102.GLORIOUS Second Son グロリアス・セカンド・サン
一方その頃。字都から少し離れた、名もなき密林にて。
シュラはそこで、ストラグラー家の大幹部の一人にして、ネロアの誘拐犯であるブラゼファから逃げ回っていた。
逃げ回っているのは、決してシュラが臆病者だからというわけではない。
ブラゼファが駆る、彼の愛馬……銀色の鎧のような殻を持つ大型のカブトムシ型モンスター【ナイトメアビートル】が猛進しているからである。
ここは字都とは違い、大木が無造作に生えて複雑な道を作り、地面も木々の根が屈強に盛り上がり激しい凹凸を作っている。
だがナイトメアビートルは持ち前の馬力と頑丈さによって、それをものともせず、まるで広漠な平原を走るかのように、騎手の思うがままに爆走するのだ。
「どうしたシュラ! 郊外まで来るまでは、我輩もこれ以上字都を破壊したくないので黙ってはいたが、まさかここに来てまで逃げ回るつもりか!?」
「もちろんそんなつもりはないよ! ただねぇ……! 【モンスターコール:ビートル4】!」
シュラは鋭利な角を持つカブトムシ型モンスター、【トランセンドビートル】を三体召喚し、サイズこそ違うが同じカブトムシに乗るブラゼファへ、勢いよく放つ。
ブラゼファは騎乗するカブトムシを止める。
相手のカブトムシが来る方角に、空いた左手人差し指を向けて、ぐるりと虚空に円を描いた。
「【シルフ・ファンタスティック】!」
すると、カブトムシ三匹は勢いそのままに、逆にシュラへと突進して来た。
シュラはそのカブトムシを排除すべく、それへ向かい、レイピアを構える。
「貴様もだ! 【シルフ・ファンタスティック】!」
だがシュラは突然振り返り、カブトムシたちへ背中を見せてしまう。
「これがあるんだからそうもいかなくてねぇ!」
しかしシュラは素早く、バレエのような足さばきで自力で百八十度回転し、カブトムシを三体まとめて斬り裂いた。
ブラゼファのスキル【シルフ・ファンタスティック】。
対象物の周囲の空気を瞬間的に操作し、程度を調節して回転させる風魔法である。
余程強引にいかないと回らないものは回せないなど、細かい制約はあるものの、相手の向きを変えたり、技に回転を加えて威力を変化させたりと、汎用性が高い。
「それをどうにかするのが化神官の務めではあるまいか!? まさか、この決闘を始める前の口上を忘れたとは言わせないぞ」
「そうだね。忘れてもないし。どうにかしてない訳でもないんだけどね……【文神の執筆】!」
シュラはブラゼファの方へレイピアを素振りし、白黒の斬撃波を撃つ。
ブラゼファはそれを見て、また指を回そうとするも、途中でやめ、潔くこれを受けた。
そしてブラゼファに微小なダメージと、僅かな物理攻撃力の減少が与えられた。
(相変わらずあんまり効いてないな。これじゃあ【シルフ・ファンタスティック】を消すのには、骨が折れるだろうね)
シュラの化神官としてのスキル【文神の執筆】は、与えた対象のステータスやスキルなどの概念をなかったことにする効果を持つ。
だが、これは相手のゲーム的な数値ではなく、真の熟練度に応じて、効果の軽重が変化するのである。
つまり、このブラゼファの効き目の無さは、彼がそれだけの強者だということを意味している。
「ではお返しにこれをやろう! 【ガスト・カノン】!」
シュラはブラゼファが放った、空気の砲弾をかわし、次なる作戦のため、木々の間を駆け回る。
「駆けよ、ナイトメアビートル!」
ブラゼファも続いて、カブトムシを走らせ、シュラを追い回す。
やがて二人と一匹は、密林の中にある傾斜がついた地帯へと到達した。
ナイトメアビートルにはこのような傾斜は関係なく、平地同様に爆進し、シュラへ追いついていく。
一方のシュラは、慣れない坂道でスピードを落としながら、ほくそ笑んでいた。
「ヨヤアサの大自然よ、ここだけでもいいからボクにチャンスをくれたまえ! 【モンスターコール:バタフライ4】!」
シュラの周りに五十体ほどの、宝剣のように流麗な刃の羽を持つ蝶型モンスター【モナークバタフライ】を召喚し、周囲へ飛ばす。
