっ!? そういえば!?」
この突然のネロアの驚嘆に、カゴの中の他の五人もつられて驚く。
「脅かさないでくれネロアさんよ」
「今ウトウトしてた途中だったのよ!」
「で、急にどったんです? ネロアさん?」
「何かヨヤアサに忘れ物でもしたのか……?」
「はい。一つ、大事なことを忘れていました……トードイスムカの方で」
一方その頃。死国トードイスムカの首都、冥都にて。
「急いでイペファワエゼから帰ってきたのに、ネロアの奴、お迎えとかないのかよ……」
「せっかくあちらで新しいスキルを覚えてきたので、すぐにその披露をしたかったのに……全く、つくづく予想を超えてきますよ、ネロアさんは」
家主がおらず、人の気配が全く無い、ネロアの官邸の門を前に、アンティルとレイザックは立ち尽くしていた。
【完】
ロジスティクス・サーガ・データベース
■キャラクター紹介
【アンソニー=シェイクスファーザー=ストラグラー】
分類:プレイヤー
所属:文国ヨヤアサ
レベル:100
ジョブ:【竜騎士】
ストラグラー家の主。通称『父上』。
四公子たちなど家内の人間には、威厳ある老人のように振る舞っていたが、実際はほどほどに大人しくて明るい青年。
かつて、ヨヤアサの化神官に就任したが、あの『サーズデイ・ダイナー事件』を機にそれを辞退した。
それから様々な不運が重なり、落伍者の道へ降っていったが、気まぐれでロジスティクス・サーガを再開したことから始まった出来事の数々から、落ちぶれたプレイヤーの受け皿となる【ストラグラー家】を創設した。
ヨヤアサの【竜騎士】は、竜と共闘するのは変わりないが、他国のそれと違って、魔法を主な攻撃手段としている。
愛竜【ファミリアドラゴン】を従えており、本気の戦いにおいては【竜騎士】を極めたプレイヤーの特権たるスキル【人竜一体】を使用し合体する。
その立ち回りは古典的なRPGのラスボスさながら。大魔法を乱発して、挑戦者に立ちはだかる。
シェイクスファーザーの由来は言うまでもなく、ウィリアム・シェイクスピアと、彼の通称をくっつけただけのシンプルなものです
アンソニーは、シェイクスピアの代表作の一つ『ロミオとジュリエット』から着想されたミュージカル、『ウエスト・サイド・ストーリー』の主人公『トニー(アントン)』から着想しました。
ちょうどこの話を書いていた頃、スピルバーグ版の映画を観ていたからです。




