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JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
5章 BeReal.とプライバシー侵害〜無防備なReal.〜

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5−11 通知と、警報と

 ピロリン!


 私たちのスマホが同時に鳴り響いた。


 あの特徴的な通知音だ。


「あ、BeReal.通知来た!」


 さっきまで反省していたはずの七香が、反射的にスマホを構える。


「ちょ、七香! 今の話聞いてた!?」


「だって2分しかないもん! はい、チーズ!」


「あっ、背景!後ろ大丈夫?ねぇ――!?」


 私が慌ててスマホを奪おうと手を伸ばした瞬間。


 ――カシャッ。


 無情なシャッター音とともに、私たちの『無防備なリアル』が、またデジタル空間へと放たれていった。


 セキュリティの穴が、私たちの反射の中に潜んでいる。


「セキュリティの要は人の心」


 私はパパがいつも言っている言葉を思い出していた。


 それを理解しない限り、この通知音は危険を知らせるアラームということになる。


 私のスマホに、七香のリスのようなキラキラの笑顔と、髪を振り乱した私の無防備な顔写真が並んで流れてきた。


 無防備なリアル。


 この顔が拡散されるのはリアルJKとしての脆弱性あなだ。


(無防備なReal. 完)


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