「【ウィンド・バレット】、六連!」
いくつかの蝶はブラゼファの風の弾丸に撃ち抜かれ、消滅する。
だが残りは主の思惑通り、辺りにある木に、まるで丸鋸のように回転しながらその羽の刃を当てて斬りつける。
そして、シュラが振り返ると、ブラゼファの間にある大木が一斉に倒れ始めた。
「この程度の技、防ぐことなど造作もない! 【パラディン・オブ・プロテクター】!」
ブラゼファがカブトムシの上からランスを地面に突き立て、円柱状のバリアを展開する。
彼に倒れてくる木々は、代わりにそこへ当たり、いなされた。
耐久値の関係で、バリアは自ずと消滅する。その時点で、やや離れた位置で倒れた木が、古典的なアクションゲームのように転がってきたが、
「【ナイト・オブ・スマッシャー】!」
それは無難に攻撃して叩き割った。
そして自分に対する脅威が一時止んだところで、ブラゼファは坂上で立つシュラへランスを掲げ、
「打ち勝ってみせたぞ、貴様が呼び込んだチャンスになぁッ!」
と、堂々と言い放った。
するとシュラは一旦レイピアをその辺に突き刺しておいて、ブラゼファへ拍手を送った。
「……どういう風の吹き回しだ」
「いや、純粋にすごいねと思ってさ。ネロアを拐ったことといい、ボクの【文神の執筆】が効きづらいことといい……君、本当にストラグラー家の人間かい?」
「今更どんな戯言を申すかシュラ!? 我輩は紛れもなくストラグラー家に忠誠を誓う騎士にして、ストラグラー家の四つ足の一である公子! ブラゼファ=サルヴァンデス=ストラグラーであるぞ!」
「それは……知ってる。ボクが言いたいのは、優秀過ぎるってこと。
前々から知ってた情報だと、ストラグラー家は全国にいる、上手くいかなかったプレイヤーが集まって成立しているギルドらしいのに……君のこの実力と、真面目さ――やや行き過ぎた部分もあるけど――からして、とてもそうには思えなくてね」
そのシュラの言葉を受けて、ブラゼファはうつむいた。
「真面目か……それを最初から愚直に行っていれば、我輩はここにいなかったがな」
「?」
そこから、ブラゼファはご丁寧に、自分の過去について語り始めた。
*
これは今から三年半前(※ゲーム内時間)の話。
術国イペファワエゼの首都である啓都から離れた土地に、ある市場があった。
その市場は管理者の革命的な発想力とカリスマ性によって、国内最大級の賑わいを見せていた。
この発展を支えていたのは、当時まだイペファワエゼ・プレイヤーだったブラゼファ。
彼は管理者の指示に従順に働き、優れた腕前を活かし、流通網の安定化や市場の治安維持に貢献していた。
管理者はそんなブラゼファを信頼し、ブラゼファもまた管理者のために忠節を尽くすことを光栄に思っていた。
ところがある日、市場は突然崩壊した。市場運営の柱となる財産の大半を、ブラゼファが持ち逃げしたことによって。
事件発生の数日前、ブラゼファの元に、当時の術国の化神官(すなわち、啓都の学園都市の生徒会長)が訪れ、このような話をした。
――このような市場よりも、国の最大組織である学園都市を発展させることのほうが、意義があることではないか、と。
ブラゼファは現在の主を裏切れない、盟約は守らねばならない。と、何度も化神官を拒絶した。
だがその分だけ化神官はよりブラゼファを強く説得した。
やがてブラゼファは、その執拗さを押し返し切れず、徐々に化神官の思惑に惹かれていってしまい……ついに、首を縦に振ってしまった。
そしてブラゼファは、化神官から指示された通りのことを行い、君主を、術国最大の存在たる化神官に変えた。
さらに彼は、啓都に入学し、そこで愚直に魔法を学び、かなりのスピードで、学園の四大派閥の一つ【暴風の学級】の長になった。
あの【シルフ・ファンタスティック】は、そこで独自開発したスキルなのだ。
今となっては過ぎたことだが、これは紛れもなく化神官の策略だった。
啓都を脅かす国内の他勢力を潰すためと、いざという時の盾となる忠実な家来を確保すること――この二つを同時に成すためにブラゼファを利用した、権力を守ることばかりに注力している臆病な化神官の悪行である。
だがそんなことはブラゼファには知る由もなく、彼は化神官のため、学園発展のため、そして、後に『デザートストーム事件』と呼ばれる一連の騒動の中、化神官に反旗をひるがえした【大地の学級】を抑えるために尽力した。
しかし、因果応報という言葉がある通り、ブラゼファのそこでの忠誠は、そう長く続かなかった。
いつのまにか学園内に潜り込んでいた、かつての主――市場の管理人が、自分に襲いかかり、そして雪辱を果たして来たのだ。
それと同時期に、今の主――あの臆病な化神官も、何者かに敗れ、その権力と居場所を奪われていた。
こうしてブラゼファは、術国から立ち去らざるを得ず、新たな主を求めて大陸を彷徨い歩いた。
そして今、彼は、ストラグラー家の幹部として、ここにいるのである。
*
「『一度受けた盟約は、絶対に破ってはならない』……それが、あの学園都市で学んだ最大の学びであった。
だから、我輩はそれを実践すべく、シュライベン=ブラット=グリュム、貴様をここで生け捕りにしてくれる!」
と、己の覚悟を大声で放った後、ブラゼファは再び、カブトムシを豪快に走らせ、シュラへと突撃する。
「……全く、素晴らしい忠誠心だよ、ホント。けどねぇ、ボクも、忠誠心とは全然違うけど、大切な人が君の向こう側で待っているんだ!」
シュラはレイピアを手に取り、「【文神の執筆】!」斬撃波をブラゼファに食らわせる。
やはりまた、彼には少量のダメージと、ごく僅かな攻撃力の減少としかならなかった。
「チッ、ボクもかっこいいセリフ言ったつもりなんだけど、やっぱ駄目だ」
シュラは潔く横へと走り、ブラゼファの突進を回避する。
しかし、ブラゼファのカブトムシは突進の勢いに反して無駄なく曲がり、シュラを追い続ける。
さらに、
「我輩も利用させてもらうぞ。【ガスト・カノン】!」
ブラゼファはシュラの逃げる先にある大木に、空気の砲弾をぶつけて倒し、シュラの退路を遮る。
シュラは迅速に方向転換して、新たな逃げ場を目指して走る。
「【シルフ・ファンタスティック】!」
ところがその最中、シュラはブラゼファにより、そちら側に走るように旋回させられてしまい、
「【キャバリアー・オブ・アサルト】!」
そこに槍を突き出し猛突進するブラゼファとカブトムシが迫る。
「【モンスターコール:スタッグビートル4】!」
シュラはブラゼファの進路に、牙城の壁が如き硬度のクワガタ型モンスター【ランパートスタッグビートル】を十体召喚する。
だがブラゼファはそれをまるでベニヤ板のように突き破り、シュラに激突した。
そしてシュラは派手に、ふっ飛ばされ、近くにある巨木に激突する。
「今だ、【シルフ・ファンタスティック】!」
すかさずブラゼファは、シュラに風魔法を繰り出し、まるで風車の羽根のように、大の字の体勢で回転させた。
ブラゼファは愛馬ともども、そこを見据え、
「【シルフ・ファンタスティック】! 【シルフ・ファンタスティック】!」
まず、ナイトメアビートル特有の可動域を活かし、左右の足全てを、まるでタイヤのように回転させ、一気に加速する。
次に、ブラゼファはナイトメアビートルの一本角を抱くように掴まり、
「【シルフ・ファンタスティック】!」
そこを高速回転させる。
続いて、角を中心に回転するブラゼファは、真正面に螺旋状のランスを突き出し、
「【シルフ・ファンタスティック】!」
それもドリルのように強烈に回転させる。
そして、ありとあらゆる回転を加えた万全の体勢で、
「これが我が最大奥義! 【クルセイダー・オブ・ヴァリアント】ォォォォオオオオ!」
風車状態のシュラに打ち勝つべく、嵐のような勢力を纏い、そこへ突撃する。
間もなく自分を巨木もろとも打ち倒さんとするブラゼファの気迫に圧倒されながらも、シュラは、勇気を持って叫んだ。
「折角だからもう一回使うよこのフレーズ……大切な人が君の向こう側で待っているんだ! だから、負けてたまるかぁぁぁ!
