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シエナ  作者: 緑月ナムル
雀蜂(ホーネット)編
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あの記憶

IRAは7年前、中学生でAIを見事に作ってみせたというニュースで世界中で天才少年、プログラミングの神童と呼ばれていました。

その日の朝、ランとIRAは黒豹偵察のため黒豹のアジトへと足を向かわせていた。

(車の中)ラン 偵察とか久しぶりだな〜懐かし。偵察って言っても屋敷の設計だったり、周りにどんな人たちがいるかを調べるだけなんだけどね…

IRA それも重要な手がかりになると思いますよ?

ラン そうなんだけどね…んっはあ〜。まさか、IRAの正体があのアイリスくんだったとはね〜

IRA あっはは…いや〜自分も常葉さんと藤原さんに会えるとは思っていませんでしたよ〜最後にあったのって6年前ですよね?

ラン そうだね。多分黒豹が攻めてきたときかな…??僕が瓦礫に埋まってた君を助けたんだよね?

IRA そうです!あれがなかったら僕死んでました…


6年前、裏世界中に戦慄が走った事件があったー。

その名も「ブラック・テラー」

裏世界で有名だった組織、黒豹のメンバーが突如全員暴走し、裏世界中を無差別に攻撃し始めたという、酷い事件だった。

毒蛇や阿呆鳥その他諸々の組織が全員協力し、命がけで暴走を止めた。犠牲者その数10万人以上…。阿呆鳥の先代第三部隊隊長ヒナ・アプリコットもこの事件で死亡した一人である。


ラン あのときは大変だったな〜……そういえば、IRAくん出身は地上だよね?どうしてこの世界に?

IRA 僕が地上でプログラムの天才アメリカ少年と呼ばれていた頃、実は僕の家族が全員とある事故に巻き込まれて死んでしまって…その時僕はたまたま家にいて、僕だけ助かってしまったんです。

そこで、途方に暮れていた時にパソコンに一通のメールが来たんです。

IRA アスキーコードでこういう風に書かれていたんです。

「君、蜂の蜜を吸ってみないか?」って。


戦慄の事件

どん底に落ちたIRA 

そこに光を指すようにきた一通の手紙…

杏子の家は超英才教育家庭だったため、テレビを見せてくれなかったので、同じ地上にいたのに、IRAを知らなかったのです。

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