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JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
5章 BeReal.とプライバシー侵害〜無防備なReal.〜

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5−2 外と、内と

「これ、隣のクラスの子の投稿なんだけどさ。見て、この背景!」


 七香が目の前に出してきたスマホ。


 メインに写っているのは、慌てて変顔をしている隣のクラスの女の子の自撮り。だが、七香が指差したのは、その背後に写る、カフェの奥の席だった。


「これは……生活指導の田中先生?」


「そ! しかも向かいに立ってる女性、誰だと思う? 3組の男子のお母さんだよ!」


「えっ!?」


「先生と生徒のママが、平日の昼間に密会……これって、不倫じゃない!? 禁断の愛!?めくるめく白昼の情事! やだー、やばいー!?」


 教室に響く七香の声。

 数人が「え、なになに?」と振り返る。


 確かに、田中先生と女性が親密そうに話し込んでいるように見える。だが、私の勘が、別の可能性を告げる。

 決して良い方向のものではない、ちょっとしたアラート。

 パパがよく言っている「俯瞰的な視点」でみると、これはどうなんだろう?


「……七香、これ気をつけたほうが」


「えー、なんで? もうみんな騒いでるよ?」


(……あちゃー、遅かったか)


 <つづく>


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