【モンスターコール:ビートル4】! 弾丸の如く突き進めぇぇぇぇ!!」
シュラは手前に、五十匹の【トランセンドビートル】を召喚し、弾丸の如く、螺旋を描きながらブラゼファへ突撃させる。
「もうその手は通じんぞ! 【シルフ・ファンタスティック】!」
ブラゼファはトランセンドビートルたちへ向けて、指を回す。
そしてトランセンドビートルたちは、ナイトメアビートルの前足二本に、二十五匹ずつ激突し、強引にその回転を食い止める。
直後、ナイトメアビートルに自ずと急ブレーキがかかり、そこを軸に、その巨体がひっくり返してしまった。
「うげぇぇっ!?」
同時に、ブラゼファは地面と角に挟まれるような形で圧迫され、重篤なダメージを受けてしまった。
その隙に、シュラは巨木にレイピアを突きたて、自力で回転を止め、地面に降りた。
「君の【シルフ・ファンタスティック】は、すでに回転しているものに回転を加えることはできない……さっきの大木倒しの時に見破らせてもらったよ」
「スマン、今取り込み中だ。貴様の話を聞いてる場合じゃない……」
ブラゼファはナイトメアビートルを、己の怪力でまたひっくり返し、起き上がらせた後、再び騎乗する。
「続けるぞ。シュラよ。今度は必ず仕留めてみせる……」
「本当に鮮烈だよ、その不屈の忠誠心。あ、けど、今更ツッコむのも野暮かもしれないけど、ボクのこと『仕留め』ちゃっていいの?
冒頭に聞いた話だと、『捕らえてこい』って盟約を受けてたんだよね?
だったら最低でも、あのおっかない技はもうやめたほうがいいんじゃないかな?」
その瞬間、ブラゼファは目を点にし、硬直し始めた。
自分が盟約を破りかけたことに遅れて気づき、罪悪感のあまり思考が停止したのだ。
しかし三十秒後、彼はブンブンと首を振って、
「これは騎士の原則に則ってのことだ。盟約に従うのも、正々堂々戦うのも、何よりも『誇り』を尊ぶためにするものだ……だからこれは最優先してよかったのだ、あの技を使ってもかまわなかったのだ」
と、自分とナイトメアビートルに言い聞かせるように、独り言のボリュームではない独り言をした
「……要するに、勝負したからにはきっちり勝利したいってことかな?」
「ああそうだ! 先程ネロアを捕らえた際は、姉上から渡された卑劣な道具を使ってもぎ取った、汚れた勝利だ!
故に、今度は、一切ケチをつける余地のない完全無欠な勝利をしたいのだ!
