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JK紬のセキュリティ相談室2、女子高生がセキュリティの力で事件解決しちゃいます  作者: 雨後乃筍
3章 怪談話をセキュリティで解きほぐす〜学校七不思議〜

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3−9 アップデート

 パパが語った怪談話はこうだった。


「夜のプールに浮かぶ顔、それは光の反射や建物の壁によるシミュラクラ現象でした。でもこのことを調べている内に、もうひとつシミュラクラ現象では説明のつかない話がありました。これは、今、高校生になっている卒業生の話です」

「その子の同級生のA君とB君が夜学校に忍び込んで、プールで遊んでいたそうです。このシミュラクラ現象であることがすでにわかっていたので、A君とB君は怖がることなく夜のプールに忍び込んでいたそうです」

「でも、遊んでいるうちにA君の姿が見えなくなり、怖くなったB君は逃げ出してしまったそうです」

「翌日、B君は恐る恐る学校に行きました。不思議なことに学校では誰かが溺れたとか騒ぎになっているわけでもなく、それどころか学校でA君の事を知っている人はいませんでした。A君の机は無くなっていて、生徒リストにもA君の名前はありません。まるでA君が元々存在していなかったかのように」

「不思議に思ったB君はA君の家を訪ねて行きました。そこには間違いなくA君のお母さんがいたのですが、そのお母さんは「うちには子供はいない」と言ってきたそうです」

「A君は存在ごと消えてしまったのです。A君はどこに行ってしまったのでしょうか?どこか別の世界に連れて行かれたのでしょうか?それとも宇宙人に連れ去られていったのでしょうか?」

「B君は、ずっとA君のことを言っていましたが、誰からも相手にされませんでした。そしてB君自身も、そのうちどこかへ引っ越してしまったそうです。夜のプールに忍び込んだ二人の行方は、現在もわかっていないそうです」


<つづく>


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