第十四話 ゴンザレス君を探せ!
私が元凶かもしれない事件の依頼を、引き受けてしまった私、さてこの後の私とゴンザレス君の安否はいかに!?
「何だかぼっーとしてるけど、大丈夫リーズちゃん?」
「大丈夫ですよ。クリスちゃん。」
現在、赤い髪の青年の目撃情報を手にした私達は、ポイズンシティに来ています。ここは昔から、猛毒のガスや液体、とにかく毒がいっぱいあるところなんだとか、ゴンザレス君がここに居るとして、此処ならゴンザレス君が綺麗ではないけど立派な死体となっていることが、期待できるので最初のときよりはテンションが上がってきた私です。
目撃情報があった場所に来てみたので、聞き込みでもしますか。調度通りかかった、この街の人っぽい人物に話しかけてみる。
「すみません。ゴンザレスという名前の、紅い髪の男の子を知りませんか?」
「ゴンザレス?ああ、その子なら、森の方にモンスターを討伐しに行ったよ。」
「そうですか。ありがとうございます。」
あっさりと生存情報が、入手できちゃいました。まずいです。死んでないみたいです。どうしましょうか。まあ、何とかなりますよね。
「とりあえず、ゴンザレス君は無事みたいだし、よかったね。エリザベスちゃん。」
「はい!早速森の方に行きましょう。」
森に向かい歩くこと数分、ゴンザレス君らしき人物に遭遇しました。正直言って私すっごく気まずいです。
「兄さん!」
「エリザベス!」
兄弟の再会そして……
「それにしても、久しぶりですね。クリスさんにリーズさん。最後に会ったのはお屋敷に行ったときでしたからね。あの時は、落とし穴に落ちて、何故かこの街に着いたんですよね。帰り道は分からないし、お腹は空くし森に行っても毒の塊しかないしで大変でしたよ。」
どうやらゴンザレス君は、この街に着いたのは落とし穴のせいだと思っているみたいですね。そちらの方が都合がいいので、今後もそういうことにしておきましょう。ゴンザレス君が微妙に馬鹿な子でよかったです。
「そのおかげで、僕も少しは強くなったと思うんです。」
考え事をしていたら、話が飛びまくっていました。とりあえずゴンザレス君のステータスを見る。体力B 魔力C 力C 知力D 運D 確かに前よりは、ステータスが上がっていますね。前にクリスちゃんに追い詰められたときには、体力がCぐらいには上がっていましたが、どうやらゴンザレス君はぎりぎりに追い詰められると、多少は伸びるタイプみたいですね。強くなるのに、すごく苦労するタイプですね。ご愁傷様です。ゴンザレス君。
「ゴンザレス君が、見つかったなら。速く帰ろうよ。リーズちゃん、テレポートお願い。」
「はい、分かりました。」
内心すごくドキドキします。またゴンザレス君だけ失敗しなきゃいいですけど。
「テレポート!」
シュパッと自宅にテレポートしたようです。ゴンザレス君はちゃんといますね。とりあえず安心です。
「クリスさん、リーズさんありがとうございました。」
「リーズさんクリスさんありがとう!」
「ばいばーい!」
とりあえずゴンザレス君が見つかって安心しました。今日はもう寝ましょう。今日はかつて無いほど疲れたと思います。
「クリスちゃん私はもう寝ますね。おやすみなさい。」
「うん、おやすみ。」
私は眠りについた。




