表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
58/92

超遠距離から一瞬で敵を狙撃してたのに、何もしてないとS級パーティを追放された最強の弓使い~の感想

【タイトル】

超遠距離から一瞬で敵を狙撃してたのに、何もしてないとS級パーティを追放された最強の弓使い~ホワイトな帝国の軍部で俺を評価してくれる人達と働いてるので、今更泣きつかれても遅いです〜


【あらすじ】

主人公ガンマ・スナイプは弓使い。


ある日、所属するSランク冒険者パーティ【黄昏の竜】から、何もしてない無能として追放される。


しかし実はガンマの援護射撃によって救われた窮地はいくつもあった。

だがガンマの狙撃があまりに早く、また超遠距離から敵を倒すため、メンバーたちは彼の功績を理解してなかったのだ。


 パーティを追い出されたガンマの元は、途中でモンスターに襲われてる馬車を助ける。


 中には、学園時代の女友達メイベルと、帝国の皇女アルテミスが乗っていた。


「君をスカウトに来たんだ!」

「素晴らしい狙撃の腕です。ぜひとも、わが帝国の軍部に入っていただけないでしょうか」


一方、ガンマを失った黄昏の竜は、優秀な後衛を失ったことでパーティ崩壊していく。


【感想】

主人公は元々郊外で狩人として生活をしており、その腕を見込まれて王立学園の学園長からスカウトを受け入学したそうです。

普通なら学園で学生相手にイキり散らすパートが描かれるところですが、この作品では諸々カットされております。

「じゃあ主人公はイキらないのか」となりますが、ナローシュらしく後々ちゃんとイキってくれます。


で、本作品も追放されるのですが、追放元のパーティは学園の時にパーティを組み始め、実習では常にトップクラスの成績を収め、卒業後もパーティを組み続けています。

しかし、これは追放物なので、当然の如くパーティリーダーは人格に問題のある人物であり、「何もしていないから」という理由で追放を言い渡します。

学生時代にナローシュの実力は散々目の当たりにしているはずなのに、というかそもそもお荷物だと認識していたのに何故卒業後もパーティを組み続けていたのか、なろう作家なので考えているはずもありません。

コメント欄でもボロクソに批判が噴出する事態ですが、ランキングに載ってしまえば書籍化できて勝ちという風潮がある内は、このような茶番が延々と続くのでしょう。


ちなみに主人公には病弱な妹がおり、延命のために主人公が薬代を稼いでいる状態です。

まあ、この妹は序盤でちょっと言及されてそれ以降出てきませんけどね。

この作者、マジで先の展開を考えるということをしません。素人が読んでも実感できると思います。


追放を宣言された話に戻りますが、宣言前に達成した依頼では、飛竜王の部下の999体のワイバーンを主人公が事前に倒しておいたそうです。

そんな量の死体があったら普通気づくのですが、そうなると追放劇が成立しなくなるため、倒した後に作者が消し去ったのでしょう。

主人公は「せっかくパーティのためにやったのに」みたいに愕然とします。で、追放した奴はひどい目に遭うわけですが、作者の(クッソバレバレな)見えざる手が介入している以上、読者の留飲を下げるには作者自身の凋落が相応しいのではないでしょうか。(リアルではとっくに凋落してたりしてw)


追放され、新たに職に就く必要があるもリーダーによって就職できない主人公。

途方に暮れていた時、自身の索敵スキルが反応します。

主人公は周囲数キロの範囲を自動で索敵する能力があり、それによって狼の群れに襲われる馬車を発見します。

結果的にチートスキルで助けるのですが、襲われている光景を見て「助ける義理は全くない」と言い放ちます。

それまで冷血漢と思わせるようなキャラ付けは無かったのに、何故いきなりこのような心情を吐露させたのか。なろう小説を読んできた皆さんならわかるでしょうが、ナローシュもといなろう作家は「無償で力をふるうのはバカのすること」という腐った性根がこびりついているため、片手間で助けられるのにわざわざくどい言い訳を挟みます。

個人的な話になりますが、他の小説で似たようなエピソードがあったため、感想欄で質問したことがあります。作者から長文で罵倒され、ブラックリストに入れた宣言とコメントを消さずに永久にさらし続ける宣言をされました。

IQが20以上離れていると会話が成立しないという話がありますが、この時以上にそれを実感したことはありません。


馬車を助け町に向かっていると、助けた馬車が近づいてきて、中から女性が出てきました。

主人公はその女性の衣装と髪を見た後、当然のように胸を見ます。作者の性癖はロリ巨乳。

その女性は、主人公が学生時代の旧友であり、今は帝国(学園は王国であり、要するに他国)の軍に所属しているそうです。

で、パーティを首になった主人公をスカウトするために王国へとやってきました。

給料はパーティに所属していた時の2倍を提示され、主人公は帝国軍に行くことを決定しました。

しかし生活が安泰になったにもかかわらず、今後一切妹は存在を消されたかのように出てきません。

妹は人が入ってこれない程のド田舎に住んでいるそうですが、病人をそんな環境にほったらかしにして当人は美少女の同僚と乳繰り合う生活を堪能するわけですね。うんち。


帝国へ向かう途中、山賊の集団が近づいているのに気付いたナローシュは、1分足らずで5キロ先にいる20人の盗賊を全滅させます。

今後はこのように、主人公に圧倒的チートを持たせてしまったため、他のキャラが活躍できる場面がほとんどなく、「あいつ一人でいいんじゃないかな」状態が続きます。

んでもって戦闘後、同乗していた皇女に対して「これくらい普通だろ?」とイキります。お前は学園生活で何を見て来たんだ。


帝国に着き、所属する部隊員に挨拶することになった主人公ですが、ひょんなことから部隊員から勝負を挑まれます。

主人公の獲物は弓、そして部隊員の武器は銃、ときたら勝負の内容はわかりますよね?

