番外編4−7 またしてもQRコード?
ピコン!
またしても七香からLINEが送られてきた。
しかも今度はQRコード。
どうしよう。あんな話を聞いた後で、すごい読み込みにくいじゃん。
「七香、何これ?」
「いいから開いてみて」
ええい!
私は意を決して、QRコードをタブレットで読み込んだ。
?
動画?
これは、私たちの教室?
あれ?これ私の後ろ姿?
「つ・む・ぎー」
「うわぁ!」
画面の中の私が、たまごサンドを放り投げて、床に這いつくばっている。
え?ちょっと、これ。
私のパンツ見えてない?黄色いのがちょっと見えて、これポムポムプリンの…!?
「…七香」
「見た?」
「…なんてもの撮影しているのよーっ!!」
「へへーいいでしょ?決定的瞬間!」
「消して!今すぐ消して!」
「えー、最高にエモい瞬間なのに?さっきまでウチの家族で見てたんだよ?すごい盛り上がってた。みんな大爆笑。流石キラーコンテンツ紬ちゃん、持ってるねー!」
「か、家族?みんな?それって七香の弟くんも、お父さんも?」
「え?うん、そうだけど?」
「お、男の人に、私のパ、パ、パンツ…」
「もーそんなの気にしてないよ?紬、弟と一緒にお風呂入ってたじゃん」
「それ小学生の頃の話ね!」
「おねしょしてたことだって」
「それ幼稚園ぐらいの時ね!黒歴史これ以上出さないで!」
またしても、私の脆弱性が世に出てしまった。傷に塩どころではない。手術後にハバネロぐらいのやつ。
七香、もう私のライフはゼロよ。
明日、七香のスマホのフォレンジックしなければ!
誰かにキャッチされちゃう前に!
<番外編4 ドロップキャッチとQRコードと紬と 完>




