3−2 最近の小学生は!
「紬ちゃーん」
元気な声が、背後から聞こえた
「明美ちゃん!」
明美ちゃんが大きく手を振りながら追いかけてきていた。
明美ちゃんは「コックリさん」事件(前作参照)以来、会えば声をかけるぐらいの関係になっていた。明美ちゃんの家が、近くにあるため会うことも多い。
「明美ちゃん、今学校帰り?」
「うん、今日は委員会があってちょっと遅くなっちゃった」
「明美ちゃん、なんの委員会やってるの?」
「新聞委員会、学校新聞とか作ってるんだ」
そういえば、私が小学生の時も学校新聞ってあったな。
「紬ちゃんは、もう帰るの?」
「今日は友達も部活があって、私だけなんだ」
「紬ちゃん、JKなのにカレシとかいないの?」
……なっ!?このマセがき……!
イヤイヤ冷静に冷静に……相手は小学生……私は花のJK。
「カレシなんていないよー、明美ちゃんだっていないでしょ?」
「ふーん。カレシはいないけど、コクハクされたことはあるよ」
……なんですと!?
「でも断ったんだよね、なんかカレシってのとは違うなーって」
まったく、最近の小学生は!なんか急にオバサンになった気分だよ。
「え……、じゃ、その……、明美ちゃんの友達で……、その……付き合っている子とかいる……の?」
「うん、知っているだけで4人ぐらいいるかな?」
……私、彼氏いない歴18年なんですけど!?……全く、最近の小学生は!!
「そうそう、紬ちゃん聞いてよー、今日の新聞委員会でさ、学校七不思議のこと調べることになっちゃった。こっくりさんのことがあったからあんまり気が進まないよ」
「まあでも、面白そうじゃない。明美ちゃんの学校の七不思議ってどんなの?」
<つづく>