よってもう一度……超えられるものなら超えてみせろ! シュラァ!」
「本心ダダ漏れすぎない? 君?」
「【シルフ・ファンタスティック】!」
ブラゼファは、位置こそ異なるがまたシュラを風車の羽のように、木に貼り付けた状態で回転させる。
そこからブラゼファは、ナイトメアビートルの右と左、それぞれの足へ向けて順に指で円を描く。
「【シルフ・ファンタスティック】!」
「今だ急げ、【モンスターコール:ビートル4】!」
「【シルフ・ファンタスティック】!」
するとナイトメアビートルの右側の足三本が、タイヤのように回転し、それはその場で反時計回りに周回し始めた。
「ど、どうしたぁぁぁぁ我が愛馬よぉぉぉ!?」
シュラは、遠くで横軸で回転するトランセンドビートル三匹を見ながら言った。
「君が左側の足三本を回転させる間に、ボクのカブトムシを横切らせて、その回転を横取りしたんだよ。
よく見てみなよ。今、君のナイトメアビートルの左足は回ってない。だから……」
ブラゼファは暴走するカブトムシにどうにかしがみつきながら、
「スマァァァン! 今取り込み中だァァァァ! 貴様の話を聞いてる場合じゃなぁぁぁい!」
「それ、自力で止められないの? ああ、無理か、もうそれ全体が回転しちゃってるからさ……」
シュラはしばし考えた後、【文神の執筆】を七回ほどぶつけて、ナイトメアビートルの回転効果を消し、ブラゼファを助けたのだった。
その直後、ブラゼファは愛馬を降り、シュラに対し平伏した。
「我輩は降参する。我が【シルフ・ファンタスティック】を攻略された以上、もう貴様の実力を認めざるを得ない……」
(それ抜きで、自前のスペックで頑張ったら、まだおっかない敵のままでいられるのに)
と、自分を苦しめることになるツッコミを胸の内にとどめながら、シュラは尋ねる。
「そうかい。けど、あの盟約はもういいのかい?」
「降参する」
「盟約に降参するってどういう文章だい? もうちょっと考えてくれよ」
「わかった……どうすればいい?」
「逆に聞いてくるのかい、君」
だがこれはシュラが狙っていた反応だった。
「じゃあ、こういうのはどう? ボクは今から敗れたという体になるから、君はボクをネロアと同じ場所へ連れていく。そうすればボクは降参を受け入れたことになるし、君も盟約を守れたことになる。それでどうだい?」
ブラゼファはバッと勢いよく起き上がり、目をキラキラ輝かせて、
「それだ! それが最善だ! 流石だシュラ殿、やはり貴方は化神官にふさわしい器であった!」
「今しれっと手のひらに【シルフ・ファンタスティック】使ったのかな? まあ、いいや。
じゃあ、そうと決まったなら、一つお願いがあるんだけどさ。君が一回目の時に使ってたあのバッタ、まだある?」
「ああ、あるとも。撤退時の万が一のため、まだ字都に配備してあるはず」
「そうかい、じゃあ字都に戻ろうか。そこですみやかに体勢を立て直して、ボクたちを連行してくれ」
【完】
ロジスティクス・サーガ・データベース
■キャラクター紹介
【ブラゼファ=サルヴァンデス=ストラグラー】
分類:プレイヤー
所属:文国ヨヤアサ
レベル:77
ジョブ:【騎士】
ストラグラー家の四公子の次男。きょうだい順だと三番目。元術国イペファワエゼの【暴風の学級長】。
義理堅いが融通が利かない、騎士道精神の正負の面を両極端に持つ人物。特に過去の術国での経験から、盟約を守ることには人一倍固執する。
制御するにも難があるが、戦士としての実力は紛れもなく本物。
ヨヤアサの【騎士】は、何かしらのモンスターに騎乗して闘うことを奨励するスキルを覚えやすい。そのため独自に愛馬【ナイトメアビートル】を育て上げている。
さらに彼は術国在学時に身に着けた風魔法を駆使する。
特に、だいたいのものを回転させる魔法【シルフ・ファンタスティック】は、地味ながら相手の向きを変えたり、ランスをドリルのようにしたりと、意外と脅威になる。
名前の元ネタはもちろんドン・キホーテのセルバンデス。




