勇者パーティの美少女4人から裏切られ、魔王もろとも爆死させられた勇者。奇跡的に生き延び、魔王を妻にして幸せに暮らします。~の感想
【タイトル】
勇者パーティの美少女4人から裏切られ、魔王もろとも爆死させられた勇者。奇跡的に生き延び、魔王を妻にして幸せに暮らします。4人が勇者殺しの大罪人として世界中から非難されてる? まあ因果応報かなぁ
【あらすじ】
魔王との最終決戦。勇者シオンは魔王を追い詰めたところで、仲間である四人の美少女に裏切られ、魔王もろとも殺されてしまう。
だが魔王に救われ、シオンは奇跡的に生き延びる。負傷が癒えるまで、という条件で魔王国で暮らし始めたシオンは、魔王(美女!)との距離を縮め、いつしか恋人同士になり、幸せに暮らすように。
一方、シオンを裏切った四人は最初こそ世界を救った英雄としてチヤホヤされるものの、やがて勇者殺しの罪が明るみに出て、破滅していくことに――。
【感想】
いつもの追放物ですが、ついに追放側が男や親や兄弟ではなく美少女になってしまいました。
まあ、どうせ主人公の最終目的がヒロインと乳繰り合うことに変わりはないのですが。
本編は魔王との最終決戦から始まります。
が、それまでの人類と魔王軍との因縁など1㎜も描かれませんし、そもそも戦闘風景も碌に描写されません。
「スキルを使った!」「ぎゃあああああ」
こんなレベルです。それでもランキングに載れちゃうのだから本当にちょろいですね。
戦闘は一方的であり、さあとどめだという時にタイトル通り仲間に裏切られます。
なんでも魔王には【不死】の固有スキルがあるため、勇者の命と引き換えの自爆攻撃でとどめを刺すそうです。
普通不死属性を持った敵には聖なる力的なもので対抗するのがファンタジー物でよく見るのですが、なんで自爆?
主人公も聖剣を持っているので、それで攻撃すれば不死を貫通して倒せると思うのですが、そんな設定は作者の中ではないそうです。そうするとヒロインである魔王とイチャイチャ出来ないからですかね。
しかし主人公も魔王も何故か死なず、そのまま乳繰り合いパートが続いて見どころがないため追放側パートについて語ることにします。
魔王を倒し、王都に凱旋したパーティ一行。しかし暫くして王女に詰問されます。
なんでも、勇者が自爆する奥義は自分では発動できず、他者が無理やり作動する技らしいです。これのどこが『自』爆なんですかね。
で、パーティが凱旋の際に「主人公は自分の意志で自爆した」と証言したことから、本当は同意なしに使ったのだと結論付けました。
このセリフ、主人公から使ってくれと頼んだ場合なら違和感ないのですが、パーティメンバーは偽証する知能を作者に奪われているため、同意なく技を使用したと断定されます。
そして口封じのために王女を殺害するパートと、それとは別に王女視点で「実はこんな対策をしていた」パートが描かれるのですが、同じシーンのはずなのにセリフも情景も異なるという不可解なことになりました。
数日前に書いたものを見返せば気づけるはずなのですが、なろう作家は見返すということをしないのでしょう。その場その場で気持ち良ければいいというのはナローシュにも当てはまるものがありますね。
というか、殺される振りをするために「致命傷を負うと仮死状態になり、3日後に目覚めるまでダメージを受けなくなる」アイテムが出てきたのですが、なぜそれを愛しているはずの主人公に渡さないのか。そうすれば主人公が生きていた理由になったというのに。
理想の展開にするために都合のいいアイテムを登場させるくせに、全く生かすことができないという、作者のくせに追放側みたいに知能を奪われたんですかね。
まだ序盤も序盤なのですが、王女殺害という凶行による追放側の凋落が目に見えているため、もう見どころはないんじゃないかな。
せめてパーティの偽証を王女が暴くパートみたいなのが続けば良いのですが、なろう小説もといナーロッパはナローシュの都合のいいようなムーブしか許可されないため、そのような展開は期待できないでしょう。
もしかしたら偽証ができる5人目のパーティメンバーがいたのかもしれませんが、作者に消されたんでしょうね。想像するだけ無駄ですが。
多分に漏れずこの作品も後書きでポイント乞食をしているのですが、文章の量が他の作品と比べて明らかに長く乞食しております。
日間ハイファンタジー5位以内をキープしているけれども、このままだと転落してしまいそうだからポイントほしいんだって。
私が見たときにはすでに6位に転落していました。この作品で一番面白い部分だと思います。




