表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/19

<#12 え、アホじゃん>

№0と№5が話している

№0はぬいぐるみを見てぼーっとしている


一方その頃────────

『第一回、№6 由武見つけ出そうの会を始めるわ』

ピリピリとした空気

丸い机をグルっと囲むように座る3人

たった3人…

『議題を…』

♡№12がそう言うと♢№12がホワイトボードをガラガラと持ってくる


-̀͏̗ 議題:どうやって見つけ出すか(罠等) ́͏̖-


『さて…良い案が出るかしら…』

♡№12は指をツギハギに重ね合わせて口元を隠すようにもってくる


『…はいっ!わ、罠っ、お、おお、お菓子がいいと思うますっ!』


♢№12が手を挙げてガタッと立ち上がる

そして…噛む

『……………』

『……………』

そして沈黙

30秒くらいは固まっただろう

『………ぇ…』

♢№12の小さな一言でまた空気が動き出す


『…さて……良い案は出るかしら…』

『無かったことにした!?』

そう言ってから♢№12は静かに座る


『…なら、収容棟前になんかアイツがかかるような罠置こうぜ、罠なのは変わりねぇけど』

№1が小さく手を挙げて言う

『収容棟前…良いわね、でもどんな罠かしら…あっくんのようにお菓子で釣れるかしらね』

『いけっだろ』

『いけんの!?』

№1と♢№12は顔を見合わせる

『いけんだろ

あのあほ面したアイツのことだぜ?』

『あ、あほ面って……』

№1と♢№12がまた顔を見合わせる


『はぁ…ほら、そんな馬鹿みたいな案は欲しくないのよ、もっと真面目に参加してちょうだい…』

♡№12がため息をつく

『逆に聞くけど、アンタはなんかないのか?』

№1が問う

『…収容棟前は良い案だと思うわ』

『それになんか付け足す?』

『えぇ、看板を立てるのはどうかしら』

『なんて?』

『看板よ…「由武へ、帰ってきて」みたいに』

またまた固まるその場…

何も進んでいない


そう、ここには馬鹿とアホが集った場所だった…

研究所側も気付かない、カルテにも書けないほどに、馬鹿だった───────


 キュキュ…キュ……


ホワイトボードには案が幾つも並ぶ

・お菓子

・看板

・お菓子の山

・叫ぶ

・ダンス


『ダンスってなんだよ、ダンスって』

№1がホワイトボードを見て言う

『知らないわ』

『アンタが出した案だろ』

♡№12が驚いたような顔をする

『あらま』

『あらまじゃねぇよ』

♢№12はとりあえず出された案を書き並べる


・お菓子

・看板

・お菓子の山

・叫ぶ

・ダンス

・巨大お菓子


♢№12が書き足す

『はぁ……、なぁ?』

『何かしら』

『な、何…?』

№12達が№1を見る

『由武を探すための会議?だよな…』

『えぇ、そうに決まってるじゃない』

『……由武探す要素何処だよ…

これじゃ、あっちから来るのを待つだけじゃん』

『あらやだホントね』


「誰が出した案かしら」と♡№12が自分の頬に手を当てて首を傾げる

『俺らだよ…』

№1がため息をついて立ち上がる


 『何してんの〜?』


№5の声が響く

№0と話し終わって戻ってきたようだ

『由武を探そうの会よ』

♡№12が「案を出しあってたの」とホワイトボードを指さす


・お菓子    ・どうぶつを描く

・看板     ・歌う

・お菓子の山  ・架空新人しょうかーい

・叫ぶ

・ダンス

・巨大お菓子

・ねたーい

・帰りを待つ


と書いてあるホワイトボードを見て№5が笑顔のまま固まる

そして笑顔が消えて

ゆっくりとホワイトボードを指さして


     『え、アホじゃん……』

『ONEマイライフ!#12』を読んでくださりありがとうございますっ


 由武がいなくなってから2ヶ月と数日…第一回、№6 由武を探そうの会…なんと重い会議でしょう…っ

 この謎会議の案は採用されるのか…!それは誰も知ることは…なかった…


 #12はいかがでしたでしょうかっ、皆さんの息抜きになっていると幸いですっ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