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第二十話 エリザベスの実力

 そしてカモミールさんがステージから降りて、エリザベスさんにバトンタッチする。そのまま堂々とステージには歩いて行くものの表情を見ると緊張しているのがまるわかりでした。だって顔が無表情なんです。そしてそんなエリザベスさんに追い打ちをかけるように


「ではここで余りにも情けない先輩方のために特別ルールをつけたいと思います!」


 エリザベスさんにとっては残念な展開になりました。ここで特別ルールということは私にも影響ありますよね。どんなルールでしょうか。


「勝負の方法を先輩方が決められるという方法にします。つまりどんな勝負をするかは先輩方しだいです。そしてこれで負けたら先輩方は終わりです。世間的な意味で。」


 こちらにとっても相手にとっても嫌な勝負になりますね。どんな勝負になるんでしょうか?


「それではエリザベス・ブリュネVSアボンディオ勝負方法は腕相撲です。」


 腕相撲ですか。相手選手はパワータイプということですね。態々腕相撲という勝負方法を選んでくるんですから。それに対してエリザベスさんのステータスを見るとパワーはかろうじて相手よりは勝っています。


 でも、数か所ほど???と表示されているあの部分はいったい?今まで全部が見えなかったりしたことはありました。でも一部だけ見えないなんてしかもエリザベスさんは全体的に私よりもステータスの数値は下なのにどうして……謎ですね。


「さあ!両選手準備してください。」


指示通りにエリザベスさんは相手選手と腕相撲の形に入っていました。


「レディー!ファイ!」


 掛け声とともに一気に動いた。


「うおおおおおお」


 相手選手はここぞとばかりに盛大に声をあげ対照的にエリザベスさんは無言で相手選手の腕を沈めていきました。その様子に後ろのギャラリーではああっとかシッカリしろよーなどのヤジが飛んできている。見知らぬ対戦相手の方ドンマイです。


「エリザベス選手押しています!このかわいらしい外見からは想像もできないパワーです!対してアボンディオ選手もう少し頑張ってください!負けたらアホンディオと改名しますよ!」


 アイス先輩それは流石にかわいそうですよ。あっそんなことを実況しているうちに決着がつきました。


「勝者エリザベス・ブリュネ!」


 どうやら私のチームメイトは強かな方が多いみたいです。強力なチームメイトがいるのっていいものですね。お母さんもこんな気持ちだったのでしょうか。次は私の番です。ここで勝って完全勝利と行きましょう。


「次の対戦はリーズ・アスピラスィオンVSアダム・カステル勝負方法は最後なのでガチンコバトルです!」


 でもここで誘拐犯と再開とは泣けてきます。


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