表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
4章 ドメイン売買の落とし穴〜ドロップ・キャッチ〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
57/96

4−9 手打ちの作法

「じゃあ、どうすればいいの? 小島くん、裁判とか言われて、震えてるよ」


 私は、冷めかけたカフェオレを一口飲み、不安そうにパパを見た。たかが部活のサイトを作ろうとしただけで、法廷闘争なんて、あまりにも理不尽だ。


「裁判か……。確かに、法的に争えば小島くんが勝つ可能性は高い。彼は正当な手続きで購入した『善意の第三者』だからな」


 パパは静かに言ったが、すぐに首を横に振った。


「だが、高校生が抱えるには、負担が重すぎるだろう」


「だよね……。小島くん、メンタル弱そうだし」


「だからこそ、ここは『手打ち』にするのが賢明だ」


「手打ち?」


「ああ。一番平和的な解決策は、『ドメインを譲渡する』ことだ」


 パパの提案に、私は少し拍子抜けした。


「えっ、タダで返しちゃうの? 向こうは『泥棒』呼ばわりしてるのに?」


「いや、タダではない。小島くんも自分のお小遣いで取得費用を払っているんだ。その実費は請求していい。プラス、手続きにかかる『事務手数料』として、少し色をつけてもらうくらいが妥当だな」


 パパは悪戯っぽく片目を瞑ってみせた。


 <つづく>


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