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第五十九話リーズVSクルト

考え事をしている間に試合が始まり私は構えました。


「リーズは、魔法を使った方が戦いやすいんだよね。こんなのは如何?」


 突然周りの景色が変わりフィールドの外に居るはずのクリス達の姿が見えなくなりました。


「これは幻覚魔法ですか?」


私の言葉が正解だったのかクルトは嬉しそうな顔をします。


「正解。でもただの幻覚魔法じゃあないんだよ。」


クルトがそう言うと急に私の足に斬られたような傷ができました。


「っ!?」


突然走った痛みに思わず顔が歪みます。


「僕もまだ後輩に負けたくは無いからね。それなりに本気を出させてもらうよ。」


 今度は腕に火傷のような跡が出来ました。クルトはその場から一歩も動いていないのにどうして私の体に次々と魔法攻撃を受けたような形跡だけが残るのでしょうか?


 元々クルトは魔族で魔法に特化しているはず、ならこの不思議な現象も魔法が原因のはず!ならこっちもそれなりに本気で対応するまでです。


 私は守護精霊である光の巫女を憑依しました。この守護精霊の能力は魔法能力を一定時間だけ消すことができます。


「嘘!?」


 私の考えは当たっていたようで、クルトの使った幻覚魔法も解けて技の正体が分かりました。


 今度は雷の魔法を発動させようとしているクルトを見ればおのずと答えも見えてきます。おそらくクルトは魔法攻撃を仕掛ける時に最初から発動し続けている幻覚魔法で自身の放った魔法を上手く隠していたんですね。だから私は魔法を見る事も出来ずいきなり傷ができたと勘違いしてしまった。


「それに魔法が見えるならかわす事も出来ます。」


私はクルトの放った魔法をかわし、クルトに拳を放ちます。


「うわあ!」


 魔法は強いみたいですが肉弾戦は寧ろ弱いくらいなのであっさりと一発で沈みました。とはいえ流石魔族イグナーツの時と言い侮れません。


「勝者リーズ!」


 その言葉に笑みがこぼれます。だってこれでクリスと戦えます。フィールドの外に居るクリスと視線が合いました。クリスも同じように嬉しそうに笑っているのが見えました。


「次は決勝戦になります!クリスVSリーズ両者前へ!」

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