そう、的を撃つ勝負……ではなくお互いを自身の武器で撃ち合う戦闘です。

考えてみれば、的を撃って技術を競うなんて描写は、なろう作家が100年かけても描けるはずありませんよね。殺し合い(に近い、というか一方的な虐殺)しか書けないのでしょう。

で、肝心の勝負の行方ですが、3メートル離れた位置から発砲された銃弾を主人公は余裕でかわします。

眉間と胸に向かってくる銃弾をどうやってかわしたか、本文では「回避した」しか描写されておらず、具体的な描写は読者の想像に任せるということでしょう。

なのでここは股間丸出しのM字開脚の状態でかわしたことにしておきましょう。描写を放棄するというのはこういうことだぞ?作者よ。


勝手な想像に作者が激怒したのか、銃弾をかわすだけに飽き足らず、さらに近距離で発砲された銃弾を掴んで見せます。

挙句の果てに、放たれた銃弾を弓で撃ち落とすなんて描写までされます。

撃ち落とされた銃弾は、全て主人公の矢が刺さっていました。ワイバーン999体の死体は残らなかったのに、これは残るんですね。時間が経過したら消滅するとか言い訳するんでしょうか。


決闘の翌日、主人公は初任務に挑みます。

集合は9時ですが、1時間の遅刻は許されているため、実質10時集合らしいです。

こいつら軍人、それも皇女直属の特殊部隊なんですよ、これで。

作者は労働がホワイトだと描写したいのでしょうが、軍人の時点でホワイトなんてあり得ませんし、取り決めが守れない軍人の集まりなんぞ只のサークル活動でしかありません。サークル活動でももっとちゃんとしてる。


初任務は王国で開かれるパーティに参加する皇女の護衛でした。

王国へ向かう途中、山のように巨大な亀のモンスターが王都へ向かっているところを発見します。

隊長曰く、Sランク相当の厄介な敵だそうですが、主人公が弓矢でレーザービームを撃って瞬殺しました。

今後も同様に主人公1人で問題を解決するため、せっかく仲間が出来たにも関わらず碌に掘り下げされず、ただひたすら主人公を褒めちぎる舞台装置でしかありません。


王都に着き、パーティに参加する皇女を護衛する任務に就いた主人公。

主人公には並外れた索敵スキルがあるため、普通は会場の外からテロリストを処理する仕事になります。

が、何をとち狂ったか隊長は主人公を会場内に配置し、しかも武器である弓なしで護衛しろという無茶ぶりをします。

先ほど決闘した部隊員も同様に銃を取り上げられ会場内に配置される始末……隊長がテロリストと内通していると言われても納得する采配です。


パーティの最中、突如照明が消え辺り一面暗闇に包まれますが、主人公は索敵スキルで暗殺者の位置を特定し仲間に知らせます。

ざっと見た感じ暗殺者の数は10人ほどらしいです。チェックガバガバってレベルじゃないでしょこれ。

弓があったら主人公一人で解決できるのですが、隊長曰く「仲間を頼れ」だそうです。

作者が足りない脳味噌をひねって熱い展開を書こうとしていますが、そもそも失敗したら大ごとになる護衛で糞みたいな采配をする舐めプを背景にどう熱くなれというのでしょうか。


会場の暗殺者を始末した後、さらにモンスターが会場に向かっているとの報告を受けます。

一体王国の兵士たちはどこで何をしているのでしょうか。描写されないため、読者から見たら主人公たちが活躍するために作者によって存在を消されたと解釈する他ありません。作者はいないいないばぁから遊びを進展出来なかったのでしょうか。


モンスターの正体は魔蟲族なる、かつて人間と敵対していた魔族が進化した存在とのこと。

チート能力にふさわしい強敵を用意しているつもりでしょうが、主人公が光の速度で矢をぶっ放したら速攻で撃退されました。

その後は魔蟲族との戦いになるのですが、最弱の個体とはいえ一般兵が銃で蜂の巣にしたら倒せるレベルなので、今後の戦いに全く期待が持てません。


ちなみに追放したパーティですが、今までリーダーを強化支援していた主人公が居なくなったため弱体化し、任務失敗して凋落というテンプレ展開になります。

「弓矢でどうやって強化するんだよ」って?パワーショットなるスキルがあって、矢を当てた相手の力を向上させていたんだって。

やってることがフレンドリーファイアにしか見えないんですが、味方に矢を放つ行為がパーティ内で問題にされなかったそうです。

あと、タイトルで「今更泣きつかれても遅い」とありますが、泣きつく前に魔蟲族に襲われ改造人間にされたため、ぶっちゃけタイトル詐欺です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